おてらぶの新年アイテムとして恒例のスノードーム。2025年は巳年バージョンで登場!古来より金運を呼び込むと伝わる白ヘビは、一説によると、財福をもたらす七福神の一尊「弁財天」の使いなのだそう。そんな白ヘビを台座のモチーフとして、今回もかわいく仕上げました。ドーム内に座すのは、巳年の守り本尊「普賢菩薩(ふげんぼさつ)」さま。 合掌するお姿を見ていると、つい一緒に手を合わせてみたくなりそうです。
守り本尊とは?
仏教には「十三仏信仰」と「守り本尊」という考え方があります。そこでは初七日から三十三回忌までの13回の追善供養の際に亡くなった人を浄土に導く仏さまを「十三仏」として伝え、古くから信仰を集めていました。そのうち八尊は十二支の守護仏「守り本尊」として伝わり、私たちに降りかかる災厄から守ってくれるといいます。
辰年とともに、巳年を司る普賢菩薩さまは、法華経を守る仏さまでもあり、合掌して白象に乗るお姿で表されます。
大仏写真家 半田カメラさん
カメラマンとして活動する傍ら大好きな大仏を巡る日々。現在まで国内250ヵ所、300尊の大仏を撮影。著書に遥かな巨大仏 西日本の大仏たちなど。