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2015年度基金活動報告 ー 木村式農学校の運用と指導員育成支援ー(Hokkaido木村秋則自然栽培農学校)

2015年度に次の基金より拠出した自然栽培農学校さまの活動レポートをご紹介します。

Hokkaido木村秋則自然栽培農学校【活動報告】 

みなさまの支援で、今年は作物を保管するための道具が手配できました。

 自然栽培を行っている農学校ですから、普通に電気を使用したり、別の燃料を使用しない「雪室冷蔵庫」にしました。冬場にたくさん降り積もる雪をぎっしりと詰め込んで、その冷気を利用して作物を保管します。
そんな冷蔵庫が昨年の雪が降り始めたころに設置されました。

 2016年に入り、キツネやウサギが雪の中をやってきて、りんごの木やさくらんぼの木の皮を食べていきます。それも自然の摂理ですが、できれば作物の収穫に影響が出ないようにするために、いろいろな食べ物を用意しておきます。

 雪がなくなる頃、農学校の生徒募集を始め、5月の開校までに36名の方々から応募がありました。
すべての方々を受け入れることになり、5月・木村秋則校長を迎えて入学式が行われました。自然栽培の未来・自然栽培の基本(土づくり、種、植え方、自然の見方)などを聞いた新しい生徒の方々は、一応に感銘を受けられ、今年の授業に期待を膨らませておられました。その後公式の授業は月1回、別の自主参加の授業が月1回程度行われます。

 

◆入学式の風景
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2016年度の生徒数は36名、現在順調に授業を受けておられます。

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◆2016年5月の開校に備えて、作物の保管ができる「雪室冷蔵庫」を設置しました。

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農学校に設置された冷蔵庫:電気を使用せず、冬場に雪を片側に満タンにします。

 

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       作物を入れる部屋                  雪を入れる部屋

 

※2016年は7月末まで、作物の保管に使用しました。

 

<支援者のみなさまへ>
みなさまのおかげで設置できた雪室が、さくらんぼや野菜を長持ちさせることに役立ちました。今後もみなさまが自然栽培に興味を持っていただき、日本中に自然栽培作物がいっぱいになることを願っています。

 

自然栽培農学校:スタッフより 

 

前回の報告書はこちら

■自然栽培農学校さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

 

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