パーツハンターユミのお宝探訪
2023年12月18日(月曜日)
キラキラしたものに目がない、生来のパーツ好きの私が今回なんと! 大好きで大ファンのお店とタッグを組んで真鍮パーツセットを企画! お話したいことがテンコ盛りです。
真鍮プレスパーツって?
真鍮プレスパーツとは、その名の通り、真鍮の板に専用の器具でプレスし、凹凸をつけて作られたもの。立体感や繊細なエンボスが特徴で、リーフ形のパーツなら、葉脈のすじや葉の反りまでが繊細に表現されています。あまりの美しさについうっとりしてしまうのですが、なんとのこのパーツを作るには、今も人の手による工程があると言うからびっくり。
これらのパーツを製造するアメリカの工房は、1950年代、コスチュームジュエリー向けに真鍮パーツを生産していたそう。コスチュームジュエリーというのは、宝石や貴金属ではなくガラスパールや真鍮などを使い、デザイン性やファッション性で勝負するアクセサリーのこと。かのココ・シャネルもこれを支持し、その魅力が一世を風靡したんですって。ミリアムハスケルに代表されるヴィンテージアクセサリーは今もなお多くのファンを魅了し続けています。その発展に大きく貢献したのがこの真鍮プレスパーツなのです。
サクラシーエスさんとの出会い
このアソートセットの企画が実現したのは、ヴィンテージパーツショップ「サクラシーエス」さんとの出会いから。お店には所狭しとヴィンテージビーズやパーツが並んでいて、そこはまるで宝箱! ついあれもこれも欲しくなってしまいます。
そんなお店とのタッグから生まれたのが、この特別なアソートセット。美しさとかわいさ、パーツとしての使いやすさを兼ね備えたものを店主と一緒に選りすぐりました。あまりアクセサリーを作ったことがない人にも楽しんでほしいからと、店主が手作業で真鍮パーツに石留めをしてくれたモチーフも。もともとこのお店のファンなので、私は感無量です。
真鍮パーツの楽しみ方
変色を防ぐためにメッキ加工がほどこされることの多い真鍮ですが、このパーツは素の真鍮そのまま。経年による色の変化をレザーのような感覚で楽しめるのも魅力! (変色した真鍮は、お酢で少し色を戻すことができますよ)
合金と比べて加工しやすいのもおすすめポイントで、ペンチで曲げたり、立体感をつけたりとアレンジ可能。曲げ方や組み合わせ方次第でかなりオリジナリティーが出せるので、アクセサリー作家さんに人気の材料ということにもうなずけます。とくにパールとの相性は抜群なので、ぜひトライしてみてくださいね。
サクラシーエス
京都市右京区龍安寺五反田町6-1 https://sakuracs.ocnk.net/
プランナー ユミ
ビーズやビジューなどキラキラしたものが大好き。「こんなアクセサリーが作りたいな~」と妄想するものの、素材のコレクションだけが増えていくばかり…。
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