初心者でも簡単!羊毛フェルト(ニードルフェルト)の作り方とコツをご紹介
2019年9月2日(月曜日)
羊毛フェルトはふわふわの羊毛から形作っていく、ちょっと不思議な手づくり。モチーフができあがるたびにわくわくしますよ!
目次
羊毛フェルトとは?
羊毛フェルトとは、ニードルフェルトともいい、小さな刻みのついた専用針で羊毛をサクサクと刺すことで形を作っていく手法です。糸で縫い合わせたりしなくても、針1本でいろいろな形を作ることができます。
必要な材料と道具
羊毛のほか、専用の道具を使います。
・羊毛
一般的に羊毛は写真のようにロープ状で販売されています。それを必要な長さにカットしたり、裂いたりして使います。
・フェルティング針
針先に小さな突起があります。針で羊毛を何度も刺すことで繊維どうしが絡まって、ふわふわの羊毛がフェルト化します。
・フェルティングマット
フェルティング針を刺す際に下に敷くマットです。マットの下にはさらに不要な雑誌などを敷いておきましょう。
羊毛フェルトの作り方-きのこ作りに挑戦してみましょう!
今回は「きのこ」を作りながら基本的な3つのテクニックをご紹介します。 色鮮やかなきのこをニードルフェルトで表現しましょう。
◇立体にする:きのこのかさを作ります
羊毛を5cmくらいにカットして、手のひらで転がして丸くまとめます。
外側を中心へ折りたたむようにして形をまとめ、まずは折りたたんだ部分を集中的に刺します。
次に全体を刺して形を整えていきます。サクサクと音がするくらいまでの深さまで何度も刺します。
かさの下側は平らになるように形を整えながら、中がぎゅっと詰まった感じになるまで刺します。
◇立体にする:きのこの柄を作ります
羊毛を6cmくらいにカットして、さらに半分に裂きます。
長さを半分に折って、きつく巻きます。
指でしっかり押さえて、形を整えながら刺します。
かさとつながる部分は刺さずにふわふわのままにしておき、底は平らになるように集中的に刺します。
◇羊毛を重ねる:模様をつけます
できあがったきのこの傘に、模様をつけていきます
ごく少量の羊毛を指で丸めて斑点の形に整えます。
かさの上に置いて、針で刺すと斑点がつきます。
◇パーツをつなげます
きのこの傘とパーツをつなげる仕上げ作業です。
かさの下側に柄を乗せて、ふわふわの部分をかさの中心に入れ込むように刺します。
完成! ニードルフェルトでこんなにかわいいきのこができあがりました〜!
リズミカルに楽しむ羊毛フェルト
羊毛フェルトはサクサクと針を刺して形を整えていくのが楽しい時間です。リズミカルに針を刺して、素敵に作ってくださいね!
クチュリエブログでは、 さまざまな手づくりのコツやたくさんのお役立ち情報を掲載しています。手づくりキットを販売しているクチュリエショップや、公式SNSアカウントもお見逃しなく!
コメントを投稿する
コメントはブログ管理者が公開するまで表示されません。