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2017年度基金活動報告 ―南相馬市鎮魂復興市民植樹祭(鎮守の森のプロジェクト)―

2017年度の「フェリシモの森基金 植樹レポート」をご紹介します。該当するのは次の基金です。

 

「フェリシモの森基金 植樹レポート」2017年10月14日(土)開催

災害からいのちを守る森を作る「鎮守の森のプロジェクト」による「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」にお客さまと参加しました!

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次世代に森を残していくために、お客さまから毎月1口100円をお預かりして、国内外の緑化や植樹活動を応援する「フェリシモの森基金」(1990年~)。
2015年からは東日本大震災の被災地での植樹活動を支援し、3年目となる今年は、10月14日(土)に開催された「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」を支援させていただきました。これは、当基金の支援先である「公益財団法人鎮守の森のプロジェクト」が同市と連携して開催しているものです。
フェリシモからはお客さま11名とスタッフ5名が参加しました。

当日は、あいにくの雨。仙台市を出発したときは晴れ間がのぞいていたのですが、南相馬市に近づくにつれ、だんだんと雲行きが怪しくなりはじめ、植樹会場の原町区雫字南谷地内に到着する頃には雨は本降りに。
そんなハードなコンディションにもかかわらず、約2,000名のボランティアの方々がウインドブレーカーやレインコートに身を包み、会場に大集結しました。
開会式には、「鎮守の森プロジェクト」理事長の細川護煕・元首相や、芸人のなすびさん、楽天イーグルスのマスコットも参加して、会場の熱気は高まります。

植樹する苗木は、シイやタブ、カシなど、この土地の植生にあわせて選ばれた広葉樹。この日会場全体で植樹したのは約2万本です。
植樹用に5メートルほどの高さに盛られた、マウンドと呼ばれる長い土手へ向かいます。ぬかるみと水たまりに足をとられそうになりながら、担当のブロックに移動します。チームフェリシモはB-11ブロックへ。

まっすぐに高く盛られた小山のような土手が続いています。

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指導スタッフさんの説明を聞いて、さっそく植樹を開始します。苗木をかついでマウンドの上まで。重いので男性が担当します。

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密集しすぎないように、三角形を描くように苗木を植えていきます。一本ずつ思いを込めて。お子さんの参加者もがんばっています。

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下まで植えたら次は、乾燥と雑草対策のためのワラを敷いていきます。雨に濡れて重く、ほぐしにくくなり、ちょっと難航しました。

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最後に、敷きワラが飛ばないようにロープを張りました。植樹完了!

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はげ山だったマウンドは、一面苗木に覆われ緑に。

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がんばったみんなで記念撮影。全身びしょ濡れになってやりきった満足感いっぱいの笑顔!

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これまで数多くの植樹をおこなってきたフェリシモのベテランスタッフが「こんなひどい雨の中の植樹は初めて」というほどの悪天候のなか、無事に予定通りの植樹を実施することができました。10年後か20年後には地元の人たちを災害から守ってくれる立派な森に成長することでしょう。

 

<支援者のみなさまへ> 

この場をお借りして、日ごろ「フェリシモの森基金」にご賛同いただいているお客さまみなさまに心より御礼申し上げます。
「フェリシモの森基金」では、みなさまからのたくさんの思いが集まり、全国の自治体等の協力を得て、これまでに412,220,955円を拠出し、国内海外合わせて41ヵ所の植樹をおこなっております。これまでに植えた木は2,659万本以上となります。(2017年10月現在)
これからもみなさまから寄せられる地球環境や誰かのしあわせな未来を思う気持ちをもとに、国内外の森づくり等を支援してまいります。

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