ふだん手に取るアボカドはほとんどが輸入ものですが、実は今、少しずつ日本でもアボカドの栽培が進んでいます。まだほとんど流通していない国産アボカドの中から、宝石みたいな完熟アボカドとの呼び名も高い、香川県アンファームさんの「みとよグリーン」をお届けします。
みとよグリーンは、瀬戸内・香川の森で育まれています。瀬戸内海を見渡すのどかな山間の森で、気候・土壌ともにアボカドを育む適した環境です。輸入アボカドは青いまま収穫していることがほとんどですが、みとよグリーンは樹の上で熟成するのをしっかり待って収穫されています。そのため、バターのように、もはやバターよりクリーミーで濃厚!栄養もしっかりと含まれています。また、農薬は極力使わず、ミツバチなど昆虫媒花で受粉する自然に近い農法で育てられています。
輸入アボカドのほとんどはハスという品種ですが、アンファームさんでは、9月から翌年3月までさまざまな品種が栽培・収穫されています。今回はお届け時期に一番おいしい品種をお届けします。
完熟で収穫されますが、お届けから食べごろになるまでには追熟が必要です。色は変わりませんので、常温で保存し、軽く触って柔らかくなってきたら食べごろです。まずはそのまま、その濃厚な味わいを堪能してみてください。塩こしょうやしょうゆなどのシンプルな味付けや、パンにはさんでサンドイッチにするのもおすすめです。
◇アンファームのこと◇
瀬戸内海に面した、豊かな土壌が育まれる香川県三豊市財田町。優しい陽のひかりがふりそそぐ町で、「大好きなことに挑戦し続けるからこそ追究をやめない」を掲げる代表の安藤さんのもと、マンゴーづくりを情熱をもって取り組まれてきた果樹園。また、国産のアボカドづくりに関しても、早くから取り組まれており、国内でも注目されています。