和スイーツのキングオブキングが宇宙食になりました。羊羹は餡に寒天を加えて煮詰めながら練った、日本を代表するお菓子のひとつ。そんな和スイーツが宇宙日本食になったのは、2007年6月の第一期と初期のころ。では、なぜ羊羹か?なぜ小倉と栗か?開発当時の担当の方によれば、実はあんこは欧米ではなじみの薄い食べ物だそうで、このおいしさを世界に広めたい、宇宙でも食べられることで一気に国境を超えていきたい、という思いがあったそう。また、小倉はもっともシンプルで豆本来のうまさを体験してもらえることから。一方の栗は、マロングラッセなど、欧米でもスイーツの材料としてよく使われていて、親しみやすいだろうと期待しての採用だとか。ちなみにあんこのことは英語でSweet Red Bean Pasteというんだそうですが、ここはいっそのこと「YOHKAN」の呼び名を世界に広めていきたいものです!