【目次】
カーディガンコーデの基本
カーディガンの種類
カーディガンはシルエットによって印象が大きく変わります。ここでは大人女性が着こなしたい代表的な種類を解説します。
- ロング丈：気になる腰まわりや太ももを隠しながら、縦ラインを強調してほっそりとした印象に。
- ショート丈：目線をあげてスタイルアップ効果を狙えます。今っぽいバランスでこなれ感も演出。
- Vネック：首まわりをすっきり見せて小顔効果を発揮。インナーとのレイヤードも楽しめます。
- クルーネック：上品できちんと感があり、オフィスやきれいめな着こなしにフィット。
- オーバーサイズ：肩の力の抜けた抜け感を演出。リラクシーな雰囲気を与えられます。
素材による印象
素材にもさまざまな種類があり、見た目の印象や着回し方に影響します。
- コットン素材：親しみやすくリラクシーな印象で、カジュアルなスタイリングにぴったり。
- ウール素材：上品できれいめな印象を与え、オフィススタイルにもおすすめ。
- リブ素材：ほどよいフィット感が女性らしく、シンプルながらも華やかに決まります。
着こなしの基本ポイント
フロントボタンが付いたカーディガンは、アレンジ次第で着こなしの幅が広がるのが魅力です。
- 肩掛け：こなれた印象を与える定番の着こなし方。重心が上がってスタイルアップ効果も。
- 羽織る：ボタンを留めずに羽織れば、決めすぎない大人のリラックススタイルに。
- プルオーバー風：ボタンを留めればトップスとして着られて、印象チェンジがかないます。
季節別のカーディガンコーデ
春
ジャカード素材のカーディガンが主役のきれいめパンツスタイル
ぱっと目を惹くブルーのカーディガンは、透け感のあるジャカード素材で華やかさと主役級の存在感があります。シンプルな白のワイドパンツを合わせて、落ち着いた上品な着こなしに。足もとはボリュームのあるスニーカーではずしをきかせつつ、淡いグレーを選ぶことで清潔感をキープ。春にぴったりな、明るく好印象なパンツスタイルです。
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春らしいマリンテイストな大人カジュアルコーデ
ジャケットのようなきちんと感がありながら、やわらかなニット素材でらくな着心地をかなえるカーディガン。ゴールドボタンが華やかなアクセントとなり、上質感のある大人のスタイリングに。インナーにボーダーカットソー、ボトムにリラックスシルエットのデニムパンツを投入したら、マリンテイストな大人カジュアルコーデの完成です。
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ベージュワンピースとかのこカーディガンでナチュラルに
広がりすぎないAラインシルエットのワンピースに、白のカーディガンをさらりと羽織ったフェミニンな着こなし。カーディガンはカジュアルな表面感のかのこ素材で、肩の力の抜けたリラクシーな印象を与えます。上半身に白をもってくることで、顔まわりが明るく見える効果も。ヌーディーなシューズを合わせて、上品にまとめています。
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夏
シアー素材のロングカーデで軽やかなレイヤードコーデ
水色を基調としたストライプ柄ワンピースに、透け感のあるシアー素材のカーディガンをプラス。ワンピースにロングカーディガンを合わせるときは、ひざ丈を選ぶとバランスが取りやすく、すっきり決まります。爽やかなスタイリングに合わせて、小物も夏らしいデザインを投入。足もとは華奢なフラットパンプスで上品に仕上げます。
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ベストカーディガンで涼やか＆こなれ見えをかなえて
フレンチスリーブのベストタイプのカーディガンは、夏でも心地よく軽やかに着られるのが魅力。ざっくり開いたVネックが抜け感を演出し、さりげない小顔効果も期待できます。インナーをレイヤードして肌見せをおさえることが、大人らしい上品な着こなしのポイント。肌離れのいいゆったりしたワイドパンツは、暑い時期でも快適な着心地を叶えます。
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シアー素材ならオーバーサイズも品よく決まる
透け感のあるカーディガンは、オーバーサイズでも軽やかでこなれて見える優秀アイテム。レイヤードするインナー次第で、表情を変えられるのも魅力です。白インナーなら夏らしい軽快な雰囲気があり、上半身に抜け感を演出できます。総柄パンツを合わせれば、主張しすぎないのにしっかり着映えるスタイリングに着地。
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秋
ダークグリーンを差し色にした大人の洗練コーデ
ぽこぽことした表面感が着映える、ダークグリーンのカーディガンが主役に。ゴールドのボタンが華やかなアクセントです。インナーは白のカットソーを選び、カーディガンのシックな色味を引き立てます。テーパードシルエットのブラックジーンズでリラックス感を添えたら、気負わないのにスタイリッシュな大人の休日コーデの完成。
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秋色チェック柄パンツをアイボリーカーディガンで軽やかに
ブラウンを基調としたチェック柄パンツは、秋の着こなしにぜひ取り入れたいアイテム。シックで落ち着いた雰囲気があるので、カーディガンは上品なクルーネックデザインのものが好相性です。タートルネックのマスタードイエローを華やかな差し色にしつつ、シューズはカーディガンと同じ白系を選んでまとまりのある印象に。
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ふんわりカーディガン×フレアースカートで華やかに
ふわふわとした質感とあたたかみのあるブラウンカラーのカーディガンは、大人女性らしい上品な華やかさが魅力。ジャケット風デザインなのできちんと感も与えられます。カラフルな色使いが目を惹くチェック柄スカートを合わせれば、レディーなムードの漂う秋コーデに。小ぶりで上品な小物を合わせて、全体のバランスを意識。
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冬
ナチュラルなケーブルニットで大人のほっこりカジュアルコーデ
ざっくりとしたケーブル編みや木製ボタンがナチュラルな雰囲気を感じさせる、アイボリーのカーディガン。きちんと感のあるシャツをインして、品よく着こなします。ボトムスはコーデュロイ素材のワイドパンツでさらに季節感をプラス。すっきりした細身の白スニーカーで、清潔感たっぷりな足もとに仕上げます。
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ロングワンピースにふんわりカーディガンを合わせてシックに
毛足の長いフェザーヤーンニットのカーディガンは、腰にかかるやや長めの丈とゆったりサイズでリラックス感のあるシルエット。パール調のボタンが華やかなアクセントです。シンプルなタイトワンピースと合わせるだけで、上品でリュクスな着こなしに。かっちりした黒の小物で引き締めて、モード感たっぷりに仕上げます。
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暖色のロングカーディガンで見た目も着心地も暖かく
鮮やかなオレンジ色のカーディガンは、ダークトーンになりがちな冬の着こなしを、一気に新鮮な印象へと導きます。おしりをすっぽり覆うロング丈なので、体型カバーができるうえにしっかり暖かさをキープできるのが嬉しいポイント。カーディガンが華やかなぶん、ニットやワイドパンツは定番色を選んで引き算すると品よくまとまります。
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年代別カーディガンのコーデ
30代
衿付きカーディガンで上品さとこなれ感を両立
こなれ感と大人らしいきちんと感を両立したい30代におすすめなのが、衿付きのポロカーディガン。頑張りすぎないのに、さらりと着るだけでスタイリッシュに決まります。ボタンを閉じてプルオーバー風に着れば、よりきちんとした印象を与えられます。ボトムスはきれいめなプリーツスカートを選んで、シックなワントーンコーデに。
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40代
長め丈カーディガンと細身パンツでメリハリシルエットに
きちんと感のある着こなしを目指しつつ、体形の変化も気になり始める40代。オーバーサイズやロング丈のカーディガンを上手に取り入れることで、ぐんとおしゃれの幅が広がります。直線的なシルエットのカーディガンは、オーバーサイズでもすっきり感をキープ。細身のパンツで引き締めたり、白をきかせて抜け感をつくることがこなれ見えのポイントに。
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50代以降
きれいめカーディガンとロングワンピースでゆったり上品に
着心地のよさにもこだわりたい大人世代には、ベーシックで上質なカーディガンが欠かせません。肌ざわりのいいポンチ素材のカーディガンは、前立てに並んだスナップボタンが遊び心を感じさせるデザイン。長すぎず短すぎない絶妙な丈感で、どんなボトムスと合わせてもコーデを品よく格上げしてくれる一着です。
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シーン別カーディガンのおすすめコーデ
オフィス・通勤
Vネックカーディガン×ワイドパンツをワントーンで上品に
ハイゲージニット素材のカーディガンは、すっきりした表面感で上品な印象があり、きちんと感を大事にしたいオフィススタイルにぴったり。センタープレス入りのストレートパンツと合わせれば、王道の好感度コーデに仕上がります。やさしげな色合いに合わせて、バッグはライトブラウンを選んで女性らしい印象に。
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休日・カジュアル
ワンピース×ロングカーディガンでリラクシーな着心地に
のんびり過ごしたい休日は、体をすっぽり覆うロング丈のカーディガンとワンピースでリラクシーに。ボディーラインを拾わないゆったりした着こなしでも、コントラストのある配色でメリハリのある印象を与えます。レースアップデザインのショートブーツを合わせれば、気負わないのに洗練された大人カジュアルスタイルに。
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きちんと感を出したいお出かけ
パールモチーフ付きならアクセいらずで品よく華やか
ドレスアップするほどではないけれど、普段よりおめかししたい日にぴったりな、パールモチーフが付いたカーディガン。前立てに連なるきらめきが、コーデをぐっと華やかな印象に導きます。大胆なチェック柄のフレアースカートでさらに特別感をアップ。レディーライクなパンプスとバッグを合わせて、エレガントに仕上げます。
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体型別の着こなしポイント
低身長さん向け：ショート丈・縦ライン意識
ショート丈カーディガンで目線を上に集めて
低身長さんは、重心を上げて見せることで好バランスな着こなしに。カーディガンはショート丈を選ぶとスタイルアップがかないます。鮮やかなグリーンや、大きめのボタンなど、ぱっと目を惹くディテールもポイント。ストレートなワイドパンツですっきりした印象をつくり、洗練された大人カジュアルな着こなしに仕上げます。
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高身長さん向け：ロングカーデでバランスよく
ひざ丈カーディガンですっきり見えを叶えて
高身長さんは、ミドル丈のカーディガンだと丈が足りずにバランスが崩れてしまうことも。膝あたりまでしっかり長さがあるものを選ぶとサマになります。フード付きデザインなら、長さがあっても目線が上がり、ルーズな印象になりません。ボトムスはパンツはもちろん、ロング丈のスカートやワンピースと合わせてもバランスよく決まります。
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ぽっちゃりさん向け：Vネック・濃色・前開けスタイル
ゆるシルエットのカーディガンをさっと羽織って軽やかに
ぽっちゃりさんは着こなしに抜け感をつくるのがポイント。カーディガンはさっと羽織って縦のラインを強調するのがおすすめ。黒ワンピースとのコントラストで、全身の華奢見えも期待できます。Vネックデザインなら、顔まわりにも抜け感が生まれて軽やか。カーディガンは厚手のものを選ぶと、体のラインを拾いにくくすっきりした印象で着こなせます。
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カーディガンと相性のよいアイテム
デニム
主役級カーディガンをデニムの親しみやすさでカジュアルダウン
大人女子のデイリーコーデに欠かせないデニムは、どんなカーディガンともなじむ優秀アイテム。存在感のあるチェック柄カーディガンと合わせれば、華やかだけど親しみやすさもある大人のカジュアルコーデに着地します。デニムはシルエットやカラーなど、どこかにきれいめな要素を取り入れるのが、品よくまとまるポイントです。
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ワイドパンツ
きれいめカーディガン×ワイドパンツで大人っぽく
落ち着いた大人らしい着こなしがかなうワイドパンツも、カーディガンのこなれた上品な雰囲気と好相性。ショート丈からロング丈まで、合わせるカーディガンの丈を選ばないところも魅力です。白のワントーンでそろえれば、リラックス感のある着心地なのにきちんと見える洗練コーデに仕上がります。
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タイトスカート
旬のチュールカーディガンをタイトスカートで上品に
きれいめでフェミニンな印象を与えるタイトスカートは、上品なカーディガンとぜひ合わせたいアイテム。ショート丈のカーディガンとバランスが取りやすく、スタイルアップ効果も狙えます。華やかなチュール素材を取り入れたカーディガンなら、シンプルなワンツーコーデでもマンネリを感じさせず、今っぽい着こなしに。
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ワンピース
クルーネックカーディガン×ロングワンピースで黄金バランスに
ワンピースとカーディガンは、いつの時代も愛される王道の組み合わせ。とくにフレアーシルエットのワンピースと腰丈の上品なカーディガンは、ガーリーな雰囲気で着られてフェミニン派の大人女性にぴったり。小物まで含めてベーシックカラーで統一すれば、甘すぎない落ち着きのあるスタイリングに着地します。
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よくある失敗と解決策
ダボッと見える → 素材・丈のバランスを見直す
ゆるっとしたシルエットはリラクシーでこなれて見える一方で、バランスが崩れるとだらしなく見えてしまうことも。オーバーサイズのカーディガンを選ぶときは、インナーかボトムスのどちらかは、タイトなシルエットを選んでみて。また、厚手のカーディガンは着ぶくれして見えやすいので、オーバーサイズは避けてジャストサイズを選ぶのがベター。
老けて見える → カラー選びを明るめに
地味でさみしい印象になるのを避けるには、普段よりも少し明るめのカラーを選んでみて。やわらかい素材感のカーディガンなので、強い印象にならず、意外ときれい色でも差し色としてこなれ見えのポイントに。また、透け感のある素材も、軽やかで若々しい印象を与えられるのでおすすめです。
野暮ったい → 肩掛け・小物でアクセント
コーデがいまいち決まらない……そんな時は、羽織っているカーディガンを思い切って肩掛けにするのもアリ。一気にこなれ感がアップしておしゃれ上級者の着こなしに。トレンド感や華やかさのある小物を足すのもおすすめ。ブローチやストールなどは大人らしい品のよさがあり、カーディガンとも好相性です。
季節・年代・体型に合わせて「自分らしいカーディガンコーデ」を見つけよう
今回は、大人女性におすすめしたいカーディガンコーデを紹介しました。さらりと羽織ったり、トップス風に着たり、1枚で幅広い着こなし方ができるのがカーディガンの魅力。シーズン問わず活躍し、コーデを洗練された雰囲気に導いてくれるので、ぜひワードローブに加えたいですね。カーディガンのシルエットや素材も意識しながら、自分らしい着こなしを楽しみましょう。
