フェリシモ「野鳥基金」から2024年度に基金を拠出した「一般社団法人 バードライフ・インターナショナル東京」さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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これからも継続的な調査・研究活動を続けます
鳥類は生物の多様性をはかる基礎データとしての役割をもっています。世界中の鳥を調査し、絶滅危惧度を評価することは、環境保全活動に欠かすことができない大切な活動であり、バードライフの活動の根幹を支える重要な役割でもあります。
バードライフの研究チームは高い専門性を持つメンバーで構成され、鳥類やその生息環境の調査・研究活動をしています。数年ごとに世界の11,000種の絶滅リスクを再評価し、この1年間では世界全体の鳥類の42%、4,742種が再評価されました。その調査・研究データは、世界中の野生生物の絶滅リスクを示すIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストとして活用されています。

今回の調査では、ケープペンギン、ハマシギなど38種の絶滅危惧度が上げられました。
一方で、継続的な調査によってデータ不足が解消した94種を含め、101種が絶滅リスクを下げたと報告されました。
沖縄本島固有種のノグチゲラは、森林保護と外来種のマングース駆除プログラムの成功により、絶滅リスク深刻な危機(Critically Endangered)から危機(Endangered)にランクダウンしました。

バードライフはこれからも継続的な調査・研究活動を続け、鳥類とその生息地の改善、世界の環境保全に貢献してまいります。
〈支援者のみなさまへ〉
みなさまのご支援に心より感謝申し上げます。
バードライフでは、喫緊の環境問題に対して、世界123ヵ国のパートナーと協力しながら環境保全に取り組んでまいります。
みなさまのご参加が地球の環境保全に繋がります。今後ともご支援を賜りますようお願いいたします。

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