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2013年度基金活動報告 ― サンゴ礁の保全活動への支援(特定非営利活動法人 美ら海振興会)

2013年度に次の基金より拠出した特定非営利活動法人 美ら海振興会さまの活動レポートをご紹介します。

 

サンゴの天敵、レイシガイの駆除を行っています。サンゴの付け根に生息していることが多く駆除する際はピンセットなどの細い道具を使い1つ1つ、取っていきます。レイシガイが好むサンゴの種類があり、多いときには20個以上貼りついていることもあります。1回の駆除活動で約2000個近く駆除します。

老眼が始まったインストラクターはレイシガイがぼやけて見えるので 「目のピントを合わせるのが大変だ」 と活動中は口癖のように話しています。現在、沖縄本島周辺の海域にはオニヒトデの大量発生はなく、ここ数年はレイシガイが大量発生しています。駆除海域を選定して集中的に駆除を行っていますが、なかなか数が減りません。駆除したレイシガイはゴミとして捨てるのですが、あまりの数の多さに 「味噌汁」 の具にして食べたツワモノもいます。味の方はといいますと・・・まあまあという感想でした。

オニヒトデの駆除に比べ、レイシガイの駆除は怪我をするリスクが少ないため、安心して活動をすることができます。ただ、レイシガイだと思ってピンセットでつかまえたら 「ヤドカリ」 だった笑い話も多いですよ (笑)

沖縄の海が元気を取りもどすよう、サンゴの植え付けだけではなく、天敵の駆除や水中清掃を定期的に行っています。近い将来、昔のようにキレイなサンゴ礁が広がっている沖縄の海をお見せできる日が来ることを期待していてください。 

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前回の報告書はこちら

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