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2020年度基金活動報告 ― サンゴ礁の保全活動への支援(特定非営利活動法人美ら海振興会)

2020年度に拠出した美ら海振興会さまの活動レポートをご紹介します。

水中駆除活動の様子

この1年は、コロナ禍にできることを模索しながらの活動になりました。例年より活動の回数は減ったものの、沖縄の離島での陸上清掃、サンゴに絡まる釣り糸やごみを回収する水中清掃、サンゴを捕食するレイシガイダマシ類やオニヒトデの水中駆除、サンゴの植え付け等を行いました。

サンゴの植え付の様子

これまでは、企業や学校から呼ばれて、沖縄の海やサンゴについての講演を行っていましたが、昨年からは県外に行くことが難しくなりました。特に多くの人を集めたイベントの開催は難しくなったため、オンライン会議ツールを利用した講演を行うことにしました。

そこで、当団体が定期的に行っている理事会の開催だけでなく、企業等への講演や、学生からのインタビューについてもオンラインで行うことにしました。その結果、これまでお話する機会がなかった小さなスクールや個人の方からもお問合せがありました。本当にうれしい驚きです! そして、今ではそれが当団体にとって “新しい普通” になっています。

オンラインでの開催は、「飛行機や車で移動する必要がなく、CO2の排出も抑えられる」とても良い取り組みなので、個人の方や学校への環境教育の機会が増えれば、当団体の普及啓発にもつながっていくと思います。これからもたくさんの方々とお話できることを楽しみにしています。

<支援者へのメッセージ>

気持ち良さそうに泳ぐウミガメ

美ら海振興会の活動をご支援いただき、誠にありがとうございます。
当団体は、昨年からコロナ禍でなかなか思うように活動ができず、悔しい思いをした1年になりました。

当団体のメンバーは、ボランティアでこの活動を続けています。観光客のいない沖縄で、ほとんどのメンバーがダイビングショップを経営しているため、大幅に収入が減ってしまったメンバーもいます。

それでも活動を継続してこられたのは、みなさまからのご支援や、沖縄の海やサンゴに興味を持っていただいた方からたくさんのメールをいただいたからです。本当にありがとうございます!

当団体は、これからも沖縄の綺麗な海を守るための活動を続けていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

■美ら海振興会さまのその他の支援活動はこちら

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