なかなか出合えないかも?!
甘~い福島の桃を存分に味わって
もうすぐ桃がおいしい季節がやってきますね。今か今かと待ちわびている桃好きさんのために、なかなか出合えない福島県の希少品種の桃をセレクトしてお届け。
フェリシモのために品種を選んでいただいたのは、福島県国見町の地域商社「陽と人」さん。桃のシーズンは毎日産地に足を運び、おいしい桃をお届けするため生産者さんと一丸となって取り組んでいらっしゃいます。 福島では、7月から9月の間におよそ30品種の桃の収穫が続きます。時期や品種によって果肉の柔らかさや甘さの濃度も違うので、産地では「品種リレー」といって桃の変化を楽しまれているそう。
今回はその品種リレーを体感できるように7月から9月まで3ヵ月連続でお届け。お届けする品種は、さまざまな理由から市場にはあまり出回っていない品種ですが、完熟での収穫、土づくり、栽培方法にこだわりがあり、さらに平均糖度は13度以上と甘さはしっかりとお墨付きの桃ばかり。また、糖度だけでは測れない、個性的な味わいをそれぞれの品種が持っています。樹上でギリギリまで成熟した桃を、一番おいしいタイミングでお届けします。
◆7月上旬~中旬お届け 紅国見(べにくにみ) 約1.5kg(5~7玉)
福島県の最北部で、宮城県との県境に位置する国⾒町で⽣まれた早⽣品種の桃。⼀⽟の大きさは⼩ぶりなため、大きな桃が好まれる市場ではなかなか流通しておらず、栽培する農家さんも少ない品種です。しかし、かわいいサイズ感ながらギュッと甘みが詰まっており、中には糖度 15 度ほど(※栽培年や個体によって差があります)になるものも。果肉は柔らかく、しっかりした味わいは一度食べるとファンになる人も多数。
◆8月上旬~中旬お届け まどか 約1.5kg(4~6玉)
ピンク⾊の果⾁と深い⽢さが特徴のまどか。ほのかな酸味もありますが、この酸味が全体の味わいをより濃厚にしています。まどかは、福島県の代表品種「あかつき」「川中島白桃」の間の時期に栽培されるため、生産者が減少しているのだそう。また、ほとんど東北地方でしか栽培されていないことから、なかなか出合えない品種になっています。収穫直後はパリッと固め、常温で日を置くとジューシーで甘みが増すので、お好みに合わせて味わってみて。鮮やかな⾊付き・上品な⾹りで、才⾊兼備の優等⽣です。
◆8月下旬~9月上旬お届け 伊達白桃 約1.5kg(4~6玉)
一玉350gほどになるものもある、大玉の桃です。他の産地では桃の収穫が終わりを迎えていることや、天候の影響を受けやすいことから、伊達白桃をはじめとする晩生品種の栽培面積が減っているため希少品種となっています。白い果肉はパリッと硬めですが、果汁はしっかり入っており、酸味は少なく、桃らしい甘さを楽しめます。常温で日を置くと果肉に少しずつ弾力が増し、香りも強くなります。日持ちにも優れているので、ゆっくりと味わいの変化を楽しんでいただけます。7月、8月との食感の食べ比べも楽しんでくださいね。