[2025/08.07]

ぼくの、シンプルレシピ

#37. 春雨スープ

春雨スープは「やさしさ」の象徴みたいだ。

料理を作ることがいくら好きでも、
どうしても気力が湧かないときもある。

ごはんを炊くことも、
フライパンを使うのもめんどう――

インスタント食品に頼りたいけど、
ちょっとでも手を動かして
今日の自分を肯定してあげたい。

そんなとき、
常備してある乾燥春雨と
冷蔵庫に少しだけ残っていた野菜、
それに卵を使って春雨スープをつくる。

鍋ひとつで完結するし、
食器はどんぶり1個だけ。
洗い物は、ほぼ最小限で済む。

疲れた心に負担の少ない料理なのだ。

それになんとなくだけど、
春雨はからだにやさしいイメージもある。

たった一品だけだけど、
この一杯は、今の精一杯。

HOW TO COOK

野菜を切ります

使いかけのわずかに残ったにんじん、しいたけ1個、小松菜が少々、青ねぎ1本が冷蔵庫にありました。基本的になんでも大丈夫ですが、にんじんと緑の野菜があると仕上がりの彩がよくなります。青ねぎはトッピングなので、あってもなくてもOK
しいたけは薄切り、にんじんは春雨になじむくらいの細切り、小松菜は茎と葉に分けて茎は細かく刻み、葉は大きすぎず小さすぎずのサイズに切ります。青ねぎは小口切りに

スープのもとをつくります

ふだんはみそ汁を作る鍋に、水400ccと砂糖、鶏ガラスープのもとをそれぞれ小さじ2ずつ入れて軽く混ぜます

一部の野菜と春雨をゆでます

まず、しいたけとにんじんだけを鍋に入れて火にかけます
ぐつぐつしてしばらくしたら、春雨を加えてしばらく(3分くらい)ゆでます

調味します

しょうゆ大さじ1と、ごま油大さじ半分を合わせて、鍋に回し入れます

小松菜を加えてひと煮立ち

小松菜は煮込むとおいしくなさそうな色になってしまうので、仕上げの直前にいれます。生で食べられる緑の野菜を使うときは、炒めるときも後入れがおすすめです

溶き卵を回し入れます

卵1個を溶いて鍋に回し入れます。さきほど調味料を合わせたボウルで卵を溶いちゃえば、洗い物を減らせますよ

青ねぎ、白ごまを散らして完成!

どんぶりに移して、小口切りにしておいた青ねぎと、お好みで白ごまを散らしたら完成!今回は40gの乾燥春雨を使ったのでかなりのボリューム感ですが、不思議とぺろりと食べられちゃいます

【材料】
◎乾燥春雨 40g
◎小松菜 2,3本
◎にんじん 小1/5本
◎しいたけ 1個
◎青ねぎ 1本
◎白ごま 適量

【調味料】
・水 400cc
・砂糖 小さじ2
・鶏ガラスープのもと(顆粒) 小さじ2
・しょうゆ 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2

STAFF
photo / text : けんち(このごろ編集部)
illustration:lilyco