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初心者から上級者まで楽しめる手芸・手づくりキット、ハンドメイド雑貨の通販ならCouturier[クチュリエ]
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「日常に新しいもの、美しいもの、楽しいもの」をテーマにしたインテリア雑貨・北欧雑貨・ハンドメイドキットを取り揃えています◎
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チョコレート好きなあなたへ! 『チョコレートバイヤーみり』が世界中から発掘してきたウルトラレア&プレミアムチョコが大結集! 日本初上陸ブランドも見逃せません。
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美味しいご当地ものや季節の実り、独り占めしたい特別スイーツに季節の手みやげなど、大人にぴったりの美味しいを産地直送でお届けします。
その他
ライフコンシェルジュ[ライフコンシェルジュ]
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ショッピングバッグ
ショッピングバッグにアイテムはありません。
1,360件 見つかりました
大きなブロックチェックを主役にした、かっぽう着シルエットワンピのコーディネイトセット。インパクトのある大きなチェック柄は、モカベージュ×茶×黒の組み合わせで落ち着いた雰囲気になっています。アームホールを大きくとり袖幅もゆったりとさせリラックスしたつくりですが、デコルテから肩まわりはすっきりと仕上げています。キュロット風に広がったワイドパンツと合わせることでAラインになるコーディネイトです。
サニークラウズワンピ&ワイパンツ〈レディース〉
¥10,780
売り切れ
冬でも花を飾る。
花が大好きな津田さんが、冬でも花に囲まれていたいという思いで作った、花の刺しゅうをほどこしたジャンパースカートを軸にしたコーディネート。ノースポール・ウィンターコスモス・キンセンカ・ルリハナガサの4種類の花を刺しゅうしています。華やかな色とりどりの花刺しゅうを引き立てるために、トップスとジャンスカは白と黒のモノトーンでまとめました。それぞれ単品としての着まわしやすさも考えて作っています。
サニークラウズ花好き津田コーデ〈レディース〉
津田さまは魔女。
黒が基調の魔女をイメージして作った津田さんのコーディネート。あえて花を白でなくグレーでトーンを落ち着かせた小花プリントのスカートは、すそに切り替えを入れて、ヘムラインを無地でキュッと締めました。スカートが主役なのでトップスはシンプルなデザインに。ポイントとして左前身ごろに3本のピコステッチを走らせています。シンプルななかにも、ちょっとした小技を盛り込んであるのが津田さんならではです。
サニークラウズ津田さまは魔女コーデ〈レディース〉
コシが自慢のうどんシャツ。
日本製生地ブランドの「シャトルノーツ」といっしょに、讃岐うどんのようにコシと味わいのあるシャツを作りました。深い味わいを出すにはまず食材から。今回使っている糸は、うどん県の丸亀にある紡績工場で特別な糸を紡いでもらっています。糸は「精紡」という工程でしっかり撚り(より)をかけられて出来上がるのですが、その前は「スライバー」と呼ばれる極太うどんのような状態です。そのスライバーに、今回「企業秘密」の落ち綿を2種類以上混ぜ込んで、ネップとスラブ感が出せる特別なスライバーを使っています。特製スライバーの隠し味がきいたこだわりの糸を、ロープ染色という芯まで染まらない方法でインディゴ染料を使って染めて、しっかりと打ち込んでコシのある生地に仕上げています。縫製はもちろん日野縫製さん。着るほどにインディゴの色が褪(あ)せていき、ネップやスラブが表情豊かに浮かびあがって味わいが増すインディゴシャツ。ぜひともこの冬召しあがってほしい「うどんシャツ」ができました。
サニークラウズ落ち綿うどんシャツ<レディース>
¥10,267
販売終了
サニークラウズ落ち綿うどんシャツ<メンズ>
気仙沼から、繋ぐ想い。
今回の和モノづくりでは、去年の夏に「潮風ワンピース」でご紹介した、気仙沼にある日野工場さんにもう一度おじゃまさせてもらいました。日野さんのところに着いて、まず目に入ってきたのが自宅の前に建ったプレハブの工場。一年前は、周りで唯一流されなかった自宅の1階を工場にして縫製や仕上げを行っていたのですが、現在はプレハブ工場のほうで縫製を行い、自宅のほうでは検品と仕上げを行っています。ミシンも本縫いミシンが7台と巻き縫い用ミシン1台だったのが、本縫い20台に巻き縫い2台と倍以上に増えていました。縫い子さんたちも7人から13人へ。街の復興はちょっとずつ進んでいますが、日野さんはぐんぐんと前に進んでいます。そして、今年の4月はもうひとつプレハブを建てる予定なのだそう。「作業場をちゃんときれいにしておかないといいモノは作れない。今はまだ狭すぎるから」と、日野社長はやさしくほほえみながら話してくれました。そして設備も、ハトメかがりなど特殊な仕様専門のミシンを入れていきたいそうです。 日野工場は創業42年の老舗、震災前はさまざまな専門機械があったそうですが、そのすべてを津波で流されてしまいました。「専用のミシンがあれば、もっと速くきれいな商品が作れるし、パンツだって縫えるようになる。元のなんでも縫える工場に戻したい」と語る日野さんの声は、静かでしたがとても力強く、想いがこもっていました。自宅のほうは、一年前とほぼ同じく屋根や壁の一部をブルーシートで覆ったままでした。「家のほうは直さなくても大丈夫なのですか?」とお聞きしたところ、「家を直すより工場を直すほうが大事。仮設住宅に入っている人もたくさんいるのに、住めるだけで充分。」と笑っておられました。震災でほとんどのモノを流されてしまっても、次の日から服づくりを続けることを考えていた日野さん。この工場で縫われるものには、そんな日野さんのひたむきさと前向きな気持ちが詰まっています。
サニークラウズソーダの泡チュニック<レディース>
メンズシャツをイメージしたビッグシルエットの開衿シャツに、らくちんなサルエルパンツをセットしました。後ろすそを長めに仕上げ動きを出したシャツは、後ろヨーク部分の生地を斜め遣いにして、チェックの向きを変えています。こなれた雰囲気のベージュ系チェックを、着心地のいい薄手生地に載せました。パンツはデニム風味の綾織り生地を使っています。
サニークラウズ開衿シャツのコーデ〈レディース〉
¥9,790
すっきりとした配色がさわやかなチュニックとパンツのセット。チュニックは薄手の生地を使い、前身ごろには細いタックを入れています。袖口には、紺色の細幅のシルクリボンを付けてアクセントに。繊細な表情が目を引きます。オフ白の細いラインを2本ずつセットにしたストライプ生地で作ったワイドパンツは、綿レーヨンで夏にぴったりなさらりとしたはき心地です。
サニークラウズチュニックックコーデ〈レディース〉
くっつき虫ワンピ。
インパクトのある大きなチェックのスカートに、ハイネックのトレーナーをくっつけた「ドデカいチェックのくっつきワンピース」。ウエストの切り替え位置やスカート部分のボリュームなど、きれいに見えるバランスにこだわりながら作りました。カーキとこげ茶の落ち着いた色合いでまとめ、秋らしいワンピースに仕上げています。家でのんびり過ごすときは、やっぱり着心地らくちんなワンピースが一番です。
サニークラウズくっつきワンピース〈レディース〉
津田さんは雌豹。
レオパード柄に見えるモノトーンの花柄スカートを合わせた「レオパード好きな津田さんコーディネイト」。ブラウスはやさしい色合いと風合いにして、スカートのキリッとした花柄を引き立たせました。抜け感のあるネックデザインやふんわりとボリュームを持たせた袖など、トップスの甘さや素朴さが、スカートの派手さを緩和していい感じのバランスになっています。コーディネイトセットならではのアイテムができました。
サニークラウズレオパード津田コーデ〈レディース〉
リトルミイと私。
リトルミイが着ているワンピースをイメージして作った「赤いワンピース」。ほどよい厚みのある裏毛生地を使ったカットソーワンピースです。フレアを入れたAラインシルエットで、ミイのワンピと同じく、後ろ開きにして身ごろと同色の包みボタンを配しました。後ろ衿ぐりには黒のレーヨン生地で作ったリボンを付けてアクセントにしています。裏毛で動きやすいのも冒険が大好きなミイのイメージとぴったりです。
サニークラウズリトルミイ赤ワンピ〈レディース〉
津田さんが透けている。
60番手と20番手と太さが倍以上違う糸を駆使して織り上げたチェックは、一見すると無地に見えるシャドーチェック。でも、夏の日差しに透けるとしっかりと柄が浮かび上がります。そんな透け感が素敵な生地をガウンに、インにはブルーのノースリーブワンピースを合わせました。胸もとにタックをあしらってポイントにしています。ゆったりとしたガウンは、手持ちのTシャツなどにも合わせられて、この夏きっとなにかと重宝しますよ。
サニークラウズ透け透け津田コーデ〈レディース〉
天使のワンピース。
クリオネのような形をした「クリオネみたいなワンピース」は、80番の極細糸のガーゼベースに、倍の太さがある40番の糸でストライプを織り込んだシャドーストライプ。光に透かすとストライプが浮かび上がります。そんな軽い生地を、はおりとして活躍するガウンワンピースに仕立てました。ゆったりふんわりとしたシルエットで、ガーリーな雰囲気を楽しんでください。
サニークラウズクリオネワンピース〈レディース〉
コートにもなるワンピース。
昔の紡績機を使って自然なムラ感を出したオールド糸と、落ち綿をいっしょに紡ぎ込んだネップ糸で織り上げた、素朴で味わい深い風合いのツイル生地で作った「コートにもなるワンピース」。しっかりとした張り感とドライな風合いでワークな雰囲気が出ています。
サニークラウズコートワンピース〈レディース〉
涼しげなネイビーのシャツワンピと、着こなしのアクセントになるストライプパンツをセットしました。ドロップショルダーでゆったりと大きめに作ったワンピースは、すっきりとした雰囲気にしたかったのでストンとシンプルに作りました。お手持ちのトップスとも合わせやすいように、“大人”を意識してオフベージュ×黒のストライプ生地を使ったパンツは、すそのサイドにスリットを入れて軽さを出しています。
サニークラウズシャツワンピ&パンツ〈レディース〉
ワッペンは勇気のしるし。
濃いネイビーのベーシックなニットカーディガンにサガラ刺しゅうのワッペンをあしらった「ワッペンカーディガン」。どことなくなつかしい雰囲気のアイビールックなカーディガンです。ガシッとしたドライな風合いが特徴の空紡糸で編んでいますので、ラフに着こなしてもらえます。
サニークラウズワッペンカーディガン〈メンズ〉
もったいない、もったいない。
反毛とは、いらなくなった古着や生地、裁断クズなどをもう一度繊維の状態に戻してリサイクルする技法。今回もお願いした登坂反毛さんでは、古着などの裁断クズは使わず、紡績工場や生地屋さんからの余った糸や生地、縫製工場から出る裁断クズだけを原料にすることで品質安定に努めています。それでも不純物が混入している可能性があるので、一回の反毛ごとにできあがったわたを検査に出し確認することが欠かせないそうです。反毛は繊維長が短く、粗野な風合いが味わいのひとつですが、今回は生地になった段階であえて「毛焼き」という工程を入れて少し毛羽立ち感を抑え、ややドライな肌ざわりにしています。ベーシックで着やすいパーカーを目標に作りましたが、レディースはサイドにスリットを入れてアクセントをつけています。そしてメンズ・レディースともに、タツノオトシゴをモチーフにした「S」のワンポイント刺しゅうをカンガルーポケットの左上に配しました。愛知県で反毛したわたを、大阪にある紡績屋さんでヴァージンコットンと混紡して糸にし、同じく大阪にある「橘織物」さんで生地に編み立てています。そのあとまた愛知に戻って染色、最後は秋田の縫製工場で縫製となります。『S』の刺しゅうは広島県の「ピリカ」さん。全国の匠たちの手で作られるパーカーです。
サニークラウズ反毛裏毛のパーカー〈メンズ〉
綿と麻を混紡したムラのある糸を織り上げた、表情のあるチェック生地で作ったワンピース。上半身はすとんとシンプルなシルエット、ウエストの切り替えにはタックを前後6本ずつ入れてすっきりとさせています。スカート部分は女性らしいAラインで仕上げました。サイドのリボンがアクセントで、ゆったり結んだりきっちり結んだり、アレンジが楽しめます
サニークラウズ脇リボンワンピース〈レディース〉
「贅沢を着こなす。」
ブランドの顔ともなる白シャツですが、渾身(こんしん)の一枚ができました。この生地はスビン綿と呼ばれるインド綿の中でも最高級の綿花を使用しています。このスビン綿を使った糸を、しっかりと打ち込んだ生地を作りました。どうしても硬くなってしまうのですが、スビン綿を使うことでやわらかさと張り感が共存する生地に仕上がっています。また、独特のヌメリと光沢感が出ているのもポイント。シャトルノーツの生地の中でも最高ランクの生地のひとつで、どことなくオーラすら感じます(笑)柔軟剤もアイロンも使わず、是非とも洗いざらしで着てください。
サニークラウズプレミアム白ブラウス<レディース>
外で遊ぼう。
12番手の太糸を高密度に打ち込んだヘリンボーン生地で、キャンプや庭いじりなどのアウトドアでラフに着てもへこたれないワンピースを作りました。生地ソーピング時に柔軟剤などを入れないことで、ガシガシとした風合いに仕上げています。前身ごろの腰に貼り付けた大きなポケットは、見た目のかわいさだけでなくとっても実用的で重宝します。ドットボタン仕様のフルオープンタイプなので、前を開けてコートがわりにしてもいい感じです。
サニークラウズアウトドアワンピース〈レディース〉
春風、ふわり。
今回は、kazumiさんにもコンセプトコレクションに参加していただきました。ワンピニストのkazumiさんらしく、デニムワンピースでのエントリーです。綿麻のシャツデニムをたっぷりと使ったゆったりシルエットのワンピースですが、切り替え位置を高めにすることで、スタイルがよく見えるように工夫しています。綿麻素材ならではの、素朴な風合いとほのかな光沢がシンプルなデザインとマッチして、オトナ見えするデニムワンピに仕上がりました。「まだ少し肌寒い早春の時期から着ることができるワンピースが欲しくて、今回はそんなデニムワンピを作ってみました。デニムだけれどカジュアルになり過ぎないように、すそにかけて広がるAラインのシルエットと、上品な青の色合いにこだわっています。たっぷりと生地を使ったkazumiコラボならではのワンピースです。ほどよくやわらかな生地をセレクトし、肌なじみがよく適度に薄手な重くないデニムなので、春風にふわりとなびく軽やかなワンピースに仕上がりました。薄手のタートルトップスをインに着るのもよし、上からトレンチコートやカーディガンを羽織っても素敵に着こなしていただけるはずです」 from kazumi
サニークラウズkazumiワンピ〈レディース〉
スタイルブック定番のギンガムコーディネイトセット、この夏は黒い部分に綿糸、白い部分には黒より太めの綿麻糸を使ったさりげなく表情のある生地を使いシャツを作りました。夏らしく、スタンドカラーですっきりとしたデザインに。ぶかっとしたシルエットでリラックスしたはき心地のパンツは、スタンダードな黒ですが麻のざっくり感にレーヨンの光沢ととろみがプラスされた平織り生地を使い、大人っぽい風合いに仕上がっています。
サニークラウズシャツ&ブカブカパン〈レディース〉
芯の通った人たち。
インスタグラムのフォロワー数が84万人の大人気なご夫婦、bonさんとponさん。おふたりのリンクコーディネートは、たくさんの人に愛され参考にされています。ほがらかで上品でとっても素敵なおふたり。人柄が写真やお洋服からも伝わってきますね。そんなおふたりと一緒にリンクコーデが楽しめるシャツ&ワンピースを作りました! 「今回はちょっと大人っぽい服にしましょう! 」と打ち合わせで決まり、黒×白のシャンブレーを使ったクレリックシャツ&ワンピースにしました。クレリックだけではつまらないので、それぞれのすその方に、ブルーのラインを一本織り込んでアクセントにしています。胸もとにはふたりのトレードマークであるメガネをワンポイント刺しゅうしました。生地は素朴でナチュラルな風合いを楽しめるように、綿麻の太糸をざっくり織り上げて作っています。シボ感が様になるので、しっかりシワを伸ばして干してもらえば洗いざらしのまま着てもいい感じ。お日さまのにおいをしっかりと吸い込んだ服を着て、bonpon夫妻のようにいろんなところにお出かけしてみませんか?
サニークラウズponシャンブワンピ〈レディース〉
人気のくっつきワンピをシックな黒×ストライプで作ってみました。シャツの上からノースリーブワンピを重ね着したように見える袖ぐりのふらし仕様、後ろ身ごろの共生地くるみボタンなど、ディテールにも注目です。パンツをレイヤードしてふだん使いに、タイツですっきりとお出かけに、着まわしのきくワンピースです。
フロントの左身ごろのタック切り替えに千鳥生地を配したチェックワンピース。綿麻の素朴な表情の生地を使っています。切り替えには千鳥生地で作ったリボンをあしらい、アクセントにしました。ギャザーでふんわりとさせた袖口がやさしい表情です。
サニークラウズギンガム千鳥ワンピ〈レディース〉
ストライプ柄が映える、テントシルエットのワンピースは、超長綿をしっかりと打ち込んだほどよいハリ感となめかさのある生地で作りました。セットインスリーブなので、ベストなどのレイヤードもきれいに決まります。
サニークラウズストライプワンピース〈レディース〉
春です!津田さん。
この春の津田さんセットは、ストライプとチェックを使った2タイプのコーディネイトです。「チェックトップスセット」の方は、キッチンクロスをイメージして作ったチェックの生地を使い、サイドにタックを入れて少しかわいらしく仕立てたトップスに、ワイドシルエットのパンツをセットしました。
サニークラウズ津田さんチェック〈レディース〉
未完熟オリーブ。
綿ナイロンのツイル生地を使い、ほどよい張り感とやわらかさを実現した「オリーブの実ジャケット」。大人っぽくて合わせやすい、ニュアンスのある落ち着いた色合いのオリーブグリーン色で作っています。一枚仕立てなので、肌寒いときにさっと羽織るアウターにぴったりです。
サニークラウズオリーブ実ジャケット〈レディース〉
ヘリンボンボン。
好評の「ジージャンピース」は、ライトオンスのデニムを使い、軽やかに仕立てています。ジーンズをリメイクして作ったスカートをジージャンに合わせたようなデザインで、丈夫で着やすいワンピースになりました。ユーズド加工がこなれた表情の一枚です。
サニークラウズライトなジージャンピ〈レディース〉
自慢の割烹着。
割烹着のような丈感とシルエットが人気の割烹着ワンピースを、匠たちの「業」を使って作ったらどんなワンピースになるのか試してみました。生地は、播州に機織り工場を構えるテキスタイルブランドの「シャトルノーツ」の生地を使っています。ベースのストライプ生地は、綿麻の混紡糸を使っていますが、リネンとラミーという2種類の麻を混ぜています。ラミーを入れることで、より清涼感のあるシャリっとした風合いが生まれました。また、ざっくりと甘織りした生地を、染色で使用するサーキュラー機という機械を使って洗いにかけることで、糸をストレスなく縮ませてシボとふっくらとしたふくらみを出しています。デザインはバックスタイルにひと工夫し、別布でまちを付けたセンターの深いタックとリボンで、割烹着をかぶっているような雰囲気を作りました。縫製は、郡山市にある創業39年の老舗「宝商」さんにお願いしています。
サニークラウズストライプ割烹ワンピ〈レディース〉
お熱いのがお好き。
重すぎず、でもしっかりとした10.25オンスのデニムを使って、コクーンシルエットのコートを作りました。大きなショールカラーや共生地を使った包みボタンなど、レトロモダンなディテールを随所にちりばめています。ゆったりとした袖は八分丈にしました。秋夜の肌寒さからあなたをしっかりとあたためてくれるコートです。
サニークラウズデニムコクーンコート<レディース>
すそに広がる青い海。
麻レーヨン生地で作った「まっ青な海ワンピース」は、とろみと落ち感のある風合いが夏にぴったりなワンピースです。あざやかな青が、夏気分を盛り上げてくれます。シンプルなサックドレスシルエットなので、すそにカットワーク刺しゅうをほどこしてアクセントをつけました。この刺しゅうにぜひ注目してほしいのですが、波をイメージしたアラベスク風の模様にヨットが浮かんでいたり、カモメが飛んでいたりしています。カットワークの透け感がとっても涼しげに仕上がりました。
サニークラウズまっ青な海ワンピース〈レディース〉
春は笑っちゃう。
薄くて軽いナイロン生地で仕立てた「一枚仕立てのフライトジャケット」。ツヤを消したフルダル糸を使った天然素材のような風合いの生地で作りました。シャカシャカとした質感ながら、カジュアルで素朴な雰囲気のジャケットに仕上がっています。ニュアンスのあるライトベージュの色合いが見た目にも軽い印象です。
サニークラウズフライトジャケット〈レディース〉
本物より本物に。
ボタンは服づくりにとって縁の下の力持ち的な存在です。毎回どのボタンを使うか悩むのですが、白シャツはシンプルなだけにボタン選びには特に力が入ります。そんなボタンの製作現場を今回取材させていただきました。おじゃましたのは、栗や黒豆で有名な兵庫県丹波市にある「関西釦株式会社」さん。近年では、分業制で生産するボタン屋さんが多いのですが、関西釦さんはボタンのもとになる板材から磨きまで一貫生産されていて、取材では四代目社長の林さんに樹脂ボタンの作り方を教えていただきました。今回のシャツで使っているのは、ポリエステル樹脂で作った貝調ボタン。天然貝を使ったボタンはナチュラルで魅力的なのですが品質の安定がむずかしく、割れやはがれなどの問題も起きやすい。それでも昔は自然な色合いに惹かれ使ったりしていましたが、技術が向上し天然と遜色ない樹脂ボタンを作れるようになってきて、最近はもっぱら樹脂の貝調ボタンを使っています。さて作り方ですが、ベースの白のほかに赤・青・緑と色素をそれぞれ混ぜた4色の原料を何層にも分けながら、年輪のように重なった板材を作ります。その板材が完全に固まる前に、クッキーの型押しみたいにボタン状の原型を抜きます。次に原型を削ってボタンに成形するのですが、その時に原型を斜めにセットして削り、年輪のような断面を浮き上がらせることで、貝ボタンのような虹色の色ムラを表現します。そして、ここからの磨き作業が大切。天然貝のような光沢を出すために、まずは水と砂と細かい石を入れたバレルの中で、一晩かけてじっくりと研磨。さらに今度は竹のチップとワックスを使って、また一晩かけて磨き上げることで、本物の貝ボタンのような光沢が生まれます。製作工程はいっしょでも、板材を作るときの色の調合やどのくらいの厚みで層を作っていくかは職人さんの腕次第。また磨き工程でも、気温や湿度によって輝きが変わってくるので、石と砂、竹チップとワックスの配合バランスは経験をもとに変えています。創業から今年で90年目を迎える関西釦さんの経験と知識、そして職人さんたちの匠の「業」によって作り出された貝調ボタンの輝きを、ぜひ手にとって感じていただけたらと思います。
サニークラウズ贅沢白シャツ〈メンズ〉
カプリ島バカンス。
巨大化したブラックウォッチ柄をトップスに、ストレッチツイルはカプリパンツに仕立てた、津田さんがこの夏イチオシのコーディネートセット。アシメトリーに配置されたブラックウォッチや、通常のカプリパンツよりもわたりやヒップにゆとりを持たせたシルエットも、津田さんのこだわりです。どちらもシンプルなデザインですが、着まわしのきく、合わせやすいアイテムに仕上がっています。
サニークラウズカプリ好き津田コーデ〈レディース〉
メガネと過ごす日々。
最近チェックが続いていたbonponさんとのコラボですが、この秋は総柄プリントにしようということで、企画を始めました。柄を考えていくなかで、刺しゅうやネームにも使っているメガネをモチーフにしてはどうだろうということになり、今回のシャツ&ワンピースができあがりました。最初は黒縁メガネで考えていたのですが、ベースが濃いほうが着やすいということで、最終的にネイビーにメガネ柄を抜染プリントしています。少し手描き感が出るようにメガネの形にほんのりいびつさを残しました。bonさんのシャツにはポケットに、ponさんのワンピースには左カフスに赤い刺しゅうのメガネを入れてアクセントにしています。
サニークラウズponさん眼鏡ワンピ〈レディース〉
刺繍で描く、レース模様。
テーマを『刺繍』にするなら、中越レースさんにはぜひ参加してもらわないと!ということで、企画したのがこの「レースの腕輪シャツ」。中越レースさんの正式名は、「中越レース工業株式会社」で、エンブロイダリーレースと言われる、生地に機械刺しゅうをほどこしたレースを取り扱っている、昭和16年創業の老舗中の老舗です。2022年の秋コレクションでお世話になった際、工場取材におじゃましました。最新の機械の方が、刺しゅう速度が早くて効率的なのですが、刺しゅうに立体感が出て味わいのある表情を作ることができる、今ではもう手に入らない昔の機械をメンテナンスしながら大切に使われています。そんな中越レースさんに今回お願いしたのは、ペイズリーモチーフの線画のような刺しゅう。昔の刺しゅう機を使うだけでなく、20番双糸の太い綿糸を使うことで、さらに立体感を増してもらいました。ベースの生地には、播州織で有名な西脇に工場を構える、日本の生地ブランド「シャトルノーツ」の生地を使っています。シャトルノーツの名前の由来にもなっている、シャトル織機で織り上げた生地は、織るときに糸を引っ張りすぎないので、ふっくらとした肌ざわりとやわらかな風合いが特長です。今回はデザインでもすごく悩みました。刺しゅう生地を全面に使うとインパクトがありすぎるので、部分使いすることは決めていたのですがその場所や分量がむずかしく、最終サンプルまでに5回も作り直し、ようやく完成した力作です。
サニークラウズレースの腕輪シャツ〈レディース〉
一番手のかかるレース。
今回企画した「エンブロイダリーレースチュニック」の胸当て部分のレースは、エンブロイダリーレースの老舗、昭和18年創業の「中越レース工業株式会社」さんにお願いしています。中越レースさんには現在8台のレース機がありますが、すべてもう製造されていない日本製のものを使用しておられます。昔ながらの機械は刺しゅう速度がゆっくりで、そのうえ手間もいろいろかかるけど、刺しゅうにふくらみや凹凸を出すことができ、風合いもやわらかく仕上げることができるそうです。今回のチュニックのレース部分も、通常これだけ模様を入れると少し固くなるのですが、昔ながらの機械のおかげでとてもやわらかく仕上がっています。エンブロイダリーレースは、ラッセルレースやトーションレースに比べて人手も手間もかかるレースなのだと、工場次長の長井美子さんはおっしゃいます。情熱と想いの詰まったレースを配したこのチュニックは、生地は兵庫県、刺しゅうは富山県、縫製は長崎県と日本中を飛び回ってできあがっております。
サニークラウズレースチュニック〈レディース〉
シャツもどき。
綿のインディゴシャンブレー生地で仕立てたコート&パンツ。デニムではなく平織りのシャンブレーにすることで生地の厚みを抑えて、シャツ感覚で着られるコートに仕上げています。生地は薄くシャツ寄りにしましたが、テーラード衿や、玉縁の胸ポケット&腰の貼りポケットなどディテールはしっかりとコート仕様で仕立てています。
サニークラウズシャンブレーコート〈メンズ〉
津田さんの夏休み。
「マドラスチェックな津田さんコーディネイト」は、カーキベースにオレンジとブルーをきかせたチェックシャツがポイントのコーディネイト。シャツがすっきりとしたシルエットなので、ボトムスはたっぷりとしたシルエットで作っています。ふだん着にはもちろんのこと、夏休みの旅行にもぴったりです。
サニークラウズチェックな津田さん〈レディース〉
サニークラウズプレミアムな白シャツ<メンズ>
夏が透ける。
極細の糸を使い、甘く甘く織り上げた透け感たっぷりのシャトルノーツの生地を使ったワンピース。左撚りの糸と右撚りの糸を使い、しかも強撚糸といわれる通常よりも撚りの強い糸で織り上げることで、清涼感のあるシャリっとした風合いでありながら、ちりめんのような表面のシボがないフラットな表情を持った生地に仕上げています。なので、プリントもすっきりときれい。ワンピースとしてだけでなく、ガウンとしても着られます。透け感があるので、ワンピース遣いするときはインナーワンピを活用してください。
サニークラウズ透ける柄々ワンピース〈レディース〉
ツルが絡まった白い服。
前に魔女のワンピースに使ったツルのような植物モチーフ刺しゅうを、ぐるりとトップスに入れてみました。合わせたキュロットパンツはフレアスカートのようなたっぷりシルエットですが、すっきりと収まるよう前タックの畳み方を工夫しています。
サニークラウズツタが絡まるコーディ〈レディース〉
ブランケットは手放せない。
「ブランケットで作ったスカート」は、ブランケットのような暖かみのあるウール混の綾織り生地を使った寒い冬にぴったりのスカート。さりげなく華やかな表情の落ち着いた色合いの赤と黒のチェックで、「ブランケットで作ったトップス」とのセットアップスタイルもおすすめです。
サニークラウズブランケットスカート〈レディース〉
今日は魔法を忘れて。
ワンピースとパンツがセットになった「しとやか魔女のコーディネート」。ワンピースはほどよく厚みのある綿の平織り生地を使い、前身ごろにタック、後ろ身ごろにはギャザーを配して、ゆったりと着心地のいいシルエットに仕上げています。パンツはアイボリーにして、黒とのきれいなコントラストを作りました。ワイドシルエットで、すそにはピコミシンで模様を入れ、すそ始末もピコで軽やかに仕上がっています。セットだから上下の丈バランスもベストになるように調整済み。届いたその日から魔女になれるコーディネートセットです。
サニークラウズしとやか魔女コーデ〈レディース〉
バンドカラーのすっきりしたデザインのチュニックは、淡いグレー×ピンクの配色がやさしい表情。黒いテーパードパンツで、ぐっと印象を引き締めています。前身ごろはすとんとしたラインのチュニックは、後ろ身ごろはヨーク下からしっかりとボックスプリーツを入れ、ふんわりとさせました。サイドの深く開けボトムスのポケットに手が入れやすくしています。
サニークラウズチェックチュニコーデ〈レディース〉
俺の正装。
コートとパンツを同じ綿麻ストレッチデニムを使い、セットアップで作りました。カチッとした印象のテーラードコートですが、デニムで作ることでカジュアルダウンさせています。ゆったりオーバーサイズで、前は比翼仕立てにしてすっきりとさせつつ、カッパ一色のリベットをポイントにきかせました。縦には10番のインディゴ糸を横には綿麻糸を配して、ポリウレタン糸を1%だけ織りまぜて作ったストレッチ生地は、やわらかいのに張りのある風合いに仕上がっています。
サニークラウズ綿麻デニムのコート〈メンズ〉
レース越しの日向ぼっこ。
兵庫県で織られた生地と富山県で作られたレースを使って、繊細で可憐なレースチュニックを作りました。今回使った生地は、播州織りの産地である西脇市を拠点とした、日本発の生地ブランド・シャトルノーツが手掛けるドビーの織り模様が入った白い生地です。60番手の細糸をベースにして、模様部分は太い30番双糸を使うことでしっかりとした立体感を出しています。生地にストレスをかけないよう、染色用のサーキュラー機で生地洗いを行うことでナチュラルなシボ感を作った、繊細なのに素朴さも感じられる風合いの生地に仕上がっています。レースは水溶性のビニロン生地に刺しゅうした後、ビニロンを溶かして刺しゅうだけにするケミカルレースを使いました。幅広のレースを選び、袖に配したレースはあえて透かして、可憐な女性らしい雰囲気に。軽やかな生地を生かして、ボリュームのある袖やギャザーなどふんわりとしたシルエットを意識してデザインしました。レース越しから抜ける春の風を楽しんでください。
サニークラウズ麗しレースチュニック<レディース>
ゆるりとルーズに。
パンツには、16番手の綿麻混紡糸で織り上げたヘリンボーン生地を使いました。麻の素朴な風合いが、ゆるりとしたシルエットとマッチしています。「この春はストライプな気分」というkazumiさんと作った白×黒のストライプパンツは、この春のサニークラウズカタログでもあちらこちらに登場しています。
サニークラウズkazumiパンツ〈レディース〉
好きです、ギンガム。
長崎県福江島にある「富江工房」に、この春もシャツをお願いしました。富江工房さんは、元々はドレスシャツやカッターシャツを専門に縫っていた工場さんです。いまでも高級ワイシャツをずっと縫われているので、シャツの縫製は得意中の得意。カジュアルシャツでも、基本の部分がきっちりしているので、匠の「業」ならではの違いが感じられるシャツに仕上がっています。生地はもちろん播州織のシャトルノーツの生地を使いました。リネン綿の混紡糸をしっかりと打ち込んだ生地は、麻ならではの素朴な風合いがあり、洗いざらしでもかっこよく決まります。メンズはスタンダードなシャツ、レディースはスタンドカラーのロング丈シャツに仕立てました。
サニークラウズ十八番ギンガムシャツ〈メンズ〉
藍より青い。
縦はインディゴ糸、横は白糸で織り上げて最後にインディゴ染めをした綿麻生地でワンピースを作りました。胸もとにあしらった花刺しゅうも、濃淡2種類のインディゴ染めした糸を使っています。インディゴならではの、着るほどに自分色になじんでくる色褪せ感を楽しめるワンピースです。
サニークラウズ青藍なワンピース〈レディース〉
オルテガ一家。
2色の糸を駆使して織り上げられたジャカード模様が印象的な「オルテガ柄のジャカードワンピース」。オルテガ柄とはネイティブモチーフのひとつで、メキシコのオルテガ一家により伝えられてきた手織り柄です。チマヨ柄(チマヨはオルテガ一家が住んでいた村の名前)とも呼ばれ、菱形をシメトリーに配したような模様が特徴的。そんなオルテガ柄をイメージした模様を、サックスとネイビーの2色で表現しました。後ろにも続くブザムは、生地を裏遣いすることで配色が逆になっています。
サニークラウズオルテガ柄ワンピース〈レディース〉
白い畦道を通って。
畦道にひっそり咲いている、名も無いような草花をモチーフにした繊細な刺しゅうをほどこした「草花刺しゅうブラウス」。このなんとも華奢な刺しゅうを作ってくれるのは、広島県福山市にある株式会社ピリカさんです。ピリカさんは刺しゅう歴40年の老舗工場。以前『相良刺繍』を用いた刺しゅうをお願いしたときに取材させていただいた工場です。今回は図案の繊細なイメージを壊さないように、75デニールというとっても細い糸を使用して刺しゅうしてもらいました。糸が細いということはそれだけ切れやすく、時間がかかってしまいます。また細かい絵柄はどうしても形が潰れてしまいがちなのですが、40年の間に培われてきた匠の「業」のおかげで、とても素敵に仕上がっています。左右アシメトリーに配置しているところもデザインポイントです。ベースの生地には、これも超長綿の極細糸を使い繊細な模様を織り込んだ、播州織りのシャトルノーツの生地を使いました。縫製は、五島列島の福江島にある富江エ房さんにお願いしています。日本が誇れる技術が詰まった素敵なブラウスができました。
サニークラウズ草花刺しゅうブラウス〈レディース〉
極太マッチョなコール天。
3ウェルという極太畝のコーデュロイを使った、ジャケット感覚で着るショートコートを作りました。身ごろ裏地に中わたキルトをほどこして、ぬくもりのあるコートに仕上げています。リブ衿と大きなポケットがアクセント。内袋にフリースを使っているポケットは、かじかんだ手を入れたとき、ほっこりとした肌ざわりで包んでくれます。家で洗濯ができるのもこのジャケットのいいところ。何にでも合わせやすい、ふだん使いのコートです。
サニークラウズ極太コールのコート〈レディース〉
麻味サイダー。
麻糸と綿糸を縦横に配した綾織り生地に、グラスではじけるサイダーの泡のような、ランダムな水玉をフロッキープリントで載せた「麻玉水玉ワンピース」。衿ぐりを横編みリブ仕様にして、サイダーのようにのどごしすっきりなデザインに仕立てました。
サニークラウズポルカドットワンピ〈レディース〉
咲くのに時間のかかる花。
ほのかに黄みを帯びたやさしい色合いのネル生地に、黒糸で刺しゅうされた花が華やかな「花を背負ったトップス」。この刺しゅうは、この秋に取材させていただいた中越レース株式会社さんにお願いしました。前回の取材のときに、いろいろとサンプルの生地を見せていただいて、そのなかでとても気になったものをアレンジさせもらいました。エンブロイダリーレースは、時間と手間のかかる刺しゅうですが、その分立体的で味わいのある風合いに仕上がります。前回は細糸刺しゅうで繊細な雰囲気でしたが、今回は少し太めの糸で立体感を強調しました。ベースの生地は、播州織りのシャトルノーツのネル起毛生地を使っています。やさしいオフ白の色合いは、生地染めではなくあえて糸から染めて織り上げているから。刺しゅうだけでなく、生地づくりにも手間と時間がかかっています。デザインは、後ろ身ごろにインパクトがある分、前身ごろはシンプルに仕立てました。背中と袖口にギャザーを入れて、ふんわりと女性らしいシルエットのトップスになるようにしています。縫製は滋賀にある工場さんにお願いしました。
サニークラウズ花を背負ったトップス〈レディース〉
焼きすぎたワッフル。
表面にお菓子のワッフルのような格子模様が浮かんでいるサーフニットを使って、割烹着シルエットのワンピースを作りました。このサーフニットは岐阜にあるニッターさんで編み立ててもらっています。サーフニットはワッフル生地とはちがってしっかりとした風合いが特徴で、ニットジャケットなどによく使われる編地です。生地にシルケット加工をほどこし、ほどよい張り感と光沢感を持たせています。染色は同じく岐阜にある東海染工さんにお願いしました。縫製は東大阪市にある栗山縫製さん。濃紺の身ごろに白いボタンがよく映えています。布はくとは違う、ニットならではの着心地を体感してみてください。
サニークラウズニットワンピース〈レディース〉
ネイビーにオフ白のストライプを入れたワンピース。衿・前ヨーク・前立てに無地の生地を使いアクセントにしています。セットインのスリーブや細めのカフスで、すっきりと仕立てました。パンツをレイヤードしたあったかコーデがおすすめですが、そのままでシンプルにタイツと合わせても素敵です。
サニークラウズストライプワンピース<レディース>
スプリングコートのススメ。
経糸には40番双糸、横糸に14番手の麻糸を配した張り感のある生地で仕立てたスプリングコート。パリッとした風合いはオンオフどちらの雰囲気にもマッチします。ブラインドホックをひとつ付けたすっきりシンプルなデザインですが、サイドに入れた深めのスリットや前後で形が違うヘムラインなど、大人かっこいい感じに仕上げました。甘めな雰囲気のワンピースに羽織ったり、ロゴアイテムを中に入れたり、同じ生地で作ったベイカーパンツを合わせたセットアップの着こなしもおすすめです。
サニークラウズチェスターコート〈レディース〉
素直になれない恋。
トゲトゲとした葉を持ち、花も筒状花のため触るとチクチクしそうな見た目でちょっと近寄りがたい印象の野アザミ。でも、実は食用や薬用にも用いられるし、花が咲くと蜜を目当てに蝶や蜂たちが寄ってきます。アザミの花から採れたはちみつはさっぱりとした味わいだそうです。そんな野アザミの花を特殊な手法を用いた刺しゅうで表現してみました。今回刺しゅうをお願いしたのは以前からお世話になっている広島県にあるピリカさん。昭和56年創業の老舗刺しゅう工場です。そんなピリカさんに「手刺しゅうでしかむずかしい表現をなんと機械ですることはできないでしょうか?」と相談し、方法を考えてもらいました。このアザミ刺しゅうでいちばんむずかしいのが糸調子の調整。機械のセットアップが特殊なため、ピリカでもべテランの職人さんにしかできないそうです。花弁の部分をハサミが入る程度にうまく糸が浮くよう調整し、刺しゅう後にカットして立体的な花にしています。花びらとほかの部分の糸調子が全然違うので、きれいな刺しゅうに仕上げるには、微妙なさじ加減ができる匠の『業』が必要不可欠です。そのほかにも、身生地を傷つけずにカットする技術や、糸が抜けないような刺しゅうデータを作るなど、今回の刺しゅうには40年以上刺しゅう一筋でやってきたピリカさんの知恵が詰まっています。
サニークラウズアザミの花刺繍シャツ〈レディース〉