和モノづくり。とは

Sunny clouds 和モノづくり

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柴田さんのピンタックブラウス

柴田さんのピンタック。

今回は、以前よりお会いしたかった『シバタピンタック』の柴田さんにお話を聞かせてもらいに、群馬県の太田まで行ってきました。和モノづくりのアイテムで時々タックデザインの商品を企画していたのですが、そのタックがとてもきれいに縫われていて、聞くと「ピンタック専門の加工場にお願いしている」ということだったので、一度縫製しているところを見てみたかったのです。

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『シバタピンタック』は、柴田さんが勤めていた縫製工場から独立されて以来、40年以上ピンタック専門でやってこられたそうです。ピンタックには同時に何本も縫える専用の加工機もあるのですが、それだと後ろ側にもヒダができてしまうため、肌ざわりも納まりも悪い。柴田さんが使っているのは、独自で改良したシンプルな本縫いミシンとアタッチメントです。タックの一本一本を、今までの経験と技術を駆使して、ていねいに縫われています。だから後ろ側はすっきりとフラットで、タックの微妙なゆらぎが繊細な味わいを生んでいます。シバタピンタックは柴田さんひとりでされているので、今回の商品はすべて柴田さんが縫ってくれることになります。78歳の柴田さんの『業』が光るピンタックブラウスをぜひ手に取ってみてください。

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規定本数縫い終わると、アイロンをかけて寸法をはかり、指示通りか確認します。ひっぱる強さを加減しながら0.1mm単位で調整していくそうです。右下の写真は柴田さんが使うピンタック七つ道具。

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「和モノづくり。」とは?

よりイメージ通りのモノができるように、価格以上の価値のあるモノができるようにと、
サニークラウズでは中国工場と直接契約を結び、商品生産を行うことで、
コストの削減と情報伝達の簡素化を行ってきました。
手探り状態で始めてからもう十年以上がたちました。
始めのころはできないことだらけだったのに、日進月歩で技術力が向上し、
日本でできるほとんどのことが、今では中国でもできるようになっています。

しかし、岡山産ジーンズを企画したことがきっかけで、
「やっぱり日本でしか作れないモノがある」と感じるようになりました。
それは、作り手の心意気や誇り、日本人の価値観のようなものが伝わってくるモノ。
日本製=良質ではありません。中国ならできるのに日本ではできないこともたくさんあります。
両方のよい点、悪い点が分かりだした今だからこそ、
これからは日本の生産背景でしかできないモノ作りをみなさんに紹介していきたいと思い、
この「和モノづくり」を始めました。日本人ならではの匠の技を駆使したアイテムを、
企画していこうと思っていますのでご期待ください。

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「和モノづくり。」とは?

よりイメージ通りのモノができるように、
価格以上の価値のあるモノができるようにと、
サニークラウズでは中国工場と直接契約を結び、
商品生産を行うことで、
コストの削減と情報伝達の簡素化を行ってきました。
手探り状態で始めてからもう十年以上がたちました。
始めのころはできないことだらけだったのに、
日進月歩で技術力が向上し、
日本でできるほとんどのことが、
今では中国でもできるようになっています。

しかし、岡山産ジーンズを企画したことがきっかけで、
「やっぱり日本でしか作れないモノがある」と
感じるようになりました。
それは、作り手の心意気や誇り、
日本人の価値観のようなものが伝わってくるモノ。
日本製=良質ではありません。中国ならできるのに
日本ではできないこともたくさんあります。
両方のよい点、悪い点が分かりだした今だからこそ、
これからは日本の生産背景でしかできないモノ作りを
みなさんに紹介していきたいと思い、
この「和モノづくり」を始めました。
日本人ならではの匠の技を駆使したアイテムを、
企画していこうと思っていますのでご期待ください。

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