2024.08.23
３つに分裂 プラナリアの再生ポーチ
「切っても再生するポーチ！？」プラナリアの生態を再現。
体を切っても切っても再生して増殖する、ふしぎな生物「プラナリア」がポーチになりました。
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本物のプラナリアみたいに、もとは１つのポーチを３つに切り離しても再生して３つのポーチになります。
文字で書いても説明が難しいので、まずはこちらの動画をご覧ください。
おわかりいただけましたか？
１匹だったプラナリアのポーチが
３つに切り離されて……
再生して、３つのポーチになります。
それぞれのプラナリアは面ファスナーでくっついていて、頭・胴体・しっぽが切り離すことができます。
断面から生地を引っ張り出すと、頭やしっぽが現れます。
合体して１つのポーチとしても、分裂して３つのポーチとしても使えて便利♪
背側と腹側で色が違うのもポイントです。
３つに分けてもそれぞれポーチとして小物の収納ができます。
アクセサリーやコスメを入れても◎。
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そもそもプラナリアって……？
和名：ナミウズムシ 学名：Dugesia japonica
日本全国のきれいな水辺などに生息する、体長5~30mmほどの大きさで、魚でも虫でもない扁形動物門三岐腸目に属する生物です。
プラナリアのひみつ。
特殊な生態をもつプラナリアには、体の特徴にたくさんのひみつがあります！その一部をご紹介。
プラナリアは、体のどこを切っても再生可能。切れば切るほどにどんどん増えていきます。
海外の研究では、体の約279分の１くらいの大きさから再生した例もあるんだとか。
プラナリアの目は内側に少しだけ傾いています。光が苦手なプラナリアは泳ぎながら光の方向を感じ取り、暗い場所へ移動することができます。
頭の横のひらひらした部分「耳葉（じよう）」には匂いを感じるセンサーがあり、エサを探すときに役立ちます。
プラナリアの口は、頭にあるかと思いきや、実はおなかにあります！おなかにある穴から咽頭という管を出してエサを吸い上げ、体内に取り込みます。肉食で、自然界では水生昆虫などをエサにしています。
プラナリアの体には、頭からしっぽに向かって繊毛が生えています。分裂して再生しても、この毛の向きが変わることはありません。体の背側と腹側で色が違うのもポイント。
基礎生物学研究所の阿形所長が監修。
今回の商品は愛知県岡崎市にある基礎生物学研究所の所長・阿形清和さんに監修をお願いして、実際の生態にもとづいた形でデザインしています。
阿形所長のインタビューブログはこちら
阿形清和所長プロフィール
1954年生まれ。大阪府出身。基礎生物学研究所 所長。京都大学名誉教授。専門は切断された部分を再生できる生き物を研究する「再生生物学」。特にプラナリアの再生過程を詳しく調べた研究は、国内外で高い評価を受け、2023年度の文化功労者にも選ばれています。プライベートでは30年間に渡り、少年サッカーチームの監督を務めておられるそう。
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