立体感と気品を感じるジャカード織りの生地は織物の産地である兵庫県西脇市で織られた播州織を使用し、宮城県亘理郡(わたりぐん)の熟練職人による手作業でていねいに日本で作られた晴雨兼用傘です。ジャカード生地の織りから、裁断、縫製、張り付け作業や、部品の取り付けに至るまで完成に手間と時間をかけて生産しています。傘の手元は竹を使用し、つやのある手触りと竹独特の節が、しっかりと握りやすさを出してます。傘の中心に位置する中棒の樫(カシ)は、傘を開く際に、スムーズな開閉の立役者であります。親骨は約47cmで、女性が差した時、閉じた時に大き過ぎないシルエットを意識しています。また傘の先端にある石突や傘をまとめるネーム部分にも竹を使用しているので、個性が光る仕上がりです。傘を開くと、生地の張り感と広がる美しい模様に魅了され、傘をさすことの楽しみを感じられます。職人のていねいな仕事を随所に感じる傘ですので、大切な方へのギフトにおすすめです。