フェリシモCompany

省エネと働く人の快適の両立を目指して

こんにちは。フェリシモ環境コミュニケーション事務局のFukuです。
フェリシモでは本社・エスパスフェリシモ(情報&物流センター)・東京オフィスの3つの拠点があり、協力会社の方も含めると、全社で1,000人を超える人たちが働いています。(2021年1月現在)

そのすべての事業所で、ひとりひとりが主体的にエコ活動に取り組むと同時に、働く人がストレスを感じない快適な環境づくりを進めています。特にフェリシモのすべての物流業務が集約されているエスパスフェリシモでは、たくさんのエネルギーを使うことから、省エネ(電気・ガス・水道のダイエット)に積極的に取り組んでいます。

エスパス

まず概要をご紹介しましょう。

《事業所共通の環境活動の指針》

◇ 全員参加の環境改善活動を目指します。
◇ 環境教育など環境意識の定着と質的向上を目指します。
◇ ペーパーレス化(コピーや出力に使用する紙資源の削減)をはかります。
◇ 廃棄物の削減に努め、リサイクルに対応した適正な分別・回収を行います。
◇ 照明・パソコン・空調などの電気エネルギー削減をはかります。
◇ 文房具、情報機器などのグリーン購入を推進します。
◇ 空調の設定温度は、冷房28℃、暖房19℃推奨。春秋はできるだけ空調を停止します。
◇クールビズによる服装の工夫を推奨します。

これらは最近ではどの企業でも普通に進められていることかなと思います。特にペーパーレスに関しては、フェリシモでも近年、急速に業務のオンライン化が進み、これまでたくさん利用されていた紙の資料が、徐々にオンラインに切り替わっていき、社員ひとりひとりにノートパソコンが行き渡った現在では、資料が紙で配られるという光景もあまり見られなくなりました。

ノートパソコンがいきわたっています。
資料が紙で配られるという光景もあまり見られなくなりました。

また、本社では毎週水曜日と金曜日にノー残業デーが設けられています。仕事があるのに強制的に帰宅が促されることはないですが、みんなができるだけ早く退社するよう心がけていて、以前に比べて早い時間にすべてのフロアが消灯することが普通になってきました。
また、クールビズに関しても独自の面白い取り組みがあります。それは真夏のドレスコード。フェリシモにはシーンに応じてドレスコードがあり、基本的に男性のハーフパンツ着用は禁止されています。しかし、6月~9月の夏の一定期間に限り、体調管理と省エネの両立のため、ハーフパンツの着用が認められています。

ハーフパンツで仕事しています。
6月~9月の夏の一定期間に限り、体調管理と省エネの両立のため、ハーフパンツの着用が認められています。

次にエスパスフェリシモの活動についてご紹介します。

《エスパスフェリシモの主な環境活動》

◇ 雨水の利用による水道水使用量を減らす
◇ 水道蛇口に節水フィルターを設置する
◇ 空調設備の更新によるエネルギーの効率的な利用
◇ 蛍光灯のLED化による電力使用量削減

この中からいくつか具体的にご紹介したいと思います。

◇雨水の利用
エスパスの屋上には雨水を集める設備が設けられていて、雨水をトイレの水洗などに使用しています。全館の使用水量の約20%を雨水でまかなっています。

◇節水フィルターの設置
水道蛇口に節水フィルターを取り付け、流れる水量を約40%カット。水道代は約半分くらいに減らすことができています。でも水圧を強めているため、使う人はまったく気付かないぐらい、使い心地は変わらないそうです。ご自宅にもおすすめ!

◇空調設備の更新
エスパスには広い物流棟や天井の高い素敵なホールがあるのですが、空間が広い分、どうしてもエネルギー効率が悪くなりがちです。エスパスができて20年になるのを機に、古くなったガス空調設備を新しいものに入れ替える更新工事を2018年末に行いました。省エネタイプに切り替えることで、できるだけエネルギーの効率的な利用を推進しています。更新後、ガス代は約半分になりました。また、電気空調も年数が経って効率が落ちていた設備を新しく省エネタイプに取り替え、電気代を抑えながら快適性の向上を実現しています。電気空調には人感センサーも取り付け、“風よけモード”で冷風が直接人に当たらないような工夫も。より人にもやさしく快適になっています。物流棟と違って事務棟はずっと座って作業をする人も多いので、このような配慮がなされているんですね。

エスパスの空調設備入れ替え(外)
エスパスの空調入れ替え(中)

◇蛍光灯のLED化
東日本大震災のあと、蛍光灯を間引いて節電に努めていましたが、そうするとやはり多少事務所が薄暗くなるのは避けられません。水銀灯に比べてLEDの消費電力が低いのはみなさんご存じの通りですね。そこでエスパスでは間引きはやめ、2021年をめどにすべての水銀灯をLEDの天井照明に変更しているところです。そうすることで消費電力を抑えつつ、以前より明るい事務所を実現しました。照明が明るくなると働く人の気持ちも前向きになる気がしますよね。

エスパスの照明変更前
エスパスの照明変更後

いかがだったでしょうか? 環境の側面も大事ですが、省エネしながら快適に。これが人にも地球にもやさしくありたいという、私たちフェリシモの環境美学(エコ・エステティクス)なのです。

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