[2026/09.05]
暮らしのお買いもの
小さな自信の花が咲く。
自分を重ねていとおしむ、りんごの一輪挿し
「このごろ」にとって大切なモチーフである、りんご。
りんご農園の方に「だいたい3年くらいで実をつける」と聞いて、社会人も3年くらいたったらなにか実るといいなぁと希望を抱きました。
そして、青りんごから成熟して赤くなる様子も、なんだかわたしたちを象徴しているみたいで、とても親近感を覚えました。
それからというもの、ノベルティのステッカーにしたり、初めてのイベント開催のときにはスタッフTシャツにプリントしたりと、「このごろ」のアイコンのような存在に。
そんなりんごの姿を、美濃焼の職人さんたちが試行錯誤をしながら、かわいい一輪挿しに仕立ててくれました。

まぁるくて、みずみずしいりんごに、
わたしたちの希望を込めて
「りんごの形をした一輪挿しを作りたい」そう思ったきっかけは、フェリシモの社内公募キャンペーンでした。
年に2回、フェリシモのお買い物で貯められるポイント(フェリシモメリー)で引き換えられる景品カタログが発刊されます。その景品を、社内のブランドや活動がそれぞれ考えて提案するしくみです。
今回のキャンペーンテーマ『BLOOM』に沿ったもので、「このごろ」らしいものはなんだろう?頭を悩ませながら、たどり着いたアイデアが一輪挿しでした。
大輪の花や、たくさんの花が咲き誇る姿はまだしっくりこないけれど、小さくてもけなげに咲く一輪の花は、今のわたしたちにとって等身大に思えたのです。
そこに飾られる一輪の花は、わたしたちが日々いろんなことを乗り越えて手にする「小さな自信の花」なのかもしれない――
こうした希望を思い描きながら、「このごろ」の大切なモチーフである、りんごの形をした一輪挿しを提案することにしました。
それから約1年の年月をへて、たくさんの方にご協力いただきながら、みなさんのもとにお届けできるようになりました。
※こちらの商品はポイント交換だけでなく、購入もしていただけます
一つひとつ、人の手で作られる。
だから、一つひとつみんな違う色を持っている


本物のりんごのようなグラデーションカラーは、赤い釉薬の上に黄色の釉薬を吹き付けて表現しています。
編集部は、実際にその作業を行っているタイミングで現場を訪れ、見学をさせていただきました。
ここからは、そのレポートをお届けしますね。

7月某日、編集部は美濃焼の産地である岐阜県の南東部に、神戸から電車を乗り継いで向かいました。
訪れたのは、自然に囲まれたのどかな場所になじむように構えられた、一軒の工房。
ここでは、別の場所で素焼きの工程まで行われ運び込まれたりんごたちに、釉薬を塗って焼き上げ、最後の仕上げが行われるそうです。


まず、赤く発色する釉薬をひとつずつ専用の器具で掴んで、まんべんなく釉薬を塗ります。
ピンク色に見えますが焼き上がると赤くなるそうです。不思議。ちなみに、赤い釉薬は他の色に比べて高価なのだそう。


その後、グラデーションを表現するための黄色い釉薬をスプレーで吹きつけます。
感覚をたよりに行われる作業は、まさに職人技。迷いのない手もとに、つい見とれてしまいました。

こうして釉薬を塗り終えたりんごたちは、きちんと並んで窯に入るのを待ちます。
生まれて初めて見る窯はとても大きくて、圧倒されました。

現場を見させていただき、打ち合わせのときにメーカーさんが「手作業だからどうしても同じ仕上がりにはならない」と、注意点としておっしゃっていた理由が、よくわかりました。
でも、わたしたちが一人ひとり違うように、このりんごたちが個性を持ったものになることは、むしろ価値のように感じます。
ひとつずつに、職人さんの手から思いも込められている気がして、とてもいとおしく思えるからです。
(こちらの工房ではオーナーさんと、もうひとりの職人さんのふたりだけで営まれているそうです。取材当時「後継者がいない」という話を聞き、この技術が未来に受け継がれていかないのは残念なことかもしれないと、少し胸がきゅっとなりました)
めげそうなとき、うれしいことがあった日。
そばにいてくれる相棒のような存在になれたら

仕事から帰って、部屋にちょこんと置かれている姿を見て「ただいま」と声をかける。職場のデスクで、ひと息つくときにぼんやり眺める。
ちょっと心に余裕があるときは、小さな花を一輪買って飾ってみる――
そんなふうに、いつもの日常のなかに、ちょっとした安らぎをもたらしてくれる存在になったらうれしいです。

りんごの一輪挿しはこちらから購入いただけます

STAFF
このごろ編集部



