フェリシモCompany

地元自慢の商品 岩手県二戸市の「うるし蜂蜜」

東北×みんなプロジェクトで、岩手県北部の珍しくて稀少なはちみつ「うるし蜂蜜」の販売を開始しました!
今回はその魅力をレポートします!


誰もが「えっ、漆のはちみつ?」と聞き返します。
はい、本当に漆の花から採れたはちみつなんです。
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岩手県の北部、二戸市浄法寺町は「浄法寺塗り」と呼ばれる国産漆製品の産地。ここでは国産漆の約8割が生産されています。
海外製品に押される中、日本ならではの漆の文化を絶やしてはならないと、ここでは漆掻き職人が漆の木を育て、守り続けています。
そんな漆の木、樹液が漆塗りに使われるほか、かつては実がロウの原料とされたり、秋には紅葉し美しい景観を作りますが、実は6月下旬から7月上旬にかけて黄色い小さな花を咲かせ、上質のはちみつが採れることはあまり知られていません。
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点在する漆の花が咲くごくわずかな期間に、ミツバチが集めた希少な「漆はちみつ」。
ミツバチは季節に合わせて開花する花を「りんご」「アカシア」「トチ」「漆」「栗」……と次々移っていきますので、漆の花の咲くわずか10日ほどの間をしっかり確認しながら、ほかの花の蜜が混じらないよう細心の注意を払っています。養蜂家のかたはこの時期ご夫婦で、夜明けを待たずに作業を始められます。
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多くの人の手で巣箱から採取され、分離、ろ過されてこんな美しい琥珀色の、素晴らしい作品ともいえる仕上がりになりました。
今年も採蜜とびん詰めが完了し、二戸市ふるさと振興株式会社さまから「ぜひフェリシモのお客さまにもご案内してください。」と、お声をかけていただくことができました。
二戸の漆はちみつは東北新幹線の二戸駅に隣接する「なにゃーと物産センター」や、一部のショップでしか取り扱われていない、とても手に入りにくいものです。
珍しいことと、その上品な甘み、口当たりのよさ、まろやかな風味が大変人気の漆はちみつ。
漆の開花とミツバチの元気、いずれも気候や自然に左右されるものから生まれたものなので、本当に自然の恵みを実感できるものです。塗りの朱をイメージしたキャップをかぶせてお届けいたします。
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二戸市ふるさと振興株式会社さまからのメッセージです。
「二戸市は、この地の貴重な資産である『浄法寺漆』をより多くの方に知っていただきたいと、付加価値アップを目的として二戸市ならではの漆関連商品づくりを進めています。
この『うるし蜂蜜』は漆器だけではなく花の蜜にも着目し、意外性や『漆の里』としてのイメージ定着もねらって開発をしました。上品な口当たりの珍しい『うるし蜂蜜』をぜひお試しください。」
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