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2019年度基金活動報告 ー ガーナで児童労働をなくすための活動支援(認定NPO法人 ACE(エース) ー

以下の基金から2019年度に拠出した認定NPO法人 ACE(エース)さまの活動レポートをご紹介します。

 

ガーナ、アハフォ州のカカオ生産地の村にて、持続可能な農園経営を通じた児童労働をなくすためのプロジェクトを実施しました。

2019_ACE_1.jpg児童労働をやめた子どもたち(前列の2人)と住民ボランティア(後列4名)、前列右は父親

 

2018年2月からガーナ国アハフォ州アスナフォサウス郡の2つの村で、児童労働をなくし、すべての子どもが学校で学べるようになることを目指したプロジェクトを実施しています。

住民ボランティアによる見回りや学用品の支給などを通じて、2019年7月以降は、計25人の子どもが危険な児童労働をやめて、学校に行くようになりました(2018年の2村でのプロジェクト開始からのべ101人、2009年よりACEがガーナで支援した10村全体ではのべ555人)。

 

プロジェクトの活動のひとつに、PTAや村の代表者を通じた行政への支援要請があります。ひとつの村ではこれまで5つの教室しかなく、幼稚園の年少と年長のクラスは1つの教室を合同で使い、小学校では1年生から4年生までしか学ぶことができませんでした。

今年は新たに3つの教室を増築することができたので、学校の教室は合計8室になりました。その結果、幼稚園の年少と年長、小学1年生から6年生までが、それぞれの学年にひとつずつ教室が割り当てられるようになり、小学6年生までの教育を村の中で受けることができるようになりました。

また、学校運営委員会とPTAは、子どもたちに給食を提供するための定期的な話し合いを行い、各家庭や村の住民から農作物を学校に集めるようになりました。これにより欠席しがちだった子どもたちも学校に通うようになりました。

 

2019_ACE_3.jpg

新しく完成した小学校の教室

 

今年は子どもたちの親でもあるカカオ農家に対して、収入・生活向上支援にも力を入れました。カカオ以外の現金収入の手段として、食用カタツムリの養殖を導入し、養殖方法などの指導を定期的に行いました。そして、カカオ農家の家計管理などの講習を実施することで、安定した生活設計で子どもたちの教育を継続して支えることができました。

 

2019_ACE_2.jpg昨年導入した食用カタツムリの養殖棚の様子

 

 

<支援者のみなさまへ>

みなさまの温かいご支援のおかげで、これまでガーナでは550人以上の子どもを児童労働から救い、約4,500人の子どもの教育を支援してきました。

おかげさまで私たちのガーナでの活動は10年を超え、私たちの活動も現地で広く知られるようになってきました。今では現地政府やカカオ生産にかかわる企業などが、児童労働のないカカオ生産の仕組みづくりを真剣に議論するようになってきています。

このようなうれしい変化が起き始めたことも、みなさまをはじめとする多くの方々が活動をささえてくださったおかげでもあります。これからも私たちの活動へのご支援とご協力をどうぞよろしくお願します。

(認定NPO法人 ACE 近藤さまより)

 

前回の報告はこちら

チョコレートバイヤーみりの世界の果てまでチョコレート!
「レアものを探して、どこまで行く!?」の記事はこちらからご覧いただけます。

■ ACE(エース)さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

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