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グッズ購入のためにかけた時間は9時間半!「ハロー!プロジェクト」オタク・かおりさんの場合(前編)-【連載】私たちコレクターズ #003

「好きなもの」に出会うと、日常にときめきが増えるもの。たとえば、アニメ、マンガ、アイドル、俳優、コスメ……。自分の好きなものを追いかけ、思いっきり堪能することで、いつもの生活がとびきりキラキラしはじめます。

この連載では、書籍『浪費図鑑』をはじめ、オタク女子たちの「好き」をさまざまな形ですくいとってきた4人組ユニット・劇団雌猫とコラボ。推しに関するものをコレクションしている人の「好き」に着目し、コレクションの内容や、そこにこもった愛をインタビューしていきます。

3回目で取り上げるのは、モーニング娘。’20、つばきファクトリーをはじめ、ハロー!プロジェクトのファンであるかおりさん。推しへの熱い思いのほか、執念で手に入れたお気に入りのグッズについてもうかがいます!

プロフィール

プロフィール

かおりさん(@kaorii_drtk
とにかくライブが大好きなハロプロファン。グッズのために並んだ最長時間はなんと9時間半。特に思い出に残っている現場はモーニング娘。’16の台湾公演と、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019。

「絶対ハマるから」と言われてモー娘。ライブへ

- かおりさんとハロプロとの出会いはいつだったんですか?

かおり) 2015年ですね。モーニング娘。’15のライブへ行ったのがきっかけです。それまでは長年w-inds.のファンをしていたので、女の子のアイドルにはそこまで興味がなかったんですが、周りにハロプロとw-inds.の兼オタをしている友達が多かったんです。「お前は絶対ハロプロにハマるから、とにかくライブに来い!」と誘われてモー娘。のライブに行ってみたところ、まーちゃん(佐藤優樹さんの愛称)がとにかくヤバくて……!その日を境にライブや舞台に足を運ぶようになって、他のグループにも推しができて、本格的にハロプロにハマりました。

- お友達の予想が見事に当たったんですね。ちなみに、今の推しは?

かおり) 今はまーちゃんに加えて、モーニング娘。’20のかえでぃー(加賀楓さんの愛称)と、つばきファクトリーのまおぴん(秋山眞緒さんの愛称)も推してます。

 

- それぞれの推しの魅力を教えてください。

かおり) まーちゃんはとにかく、動き方がすっごく好み!ダンスだけじゃなく、仕草を含めた動き方すべてが好きです。初めてライブを観に行ったとき、2階席からでもパッと目を引かれて、気づいたらずっと目で追ってました。あと、私はとにかく関係性にときめくタイプなので、どぅー(工藤遥さんの愛称)との「まーどぅー」コンビは本当に大好きでした。

- なるほど、コンビ同士のふれあいにキュンとくるんですね。

かおり) そうなんです。まーちゃんとかえでぃーの関係性も、なかなかいいんですよね……。まーちゃんの方が娘。メンバーとしてのキャリアは長いけど、かえでぃーの方がしっかり者。よく「佐藤さん、大丈夫ですか?」って面倒を見ているのがすごくほほえましくて……。さらにそれだけでなく、お互いがお互いのパフォーマンスに敬意を持っていることもあって、かなりいい関係性に見え、注目しています。

 

ーつばきファクトリーの秋山さんはどんなところが好きですか?

かおり) つばきは、もともと「推しを決めずに箱推しで応援しよう」と思いながら現場に通っていたんです。でも、気づけばライブでまおぴんに目を奪われていて……。とにかくダンスが異常にスタイリッシュでかっこいいんです。体幹を使った力強い動きも、指の先まで優美に見せる動きも両方素晴らしくて、目が離せないです。でも最年少なので、メンバーとじゃれあっているときはお姉さんに甘える感じもあって……ギャップがたまりません!

ーやっぱり他のメンバーとのふれあいはポイントなんですね(笑)。

かおり) もともと推してたw-inds.は私より年上のお兄さんだったから、年下の女の子を推すのはちょっと抵抗がありました。まーちゃんとは干支もほぼ一回り違うし、まおぴんに至っては私がw-inds.ファンになった後に生まれてるし……。でも今は「好きだからいっか!」って思って、楽しく推してます!

お気に入りのFSKは「後ろ姿」が最高!

- しかし推しが3人もいると、グッズのボリュームもすごそう。

かおり) そうなんです、特にFSKは一人だけ飾ると寂しそうで、どうしても誰かとセットで買っちゃうし……。

- さっそく聞きなれない用語が……。「FSK」ってなんですか?

かおり) 「フィギュアスタンドキーホルダー」という商品の略です。別界隈では「アクスタ(アクリルスタンド)」という名前で売られていたりもしますよね。アクリル素材の板にアイドルの写真が印刷されてて、立てて飾れるようになってるんですよ。ライブ会場のほかにハロショ(ハロー!プロジェクトオフィシャルショップ)でも販売されるんですけど、発売初日に売り切れることもよくある人気グッズです。

写真

- なるほど、確かにこれは推し同士を並ばせたくなる!調べてみたら、2014年頃からハロプロではFSKが発売され始めたようですね。他界隈のアクスタと比べても、割と早い気がします。

かおり) 私は、2016年の夏にハロコン(ハロー!プロジェクトのアイドルが一同に会するコンサートのこと)で買ったのが初めてです。中でもお気に入りなのは、このまーちゃんのFSKです。去年のバースデーイベントで発売されたものなんですが、これ、後ろ姿があるんです。FSKって表に正面の立ち姿だけがプリントされたものが主流なんですけど、これは裏に後ろ姿もプリントされていて。私はFSKを使って写真を撮るのが好きなので、後ろ姿があると構図の幅が広がるんです。

写真

- かわいい~!武道館を見てる!後ろ姿があると、こんなふうに使えるんですね。それにしてもFSKって小さいし薄いし、収納にも気を使いそうです。普段どんなふうに収納してるんですか?

かおり) そうなんです。しかも数も多い!(笑)ハロプロは、とにかく事あるごとにFSKが発売されるんですよ。冬だったらサンタさんの衣装、夏だったら浴衣とか、季節ものもたくさんあります。全部持ち歩くのは大変なので、持っていく頻度に応じてポーチに収納してます。

写真現在は夏っぽい格好をしたFSKたちを、一番左のポーチに入れて持ち歩いている。

- なるほど、持ち運び頻度で分けておくのはいいですね。「旅行に持っていくのはこれだけ」とか、決めやすそう。お部屋でも、FSKはずっとポーチに入れているんですか?

かおり) 私はあまり「見せる収納」はしない派なのですが、お気に入りのFSKは飾ることもあります。似合いそうなお花と組み合わせて飾ると、よりかわいいんですよ。

写真青と白の花なので青と白の浴衣の子たちと一緒に

ランダムグッズは執念で収集

- ところで、かおりさんは以前、コンサートグッズ購入のために9時間半並んだことがあると聞いたんですが……。そのときのお目当てグッズもFSKですか?

かおり) いや、9時間半並んだのはピンポスのためですね。

- 「ピンポス」というのは?

かおり) 「コレクションピンナップポスター」の略です。A4サイズくらいのポスターですね。9時間半並んだのは、どぅーの卒業コンサートのときでした。卒業コンサートでは、卒業するメンバーと残るメンバーの2ショットピンポスが何枚か出るんですけど、最後の「まーどぅー」ピンポスがも~~~欲しくて欲しくて……!ランダム商品なので、どのメンバーのポスターが出るかはわからないんですけど。

- えっ、じゃあお目当てのポスターが手に入るかどうかわからないのに、9時間半並んだってことですか!? ……結局、手に入ったんですか?

かおり) それが……始発で行って並んだのに、ピンポスが売り切れてしまって買えなかったんです……。私と同じように「絶対欲しい!」っていうファンがたくさんいたからだと思うんですけど。

- そ、壮絶すぎる……。

かおり) つらかったです……あの9時間半は何だったんだろう……。その経験もあって、「無理してコンプリートを目指すのはやめよう」と思えるようになったんですけどね。グッズへの執着から、ある程度解き放たれました(笑)。
あ、でも、お目当てだったまーどぅーピンポスは、後日受注生産があったおかげで、無事手に入れることができました!

- それは良かった……!ピンポスのほかにも、ランダムのグッズってあるんですか?

かおり) ピンポスの写真版みたいな「コレクション生写真」、通称「コレ写」っていうグッズもランダムです。あとはガチャガチャで売られるグッズもあるんですけど、ガチャガチャなのでもちろんランダム。ハロプロって、ランダムグッズがすごく多いんですよ。

- しかも、ハロプロのグループってメンバーも多いじゃないですか。モーニング娘。’20なら14人、つばきファクトリーも9人いますよね。その中から推しを引き当てるのは、大変そう。

かおり) お金がいくらあっても足りません……。際限なく買うと破産しちゃうので、たとえばピンポスは「絶対欲しいときでも10枚まで、そうじゃないときは4枚まで」って決めてます。推しを自分で引けなかったときは、友達と交換したり、他メンバーのファンと交換したりしますね。

- SNSで「譲:◯◯ちゃん 求:まーちゃん」みたいな感じですか?

かおり) うーん、Twitterで交換を探すのはけっこう難しくて……。というのも、まーちゃんのファンってグッズ収集命な人が多くて。たまに「譲:まーちゃん」の交換ツイートがあったとしても、即リプライしないと手に入らない。ライブ会場でトレーディングをやっている人たちもいるんですが、運と縁とタイミング勝負です。
私が「お花の妖精」って呼んでいる、このピンポスも、どうしても欲しかったので、ひたすらライブ会場で交換してくれる人を探しました。5~6会場くらい足を運んだかな。

- すごい!諦めない心がお花の妖精まーちゃんを呼び寄せたんですね……!

かおり) このピンポス、ただでさえレアなまーちゃんのピンポスの中でも、なかなか交換してくれる人が見つからなかったんです。めちゃくちゃ可愛いからでしょうね……。そうしたら、とある会場で偶然隣にいたファンの人が持っているのを見かけて。見知らぬ方だったんですが「誰推しですか!?」と声をかけて、無事交換してもらいました。

- 頑張って手に入れたぶん、愛着もひとしおですね。

かおり)w-inds.のファンだった頃は、ここまでグッズに執着することはなかったんですが……。何でハロプロはこんなにグッズを集めてしまうのか、自分でもよく分からないです(笑)。でも、写真やグッズを持っているだけで幸せで……どうしても買いたくなっちゃうんですよね。
ただ、最近引越しをしまして。荷造りをしていたらグッズだけで段ボールが何箱もできてしまって、我ながらびっくりしたので、今後はもう少し厳選して買うようにしたいと思っています。

 

- 次回はかおりさんが、やはり執念でコンプリートした「日替わり生写真」のお話や、グッズ収納、バッグの中身についても伺っていきたいと思います!

▼後編はこちら

ハロオタはメンバーカラーグッズが大好き!「ハロプロ」オタク・かおりさんの場合(後編)-【連載】私たちコレクターズ #003

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