いとしい手づくり〜暮らしに寄りそう手づくり

2022年11月28日(月曜日)

 

私が手づくりを始めたのは、子どもの入園グッズを作ってあげたいとの思いからでした。クチュリエの「はじめてさんのきほんのき」シリーズで裁縫、ミシン、刺しゅうを学ぶうちに、手づくりは私の暮らしの一部になりました。新しい鍋つかみが必要だなぁと感じたとき、首から下げるスマホポシェットが欲しいなぁと思ったとき。じゃあ作ってみよう!

 

スマホポシェットはインドのカンタキルトのハギレで制作。

 

完成形をイメージしながら、サイズを計り簡単な設計図を描いたらすぐに制作スタート。想像通りに進むこともあれば、頭で考えていた通りにいかず立ち止まることも。試行錯誤と回り道を楽しみながら完成させます。自分が使うものだから、ちょっといびつでも愛着が湧くし、それも味があってよい。できあがったものを使ったり、身に着けたりするときの喜びもひとしおです。使うたびにワクワクします。

 

第三子のために作った母子手帳ケース

手づくりの材料にはよくハギレを使います。日本の古布やインドのカンタキルトなどのハギレを集めるのも好きで、引き出しにはストックがたくさんあります。組み合わせてミシンでつなぎ合わせると、思いもよらない表情が生まれたりします。

 

久留米絣のハギレで作った鍋つかみ。

 

子どものために始めた手づくりでしたが、作業している時間や、次は何を作ろうかと想像する時間はとても楽しく、いつのまにか自分にとっての大切な時間になりました。子どもたちが寝静まったあと、お母さんという役割から少し離れ、ひとり無心になれる時間は、どこか瞑想のような時間なのかもしれません。日々の暮らしの中で「こんなのあったらいいな」を自分の手で形にできる喜び。これからも家族の変化を見守りながら、マイペースで私らしい手づくりを続けていきたいと思います。

 

主婦 中家 佳奈

街から離れた里山で、夫と3人の子どもたちと5人暮らし。「OKAPI BENTO」という屋号でのお弁当作りは、現在育児休業中。畑で野菜を育てたり、保存食を作ったり、里山の暮らしを日々探求しています。

Instagram:@k_okapi

 

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