行きたいけど、今はムリか……

ティップス

旅をしたいけどお金はない。
こっそり楽しむ「貧乏旅行」のすすめ

旅に行きたい。でもお金がない……。

ふとしたきっかけでわく“旅欲”と、すぐに立ちはだかる“金欠”の現実。

SNSで流れるきれいな景色やたのしそうな様子にため息をつきながら、「行きたいけどムリ」とあきらめてしまうことはありませんか?

でも、お金がないからといって旅を諦めるのはもったいない。

予算が少なくても、ちょっとした工夫で旅気分は味わえるんです。

どんなところに旅したい?

そもそも、私たちが旅に出たくなるのは、どんな場所を求めているからなんでしょう。

旅先に求めているものって、「いつもとちがう景色」や「自分だけの時間」だったりするのかもしれません。

だからこそ、お金をたくさん使わなくても、それに近い体験はできるんです。

自然が広がるところ

海や山、川辺や草原。都会もいいけれど、ふと「自然にふれたいかも」と思うときはありませんか。パソコンやスマホをたくさん使うお仕事の方ならなおさら。

ちょっと広めの公園で、ぼーっと空を眺めるだけでも心はほぐれます。何もしない時間って、最高の贅沢かもしれません。

おいしいものがあるところ

旅先でふだんは食べない料理や、地元食材を使った定食屋さんに入るだけでワクワクします。

地元の人が並んでいる惣菜屋で揚げたてのコロッケをかじったり、市場で焼きたての魚をその場で食べるなんて、旅先ならではの贅沢です。

そして「あの味、また食べたいな」と思い出すと、その旅の情景もよみがえってくるのもまたいいですよね。

ちょっと背伸びして、外国へ

「もしまとまった休みがとれたら」「もしお金が貯まったら……」そう思いながら、もう何年もお預けになっている旅先はありませんか?

知らない言葉が飛び交うまちを歩いて、雰囲気のある建物を眺めて、そこで暮らす人たちの通うスーパーでお土産を選ぶ……なんて妄想するだけでたのしいですよね。

現実にはまだ行けなくても、「行ったらやりたいこと」や「あの国に行くための500円玉貯金」を初めてみるだけでも気持ちはちょっと晴れたりします。

こっそり楽しむ
「貧乏旅行」のすすめ

「貧乏旅行」と聞くと、ちょっとネガティブに感じるかもしれません。

でもこれはむしろ、“お金をかけずに、旅を工夫して楽しむ”前向きな方法。

実際にやってみると、想像以上に自由で、豊かな体験ができたりするんです。

日帰り旅にしてみる

宿泊代がかからない分、ぐっと費用を抑えられるのが日帰り旅。朝早起きして、始発電車からはじめる日帰り旅行も結構たのしいです。

目的地は、電車に乗ってから決めちゃっても大丈夫。

そんな自由な1日をはじめていることだけで、もう旅は成功です。

「街路樹がみたことのない花だった」とか、「自分の名前と同じ居酒屋さんをみつけた」とか、そんな小さな発見こそが旅の醍醐味です。

行き先を決めず
バスに乗ってみる

ノープランでバスに乗って、適当なタイミングで降りてみる。

地図を見ながら「この辺おもしろそう」と歩いてみる。

まるで冒険のような移動スタイルは、スマホがある時代だからこそできる遊び方。新しいお気に入りの場所が見つかるかもしれません。

もし定期券があるなら、定期券内でおりたことのない駅でおりてみるのも、貧乏旅行のたのしみです。

ひと駅ちがうだけで、町の景色やひとの雰囲気も少しかわって意外と旅気分を味わえます。

格安航空をこまめにチェック

飛行機というイメージがあるかも知れませんが、意外と安く旅をするためにぴったりなんです。

LCC(格安航空会社)は、セールやキャンペーンを上手に活用すれば、東京〜福岡が片道3000円台なんてことも。

旅のタイミングを“自分の都合”ではなく“安い日”に合わせるのも、貧乏旅行のコツです。

電車の乗り放題切符を使う

電車って、乗っているだけで旅気分を味わえますよね。車窓からの景色を楽しみつつ、好きな音楽を聞いて、ぼーっとする。

最高に贅沢な時間です。

たとえば「青春18きっぷ」を使ってみるのは、定番の貧乏旅行プラン。

特急をのぞく、普通や快速列車に乗り継いで遠くまで旅することができます。

私も神戸から山口まで使ってみたことがあります。8時間の予定だったんですが、電車がひとつ遅れて乗り換えができず、14時間の列車旅になったことがありました。

でも、旅中のアクシデントって後々一番記憶に残っているもの。

「あれも含めていい経験、いい旅だったな」と思い出になりますよ。

現地のスーパーでごはんを調達

旅費の中で、意外とかさむのが「食費」

もちろん外食は、一度はしておきたいですよね。

でも外食ばかりだと出費がかさむので、夜はスーパーでお惣菜やご当地食材を買ってホテルでゆっくりするのもおすすめ。

そのまちで採れたお魚の刺身と地ビールなんて最高じゃないですか?

“旅ごっこ”を楽しむ

お金も時間もないけど、どうしても旅気分を味わいたい!というときは、近所で“旅ごっこ”もおすすめ。

銭湯でサウナに入って、帰りに豆腐屋さんで豆乳をもらってその場で飲んで帰る。

私のちょっとリフレッシュしたいときの過ごし方です。

近くにあるのは知っていたけど、行ったことのない商店街とかすごくたのしいですよ。

あえて歩いて行くことで、近所の知らないお店を見つけられて、意外とご近所も味があるじゃん!と住んでいるまちをもっと好きになれたりもします。

編集部のまとめ

お金をかけない旅には、思いがけない出会いや発見があるものです。

知らない町で見つけた、感じのいい定食屋さん。道に迷ってたまたま見つけた雑貨屋さん。

旅を通して、“自分って、こういうの好きだったんだ”と気づくことも。

いつかいきたいなと思っていた旅に、ふらっとぜひ行ってみてくださいね。

STAFF
text:さきさき(このごろ編集部)
illustration:oomisoka1231