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スウェーデンのチョコレート

2019.12.19

パーフェクト!思わず言っちゃう美チョコ・ヤン ヘッド&マリア エスカランテ

マルメに行きました。スウェーデン第3の都市だそうです。
そのマルメの街のはずれ。と言っても、自然の中ではなく工場地域です。何となく街ががらーんとしてて誰も歩いてない。一人じゃなくて良かったー。

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ここに本当にショコラティエが?
そう思った時に電話がつながり、工場に招き入れられました。中に入ったら思った以上にでっかい。
ヨーロッパで大きな工場は作っている現場を見せてくれないけど、ここもそのクラスでした。北欧や中東の大手航空会社のファーストクラスや機内販売に卸してるそうで、まぁ普通、商談と言えばこういう工場の横の商談スペースで試食と会社資料を前に…という、こういうスタイルなんだろうけど、私はあまりなじみがないケース。

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うーん、どうかなー、と思っていたら。チョコが……いい!

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何と言うか、心を感じるのです。オートメーションなのに、誰かに言われた通りに作ったんじゃなくて、「私はこうしたいの」という意思を感じる。

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前にラトビアのプーレを訪れた時もそうでした。
実は時々日本のコンビニチョコとかでも、見えない誰かの思いが見えることがあります。
私はチョコから溢れ出るそういう思いを感じて、それに反応するのです。
もちろん、このクラスになると立派な分業で機械化で、航空会社にも納品できる鉄のマニュアルがあって、売上の数字を押してくるけど、でも私には充分です。あなたの会社、好きですよ。

元々はペルー人のマリア エスカランテさんという女性が、北欧で大変有名な菓子職人のヤン ヘッド氏と出会って始めたショコラトリー。
今の流行もしっかりと取り入れた、ペイントの美しいアート系のチョコが試食にずらりと並ぶあたりさすがです。いろんな意味でパーフェクト!

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そんな見た目イマドキ、中身がっつり本気のチョコをぜひ味わっていただきたいと思います。

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ヤン ヘッド マリア エスカランテ ペルーファーム
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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴25年以上、「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに約500ブランド・約2,500種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは約250ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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