フェリシモCompany

商品企画に際する私たちの環境に対する思い

みなさまこんにちは、フェリシモ環境コミュニケーション事務局のFukuです。

フェリシモはみなさまの生活が、少しでも今よりも豊かなものになるように……という思いを大切に、商品やサービスの開発に取り組んでいます。でもそれは同時に、資源の消費や多くの人との関わりをもってもたらされるものでもありますよね。みなさまに価値を届ける立場として、少しでも環境や人の健康に配慮されたものをという思いで、独自にいろいろなルールをもうけています。今回はそのような商品企画に関する取り組みの一部をご紹介したいと思います。

フェリシモの象徴的商品のひとつ、500色の色えんぴつ

環境に配慮した商品企画ガイドライン( f.e.aネガティブチェックリスト )
私たちは商品を開発、仕入れるにあたり、環境への影響や、かかわってくださる人の健康に配慮して、心配される素材や物質、仕様などについて、自主的な使用回避や代替を進めるために独自のガイドラインを作成しています。この環境に配慮した商品企画ガイドラインを私たちは「f.e.aネガティブチェックリスト」と呼んでいて、実際に商品を製造したり調達していただくパートナーと共有し、確認をおこなうことで、環境、人への配慮が進むように20年以上にわたって運用を続けてきました。

※ちなみに「f.e.a.」というのは「felissimo eco-aesthetics(フェリシモ環境美学)」の略なのですが、これはまたの機会にご紹介できればと思います。

このリストには、例えば「塩素系樹脂の回避」というものがあります。「塩素系樹脂」は耐久性や加工性にとてもすぐれた素材で、さまざまな用途に使用され、私たちの生活を支えている素材でもあります。例えば水道管とか電気コードにも多く使用されている塩化ビニル樹脂もその一つです。環境への影響については、燃焼により強い毒性の物質を生成する素材のひとつとされ、長く自然の中で留まる性質があるため、一時期はその功罪について議論がされたこともありました。その後、日本国内ではゴミを高温で燃焼させるなど、処理技術の進歩により生成を抑えることができています。また、樹脂をやわらかくするために使用される一部の添加物が、からだに良くない影響を及ぼすのではないかと心配されていたりもします。

フェリシモでは原材料の調達、製造を海外でおこなっていることも多く、日本国内のように現地で有害な物質の生成をコントロールできているか、健康被害などの問題がおこっていないかの検証が充分にできていないことももあって、現在はできるだけ塩素系樹脂を使用しないように勤めています。また、添加物については心配される問題のない原料(非フタル酸系可塑剤)への代替も進んでいるため、リストに基づく情報の確認を行い、総合的に判断して環境や健康に対する配慮が進むように活動をしているんですよ。

動物資源の利用についてのルール
フェリシモでは以前より「毛皮の販売を行わない」というルールがあります。
特に社外に向けてメッセージとして積極的に発信はしていません。これは「動物の毛皮を人の装飾用資材に使用」することにシンプルに抵抗を感じるからで、社内、社外のパートナーとも同じ価値観を醸成するためにわかりやすいメッセージだとも感じています。

でもすべての動物資源の利用をしないということではなく、例えば、牛革を使用した商品を多く販売しています。これは環境視点で見ると、食物資源の有効利用という側面もあります。今は本革を使用しないで「合成皮革」に置き換えるという選択もありながら、同時に「本革」を粗末に扱わず長く大切に愛用するという美意識を育むことも大切だと考えています。

日本職人プロジェクトの商品たち。
日本の職人技を未来につなぐ本革鞄・革小物・レザークラフトが人気の“日本職人プロジェクト”

これまで、動物資源の利用についてはさまざまな「思い」はあるものの、整理されたルールが持てないでいたこともありました。そのうち、社内で「フェリシモ猫部」などの動物との共生を考えるチームが立ち上がり、お客さまからも多くの共感やお声をいただいたり、海外での新しい考え方などに触れることで、今は「動物福祉」という考え方にたどり着いています。つき詰めると「使わない」という選択があると思いますが、今の私たちの考え方は、動物資源の利用について、人がより健全な生活を送ることに資する動物資源の利用は否定しません。でもその調達の方法は動物に「苦痛」や「ストレス」を与えるものであってはならないと考えて、サプライヤーとも協同しながら活動をおこなっています。

最近よく耳にすることも増えてきた羽毛やメリノウールの採取方法などもそうですね。両方とも動物資源を利用することで人が恩恵を受けているものですが、採取する方法が「苦痛」を伴うものでないかの確認をおこなうなどの活動を広げています。

羊を傷つけることなく採取された“ノンミュールジングウール”だけを使って作った「オタゴウールニット」

今回は少し固いお話となりましたが、私たちは「環境」を「健康」「生命」「未来」と読み替えることで得られる、さまざまな「思い」をカタチにするために、いろいろな決め事や人との交流を通して活動を続けてきました。正直まだまだ未熟な部分も多く、いろいろな捉え方や考え方があって、お叱りを受けることもありますが、やっぱり「思い」がなにより大切で、みんなでその「思い」を紡ぎ続けることができるようにと活動しています。

商品企画に際する私たちの環境に対する思い、いかがでしたか? ではまたの機会で ! !

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