新しい財布について鞄デザイナーの小林弓子さんと打ち合わせしながら、山猫が思い出したのは社内打ち合わせの時の誰かの言葉。「開け閉めしやすくて、開けた瞬間中身がほぼ全部見えて、お札は折らずに、カードはそこそこ入る、重くない財布がいい」。この難しいリクエストに応えようと作ったのが、スリムなギャルソン財布です。L字のファスナーを開けると、がばっと大きく開く箱型の小銭入れが起き上がる仕様。試行錯誤してようやく完成にたどり着きました。ワンアクションですべての機能が使える、これまでにないお財布になっています。こちらはクラシカルなアラベスク風の刻印を施した、ノワール(黒)モデル。