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とうほくIPPOプロジェクトレポート-女性の自立を促すレッスンサロン経営~ポーセラーツサロン~(戸部泰子さん)

今年の3月11日で東日本大震災から11年となります。『とうほくIPPOプロジェクト』支援先活動レポートシリーズは、本プロジェクトの最終の期である第10期の支援先のひとつ「レッスンサロン コオリナ」(福島・いわき市)さまの事業活動をみなさまにご報告します。

みなさまからのご支援は、サロン増築工事や電気炉などのレッスン機材購入に使わせていただきました。コロナ禍で人を集める活動は制限があることから、工夫しながら、これまでに出来なかった様々な活動をした1年になりました。

従来、キッチンをガラスフュージングの作業場にしていましたが、生徒さまの導線の確保や、生活エリアと教室を分けることで、心地よい空間づくりになると考えて、増築することにしました。

そのため、当初予定していた内装工事の規模(金額)も変更となり、自己資金の工面は大変でしたが、 コロナ禍でも妥協することなく、工事業者さんと綿密に進めた結果、12月に完成したサロンはこれまでの雰囲気を壊すことなく、素敵な空間に生まれ変わりました。今後の新規の申し込みにも期待が持てそうです。

左上:増築工事施工前/右上:施工後/下:増築部内観

これまでのレッスン内容は、「ポーセラーツ講座」のみでしたが、本格的に「ガラスフュージング講座」を立ち上げました。うれしいことに、サロン増築工事中にも、体験・レギュラー・インストラクターレッスンの申し込みがありました。女性が資格を取り、趣味が仕事になるお手伝いが出来ることに喜びを感じています。

また、レッスンサロンの認知を兼ねて、妊婦もしくは1歳未満のお子さまのいる方を対象に、9月から先着10名さまに『赤ちゃんの手形足形プレゼント』を実施したところ、1週間で満員になりました。

赤ちゃんの手形足形のポーセラーツ

参加されたお母さまたちのアンケートでは、はじめて「ポーセラーツ」を知った方がほとんどでしたが、レッスンサロンと資格取得に興味を持ってもらえたと思います。

そのほかの活動として、イオンいわき店で開催されたあいぱーくマルシェに2回参加をして、ポーセラーツで作るSAKEグラスと、リボン作品を出品しました。

リボン作品は、地元プロサッカークラブ(J3)いわきFCのカラーを使ったリボンを4種類そろえました。チームカラーの赤色(グログラン)、紺色(エンボスグログラン)を用いた高級感あるリボンは、サポーターにも好評で、予想以上の売れ行きでした。

あいぱーくマルシェでの様子 / 左7月開催・右12月開催

<今後の展望>

12月のマルシェ参加後に、「いわきFC」の方とお話する機会をいただき、2022年シーズンのホーム戦で、リボンの販売をすることになりました。まずは、サロンの活動とコンセプトを多くの方々に知っていただき、試合観戦する際に付けるリボンを中心に広めていけたらと考えています。

いわきFCカラーで作ったリボン

<支援者のみなさまへ>

コロナ禍で人流を避ける生活を強いられる中、この1年間は出来る限りの活動が出来たように思います。周りにはまだ資格取得までサポートをしているレッスンサロンが少ないため、地域の女性には魅力的なレッスンになると思っています。

「レッスンサロン コオリナ」の名前も、地域の人たちに少しでも触れる機会が増えたのは、『とうほくIPPOプロジェクト』からご支援をいただいたお陰です。
ありがとうございました。

レッスンサロン コオリナ
戸部さまより

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レッスンサロン コオリナ
福島県いわき市郷ケ丘

https://koolina-iwaki.com/

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