とてもシンプルなデジタルおもちゃOtiは、どうやって生まれたのか。開発に至るストーリーを、開発者の猪川がお話しします。
「子どもとの遊び方が分からない……」という悩みから、スタートしました。
Otiは、そもそも自分のために考えました。僕自身、3歳と1歳の子どもがいるのですが、恥ずかしながら僕、最初子どもとの遊び方がよく分からなかったんですよ。大人になってから小さい子とふれ合った経験があまりなくて。
3年前に長女が生まれ、はじめの頃は子どもの遊びに「付き合ってあげる」というスタンスでいたのですが、あるときに「あれ、それじゃだめなんだな」と気が付きました。子どもの自由な発想に「なるほど!」驚かされることが多々あって。それからは、子どもの遊びに混ぜてもらう、自分も楽しんで遊ぶ、そんな感覚でいようと心がけています。
ただ、子どものふだんの遊びって同じことの繰り返しが多いんですよね……。ごっこあそびとか。子どもは楽しそうに遊んでいるのに、飽きてしまっている自分が嫌でした。 なので、「いつもの遊び」に変化をつけられないかなと思ったんです。自分が子どもと同じ目線でいつも楽しく遊べるように、その媒介となる道具を作ろうと思ったのがOtiのはじまりでした。
ゼロから考えるのは難しいけど、ちょい足しならできる!
Otiって、できることが極端に少ないんですよ。音や声を録音して、再生するだけ。しかもたった10秒だけ。今の時代、あらゆるハイテクなおもちゃが溢れている中で、シンプルすぎますよね。
Otiは単体で完結してしまうのではなく、ふだんの遊びや行動にプラスできる、という事を意識して開発を進めました。 僕からまったく新しい遊びを提案するのは難しいんですけど、子どもが遊んでいるところにちょっとアレンジを加えるのであれば気軽ですよね。まずOtiに入れる音を探しに行くために、いっしょにお散歩に出かけたり、そういう楽しみ方もしています。
シンプルさが故に、Otiは遊び方を制限しません。「自分で考える余地」を残しています。料理中の音を入れてリアルなおままごとをしたり、Otiを首から下げて音を鳴らさないように「ゆっくりおにごっこ」をしたり、ママのバッグに入れていたずらしたり……
「これで何ができるか」「これをこう使えば面白くなるんじゃないか」
子どもたちが考えて、試して、失敗したりうまくいったりしてケラケラ笑っている。実際にいろんな家族にモニターしてもらった様子をみていると、本当にみんな遊び方が個性的で。シンプルだからこそ、これだけの差が出るんだろうなぁと思います。
親子で一緒になって考えて、たくさん試して、一緒に発見をしてほしいんです。一緒に考えることを楽しめるおもちゃ、それがOtiです。
音を運べる、Otiならではの使い方
ふだん帰りが遅くて一緒に遊ぶ時間がない方は、Otiで「音のお土産」を持ち帰るなんていかがでしょうか。
子どもが朝起きて、枕もとにあるOtiを振ったら、大好きな電車の発車音がした、なんて素敵じゃないですか?
メッセージを吹き込むのもおすすめです。僕も娘に吹き込んでもらったOtiを会社においていて、たまに振って元気をもらってます。仕事から帰るのが遅くなってしまった日は、テーブルの上に子どもからのメッセージが入ったOtiが置いてあります。「今日もお仕事頑おつかれさまー」って、子どもから言われるだけで、どんな疲れも一気にふっとびます。
Otiの形と色に込めた思い
Otiの製品化に当たっては、イギリスと日本で活躍するクリエイティブユニットのPlayfoolさんにもご協力いただきました。
吹き出しを模した丸っこい形は、小さな手にも大きな手にもなじみます。シンプルな操作性にこだわって、ボタンは1つだけ。
パッケージやゴムのカラーには、年齢、性別に関係なく愛される4色の組み合わせを選びました。
可愛いパッケージはプレゼントにもおすすめです。親子に限らず、いろんな人と一緒にOtiを楽しんでいただけたらと思います。ぜひ、どんどんOtiの輪を広げてくださいね。
オティの商品情報
価格 1個 3,300円(税込み)
- ● 素材 / Oti:本体/ABS樹脂、ゴム/ゴム、ポリエステル 箱:紙
- ● 素材 / 本体:縦約4cm、横約6cm、厚さ約2.3cm
箱:縦約6.5cm、横約8.6cm、高さ約4.3cm - ※ボタン電池(LR44)2個付き
- ※対象年齢3歳以上 ※使い方説明書付き (中国製)
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2個で
各3,080円(税込み) -
3個で
各2,970円(税込み) -
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各2,860円(税込み)
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