ユキンコの自遊きままな暮らしの手づくり〜牛乳パックのいすカバー〜

2021年12月6日(月曜日)

みなさま、こんにちは。お元気ですか。今月は放課後等デイサービスで働く知り合いに頼まれて、牛乳パックを材料にしていすを作りました。その施設は一日の利用人数が10人だそうで、10個のいすづくりをスタート。「六角形や円形などいろいろな形があると楽しそう」と最初は好き勝手な完成形を思い描いたのですが、「同じ形のほうが片づけやすそう」「カバーは汚れて洗濯することも多いんだろうな」「古くなったら作り直すこともあるかも」などと思い巡らせるうち、シンプルな立方体がよさそうという結論にたどり着きました。

次は制作。知り合いから「牛乳パックの中に、切り開いた牛乳パックを9枚入れると強度的にはいい」と教えてもらって必要量を試算……、いす1個作るのに牛乳パックが最低90個は必要。それを10個だから合計900個!?

材料集めが大変だなと思っていたら、その施設ですでに大量にストックしているからとそちらを譲っていただけることに。ふだんそこでは「トイレットペーパー1巻作るのに牛乳パック何本いるかな?」などとおしゃべりしながら牛乳パックを洗ったり切り開いているの」という話を聞いて、先生や子どもたちが楽しく作業している様子が目に浮かびました。

「形がシンプルな分、布の色を明るく元気にしよう!」「牛乳パックもリサイクルだから、私も生地を買って作るんじゃなくて、今持っているものだけで作ってみよう!」と考えて生まれたのが今回のいすカバーです。つなぎ合わせた布の大きさも柄もバラバラだけど、「赤いいす」「青いいす」と子どもたちが呼べるように、色系ごとに布を分けて仕上げました。「赤色にもいろんな赤があるんだな」とか、「ここの布はなんでこんな形なんだろう」など、使っている中で、このいすが何かしら子どもたちの感覚を刺激するものになっていたらいいなと思いました。さあ、これからプレゼントしに行くぞ~。

ユキンコ

『クチュリエの種』創刊時から作品を担当。娘の成長とともに自分の時間も増えてきました。 最近はソーイングにどっぷりはまり中。 instagram:@yukinko_no_kurashi

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