欧州ロイヤルの世界を感じて!ミュージカル「エリザベート」の魅力

投稿日:2020.03.06   |    コメント数: 0

ヨーロッパ王室にちなんだミュージカル作品は、昭和時代の宝塚歌劇「ベルサイユのばら」にさかのぼります。その後も多くの大型作品が上演されており、フランス革命が背景にある「マリー・アントワネット」や「1789~バスティーユの恋人たち」、冒険活劇の「スカーレット・ピンパーネル」など、数々の名作が生まれました。

こうした作品に関わっているのが、欧州ロイヤル「ハプスブルク家」です。関連作品として、特に注目したいのが、近年最も人気を集めているミュージカル「エリザベート」です。オーストリア皇帝フランツ一世の妃(きさき)であるエリザベートを主人公とし、「黄泉の帝王トート閣下」という「死」を象徴するようなキャストが登場するのも見どころのひとつ。「エリザベート」は通称「エリザ」とも呼ばれ、2000年の東宝版初演以来、2020年には20周年を迎えます。今、ミュージカル界で最もチケット難が予想される「エリザ」の魅力を徹底考察してみましょう!

気品あふれる舞台「エリザベート」の魅力

「エリザ」はオーストリア皇后エリザベート(シシィ)と、彼女を愛した黄泉の帝王トートを中心に描かれたミュージカル。ときに耽美(たんび) …

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