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地球村の基金活動報告ー「東ティモール エルメラ県アッサベ郡 野菜の栽培環境改善事業」(公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン)

2022年に「フェリシモ 地球村の基金」から支援を行ったプロジェクト「東ティモール エルメラ県アッサベ郡 野菜の栽培環境改善事業」の活動レポートを、「公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン」さまよりいただきましたので、みなさまにご報告します。

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〈プロジェクトの中間報告〉

野菜の栽培環境改善事業(3ヵ年)では、乾季で水不足が顕著なアッサベ郡の12集落の農民グループを対象に、農業用水設備の整備(水源の保全、貯水タンクの建造、点滴灌漑設備の敷設)、簡易ビニールハウスの設置、農業用水設備の維持管理をしていくための能力強化研修の実施を3つの柱として活動を行ってきました。

ビニールハウスを設置している様子

今年は新たに9つの農民グループが開墾し、その拡大した共有農地に簡易ビニールハウスを設置することができました。

ビニールハウスが設置されたことを喜ぶ農民グループメンバー

東ティモールでのビニールハウスの活用は、主に雨季(12月から5月)に暴風雨や害虫被害などから野菜を守り栽培することを目的にしています。当事業では予定していた時期よりも早い6月までにビニールハウスを設置することができました。乾季(6月から11月)のいまは、強風から野菜を守ってくれています。

また、ビニールハウスが設置された農地に併せて点滴灌漑設備を敷設したことで、水栓を開閉するだけで水やりができるようになりました。そのため乾季であってもほとんど水やりに労力をかけることなく野菜を栽培することができています。

現在はトマトやなす、葉物野菜などをビニールハウスで栽培しています。完了報告ではこれらの野菜の収穫と収穫後についてご報告する予定です。

〈現地の様子・現地の声〉

当事業の対象地域では、雨季は天水に頼った穀物を栽培し、水が得られない乾季には野菜栽培すらできない農家が数多くありました。しかし、農民グループの共有農地に、農業用水設備を建設しビニールハウスの中に点滴灌漑設備を敷設すると、年間を通して野菜栽培をすることができるようになりました。

これによりこの地域の人たちは、雨季でも乾季でも緑黄色野菜が摂取できるようになり、より栄養バランスのよい食事が取れるようになりました。特に子どもたちや妊婦さん、授乳中の女性たちの栄養状態の改善が期待されています。また、野菜の販売に成功した農民グループのモチベーションも高まり、収入向上につながることが期待されています。

ビニールハウス内で農地を耕す農民グループメンバー

■ジョアニーナ・ドス・サントスさん(35歳)からのメッセージ

「ビニールハウスを支援していただいたおかげで、野菜を一年中育てることができるようになりました。野菜は自分たちで食べたり、市場や近所の人に売ったりしています。そして、野菜を売って得た収入は、子どもの教育費など家族のために使っています。収入が得られたことで自分に自信がつきました。これまではじょうろで野菜に水をやっていましたが、いまはビニールハウスにある点滴灌漑用の栓を開閉するだけで水やりができるので、負担も減ったと感じています。」

左から2番目の女性がジョアニーナさん

〈支援者のみなさまへ〉

「フェリシモ 地球村の基金」からのご支援で、新たに拡大した共有農地にビニールハウスを設置することができました。

農民グループメンバーはビニールハウスを活用し、さらにたくさんの野菜を栽培するために計画を立て、現地のプロジェクトチームは農民グループメンバーがより農業技術を高め収穫を増やし、長く農業用水設備が使えるように支援をしています。

他にも私たちはジェンダー平等の促進に取り組んでいます。野菜栽培を通じて女性農民メンバーが栄養状態の改善に貢献したり、野菜の販売で得た現金収入が家庭での立場を引き上げ、自信を持って生きていく一助になれるよう、これからもこの活動を継続していきます。

(公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン 高木さまより)

東ティモール エルメラ県アッサベ郡 野菜の栽培環境改善事業
実施場所:東ティモール エルメラ県アッサベ郡の4村落12集落
実施期間:2023年2月14日~2024年2月13日(3ヵ年事業の3年次)
(うち、簡易ビニールハウス設置は2023年9月~2023年11月予定)
・プロジェクトの詳細はこちら
・ケア・インターナショナル ジャパンさまのその他の支援活動はこちらから

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