お家にセラミックの包丁があるけど『金属の包丁と同じように研いでもいいの?』と悩んでいませんか?

一般的な包丁は砥石(といし)で研げますが、セラミック包丁では使えません。
『じゃあセラミック包丁はどうやって研ぐの?』と思いますよね。

そこで本記事では、セラミック包丁のお手入れ方法をわかりやすく説明しています。
セラミック包丁は切れ味抜群で耐久性もあり、近年人気が増している包丁です。

しかし『そもそもセラミックって何?』と疑問に思う方もいるかもしれません

この記事を読めば、セラミック包丁の特徴について理解でき、セラミック包丁の正しい選び方もわかります。

今後新たに包丁を買い足す際にも参考になるので、ぜひ最後までご覧ください♬

セラミック包丁の特徴とは

セラミック包丁とは、金属ではなくセラミックで作られた包丁のことを指します。
包丁に使用されているセラミックは、ジルコニアセラミックという素材が使われています。

ジルコニアセラミックは義歯にも利用されているほど強度が高く、耐熱性に優れている素材です。
セラミック包丁は刃こぼれしにくく、切れ味も良いため、近年利用する方がどんどん増えてきています◎

セラミックってなに?一般的な包丁との違い

セラミック包丁と、他の素材で作られた包丁はどのような違いがあるのでしょうか?包丁に使われている素材によって、切れ味や手入れのしやすさなどが変わってきます。

素材特徴
セラミック陶器の一種でサビない切れ味が長持ちする衝撃には弱い
鋼(はがね)和包丁に使用することが多い切れ味が良いサビやすい
ステンレス切れ味は鋼(はがね)より劣るが、サビにくいお手入れがしやすい安価なものから高級品まで幅広い
チタンサビにくい軽量で扱いやすい刃こぼれしにくい
複合材切れ味が良いお手入れがしやすい

では次に、セラミックのメリットとデメリットを説明します。
セラミック包丁の特徴をさらにお伝えしていきますよ♬

セラミック包丁のメリット

セラミック包丁のメリットは以下の3つです。

  • 切れ味が長持ち
  • サビない
  • 軽い

セラミック包丁は、鋼やステンレスの包丁と比べて切れ味が長持ちします。
そのため、包丁を定期的に研ぐ必要がありません。

また金属製の包丁よりも軽量なので、長時間使い続けても手に負担がかかりません。
とくに料理に慣れていない人は、軽くて扱いやすい包丁がおすすめです。

また、セラミック包丁はサビることがないので、包丁を洗ったあとの管理も非常にラク♬

洗ったあとに水気を拭き取ったり、包丁を定期的に研いだりと、メンテナンスが苦手な人にはセラミックの包丁がおすすめです◎

セラミック包丁のデメリット

セラミック包丁のデメリットは以下の3つです。

  • 刃こぼれしやすい
  • 大きい食材は不向き
  • 砥石(といし)では研げない

セラミック包丁は陶器の一種です。
硬い素材だからこそ衝撃に弱く、刃が欠けやすい特徴があります。
たとえば、カボチャやトウモロコシなどの硬い食材を切るときは、刃が欠けないように注意が必要です。

また、セラミック包丁は小さいサイズのものが多いため、スイカやメロンなどの大きな食材も切りにくいといった特徴があります。
包丁にも「適材適所」があるので、硬い素材や大きい食材を切る時は他の包丁で切るようにしましょう!

では次に、セラミック包丁のお手入れ方法をわかりやすく説明していきます。

セラミック包丁のお手入れ方法

セラミック包丁は、サビにくいのでお手入れも非常に簡単です。

とくに鋼の包丁を長く使う場合は、サビを防ぐためのお手入れが必要です。
調理の際はこまめに水分を拭き取り、月に一度は砥石を使って切れ味をキープさせなければなりません。

一方でセラミック包丁は、食器用洗剤で洗い、しっかり乾燥させるだけでOKです◎
なかには食洗機で洗えるセラミック包丁もありますよ♬

セラミック包丁は衝撃に弱く、欠けたり折れたりしやすいので、他の食器にぶつけないように注意しましょう。

セラミック包丁は研ぐ必要あるの?

セラミック包丁は切れ味が良いため、金属の包丁のように頻繁に研ぐ必要はありません。
金属の包丁だと、月に一度は砥石を使ってメンテナンスしてあげることが理想ですが、セラミック包丁は切れ味が悪くなった時だけのお手入れで十分です。

セラミック包丁を一般的な砥石で研ぐと、刃こぼれや刃が折れる原因となってしまいます。
切れ味が落ちてきた場合は、セラミック包丁用のシャープナー(研ぎ器)を使いましょう。

以下では、セラミック包丁の研ぎ方について詳しく説明していきます。

シャープナーの使い方はいたってシンプル。
シャープナーを安定した平らな面に置き、手前に約3秒かけてゆっくり包丁を数回引くだけです。
研ぎすぎるとセラミック包丁の刃先が薄くなり、刃こぼれしやすくなるので注意しましょう。

ダイアモンドロールシャープナーは、セラミック包丁(京セラ製に限る)、金属製(ステンレス、鋼、チタン)の包丁のどちらも研ぐことができておすすめです。

片手におさまるコンパクトサイズなので、キッチンでも邪魔になりません。
いつでもすぐに使えるよう、包丁と一緒に収納しておくと良いですよ◎

いろいろな材質の包丁が研げる ダイアモンドロールシャープナー〈両刃用〉

1個 ¥2,000(+10% ¥2,200)

セラミック包丁の切れ味を長持ちさせる方法

セラミック包丁のお手入れは、日々洗うだけで十分です。
そもそもセラミック素材は傷みにくいことが特徴なので、その特性をそのまま活かすのが基本。
長持ちさせるポイントは以下の3つです。

  • 硬い食材は切らない
  • 砥石(といし)で研がない
  • 用途によって使い分ける

セラミック包丁の特性をしっかりと理解することで、包丁の寿命は大きく変わってきます。
長持ちさせるためにも大切に扱いましょう!

硬い食材は切らない

セラミック包丁は刃こぼれしやすいため、カボチャやトウモロコシなどの硬い食材を切ることには不向きです。

またセラミック包丁が刃こぼれした場合、そのまま使用するのは危険です。
刃こぼれの直し方がわからない場合は、購入したメーカーに修理を依頼できますよ◎

しかし、刃こぼれが大きい場合は修理対応できない場合もあるので注意が必要です。
刃こぼれしないためにも、硬い食材のカットは避けるようにしましょう。

砥石(といし)で研がない

セラミック包丁は一般的な砥石で研ぐと、刃こぼれや刃が折れる原因となります。

頻繁に研ぐ必要はありませんが、切れ味が悪くなったら、セラミックでも使えるシャープナーを使用しましょう。

また、セラミック包丁を購入したメーカーでは「研ぎ直しサービス」を受けられることも。
切れ味が悪くなったからといって、お家にある砥石で研がないように注意してくださいね!

用途によって使い分ける

セラミック包丁は、用途によって他の素材の包丁と使い分けることも大切です。
セラミック包丁は切れ味も良く便利な包丁ですが、硬い食材を切る時は刃こぼれする可能性があります。

セラミック包丁をメインに使いながらも、他の包丁も上手に使い分けることで、セラミック包丁の寿命を伸ばすことにつながります。

パンにはパン包丁、小さな果物にはペティナイフ、硬いものには金属製の包丁を使用するなど、それぞれの包丁の特性を生かして使っていきましょう!

セラミック包丁の選び方

セラミック包丁の選び方は

  • サイズ
  • 手入れのしやすさ
  • 柄の素材

これらをふまえて考えると選びやすいですよ。
『新たに買い足したい』という人はぜひ参考にしてくださいね。
では、それぞれ見ていきましょう♬

サイズで選ぶ

セラミック包丁は用途に合わせてサイズを選びましょう。
それぞれサイズによって使い方も変わるので、ぜひ欲しいサイズをチェックしてみてくださいね♬

14cm三徳ナイフ

14cmの三徳(さんとく)ナイフは幅広い食材に適しています。
三徳包丁の三つの徳とは、「肉・魚・野菜」の三つの種類の食材を切れることからきています。

刃の長さが14cmと短めなので、料理初心者が使う最初の一本にもおすすめ◎

素材のセラミックは熱間静水圧プレス加工(Hot Isostatic Press)をほどこしたブラックブレード。その加工により、従来のセラミックナイフより強度が20%アップしています。

包丁の強度が上がることで刃こぼれや欠けの発生を減少させ、抜群の切れ味を長く楽しめますよ♬

軽い・さびない・お手入れ簡単! セラミックナイフ〈14cm三徳ナイフ〉

15cm菜切りナイフ

15cmの菜切りナイフは、千切りやぶつ切り、皮むきなど、野菜を切るのにぴったり♬
菜切り包丁の特徴は、とにかく野菜が切りやすいこと!
食材に刃が入りやすいので、少ない力できれいに切れます。

刃の幅も広いので、キャベツや白菜など大きめの野菜もスムーズにカットできますよ。
菜切り包丁の刃はまっすぐに作られているので、野菜のかつらむきがしやすいこともポイント◎

軽い・さびない・お手入れ簡単! セラミックナイフ〈菜切りナイフ〉

1本 ¥10,500(+10% ¥11,550)

18cm両刃ナイフ

大きな野菜、肉や魚をカットするなら18cmの両刃ナイフがおすすめです。
包丁の刃には、刃が両側についている「両刃」と、刃が片側にのみついている「片刃」があります。

家庭用で選ぶとしたら両刃がおすすめです。
両刃はまっすぐに切り込みができ、肉以外にも大きめの野菜を刻んだり、魚をさばいたりすることもできますよ。

軽い・さびない・お手入れ簡単! セラミックナイフ〈シェフズナイフ〉

1本 ¥10,500(+10% ¥11,550)

ペティナイフ  

毎日の調理に使う包丁とは別に、2本目として揃えたいのがペティナイフ。
果物や野菜の皮むきはもちろんのこと、先が尖っているので細かな飾り切りにはペティナイフが最適です。

また、一般的な包丁に比べてサイズが小さくて軽いので、重い包丁が苦手な方や、手が小さい女性や子どもにもおすすめです。
料理好きの方だけでなく初心者の方でも、ペティナイフを1本持っていると確実に重宝しますよ。

軽い・さびない・お手入れ簡単! セラミックナイフ〈ペティナイフ〉

1本 ¥7,000(+10% ¥7,700)

手入れのしやすさで選ぶ

セラミック包丁は、手入れのしやすさで選ぶことも大切です。
商品によっては食洗機で洗浄可能なセラミック包丁もあります。

食洗機を使っている家庭は、食洗機対応の包丁を選べばお手入れもラクですよね。
また、金属製の包丁は漂白剤を使用するとサビてしまいますが、セラミック包丁は漂白剤も問題なく使えます。

汚れがひどいときや包丁の除菌を行うときは、塩素系漂白剤に軽く浸けるだけでキレイになりますよ◎
包丁を購入する時は、包丁の素材だけでなく手入れのしやすさも確認するようにしましょう♬

柄の素材で選ぶ

セラミック包丁は、柄の素材にも注目しましょう。
軽さを重視するなら、プラスチックハンドルがおすすめです。

とにかく軽量で、女性や高齢の方でも使いやすいのがメリット。
また、プラスチックハンドルは価格の安い商品が多いことも特徴です◎

滑りにくさにこだわるなら、ラバーハンドルがおすすめ。
ラバー素材は、調理中に滑りにくいという特徴があります。

料理初心者で包丁の扱いに自信がない方は、ラバーハンドルを使うと安心です。
ただ、ラバーハンドルは製造コストがかかるため、価格は少し高めです。

柄の素材を触った感触やフィット感、予算とも照らし合わせながら検討してみてくださいね。

まとめ

この記事では、セラミック包丁の特徴や選び方について紹介しました!

セラミック包丁のお手入れ方法も詳しく紹介したので、最近切れ味が悪いな……と思っている方はぜひ参考にしてくださいね♬

セラミック包丁は扱いやすく切れ味も抜群!サビることもないので、他の包丁よりもラクに使え、非常に便利ですよ♪

今回ご紹介したセラミック包丁の選び方を参考に、自分に合うセラミック包丁を探してみてくださいね。

フェリシモ「Kraso(クラソ)」では、他にもさまざまな便利アイテムが揃っています。気になる方は、ぜひ公式サイトをのぞいてみてください。

ITEM

CATEGORY

BRAND

SEARCH

PICK UP

  • 新作デジタルカタログ