青みかんって酸っぱいイメージですよね。一般的に青みかんとして出回っているものは、熟す前に摘果した早摘みのみかんがほとんどで甘さがありませんが、これは違います。ゆらの碧玉は、酸味が抜けるのが早く、9月が旬のみかんの中で最も食味の優れた品種なんです。
みかんの季節の最初にできる一番星のようなみかん、ゆらの碧玉は和歌山で開発されて、和歌山でしか栽培できない品種で正式な品種名はYN-26と言います。極早生(ごくわせ)みかんの優良品種「ゆら早生」を改良して作られ、皮が薄く糖度が高いといったゆら早生の特徴を受け継ぎながら、ゆら早生よりも早く9月に旬を迎える品種で、秋らしいさわやかな味わいを楽しんでいただけます。小粒で緑がかった色ですが、中身は赤くこの時期のみかんとは思えないほどの甘さがあります。
いよいよ始まるとんと農園のみかんの季節。その第1弾としてぜひお召し上がりください。