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2015年度基金活動報告 ー サンゴ礁の保全活動への支援(沖縄県立沖縄水産高等学校)

2015年度に次の基金より拠出した沖縄県立沖縄水産高等学校さまの活動レポートをご紹介します。

 

■沖縄県立沖縄水産高校 総合学科 海洋生物系列、マリンスポーツ系列

<シラヒゲウニ種苗生産と放流> 
沖縄水産高校では、沖縄県の食用種シラヒゲウニを人工受精させて作っています。シラヒゲウニの個体数が激減していることから種苗は海へ放流しています。これからも種苗生産と放流を継続し資源回復に貢献します。

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<イシサンゴ類の苗作り>
2009年から始めたサンゴの苗が順調に生育しています。株が増えると海への移植を行います。

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沖縄水産高校は、昔から漁業が盛んな糸満市に所在しています。今年は、7月21日に糸満市の喜屋武漁協の協力を得て学校で生産したシラヒゲウニ約300個体を放流することができました。

シラヒゲウニは、人工受精から約10ヵ月飼育し、5cmほどになった稚ウニです。飼育初期には、餌となる植物プランクトンの培養を始め水質の管理など手間も多くかかり大切に育てます。海藻が繁茂する海に放流することで資源回復を目指しています。

 

<支援者のみなさまへ>
沖縄水産高校では、海洋について生物やマリンスポーツ、漁業など様々な分野で学んでいます。学ぶ中で自然の恩恵に感謝し、環境保全についての意識も育んでいます。海を知り、将来的には沖縄の水産業や観光産業、海洋環境保全など活躍する人材育成を目指しています。

 

前回の報告はこちら

■沖縄県立沖縄水産高校さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。
H28シラヒゲウニ放流2015前期マリンスポーツ系列:取り組み

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