小枝さんから届いたお悩み

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「自分が本当にやりたいことをみつけたい」
みんなの意見は?

読者のみなさんから寄せられたリアルなお悩みに、「お悩みフォーラム おたすけ隊」のみなさんが、アドバイスやそれぞれの意見を届けてくれました。今回は、寄せられた声をすべてご紹介します。

【今回のお悩み】
「自分が本当にやりたいことをみつけたい」

(小枝さん・社会人2年目)

今の仕事が自分にはあってない気がして、転職を考えています。

就活のときに自己分析をして見つけた答えだったのに……分析が甘かったのか、就職してから自分が変わったのかわかりません。

みなさんは社会人になってからも自己分析をしていますか?

どうしたら、本当にやりたいことを見つけられるのでしょうか。

「やりたいこと以外の軸にも、目を向けてみる」

私も社会人2年目で、3年目の終わりまでには転職するつもりでじわじわ自己分析や仕事探しをしています。

私の場合は、職場環境、お給料、キャリアアップをイメージできるかどうかなど、「やりたいこと」以外の観点で自分が大切にしたいことについて、働き始めてからやっと見えてきたと感じています。

なので、「やりたいこと」以外の軸も含めて「今の自分が大切にしたいと思っていることは何なのか」から見つめ直してみると、小枝さんの自己分析が更に深まるかもしれないと思いました。

(めーさん・社会人2年目)

「やりたいことは、仕事でなくてもいいのかも」

自分がやりたいこと、私も今のキャリアに悩みそれを探すために社会人大学に通い、苦しくなるほど自己分析をしましたが、その答えは未だに分かっていません。

ただ、「自分のやりたいこと」それが仕事となりお金がもらえれば本望かもしれませんが、必ずしも仕事という形でなくてもいいのではないでしょうか?

ベーシックインカムを得ながら、趣味やプライベートの活動を充実させている大人も周りにたくさんいる気がします。

せっかくの20代!迷い苦しむことも多いかもしれませんがご自身のペースで、ぜひ仕事に限らずいろんなことに挑戦してみてはいかがでしょう?

(ふれんでぃさん・社会人4年目)

「今の仕事を選んだ理由を深ぼってみる」

社会人になると、今まで出会ってこなかったさまざまな経験をしますよね。

ずっと同じ気持ちではいられないように、自分自身も変わっていきます。

やりたいことを見つけたいと思ったとき、むずかしいのは「自分が変われば、やりたいことも変わっていく」ということです。

今選んだお仕事も、自己分析をして見つけたもの、これからやりたいと思うことにほんのりと影響してくるのではないでしょうか。

なぜ今のお仕事を選んだのか、今のお仕事を経験したからこそ、「何かちがう」と気がついたはずです。

選んだ理由をもう一度思い返して深ぼってみると、新しいやりたいことの輪郭が掴めてくるかもしれません。

「自分が本当にやりたいことはなんなのか」というのは、ずっと追い求めてしまうことかもしれませんね。

小枝さんが、挑戦したいと思えることに出会えるためのひとつの視点になれば幸いです。
(十=10さん・社会人4年目)

「今の仕事がいやじゃないなら、少し立ち止まって考えてもいい」

やりたいことって見つけようとしても見つからないことが多いですよね。

考え出したら止まらないし、自分に合っているのかあやふやなまま仕事を続けていいのかと色々考えてしまうかと思います。

私は悩んでいるうちは今の仕事がいやではないならある程度資金を貯めて、他にやりたいことが出来てから転職するかなと思います。

きっとその方が本当にやりたいことが見つかったときに踏み出しやすいですし、気持ち的にも余裕を持って生活できるかなと思います。

(maruさん・社会人3年目)

「身近な先輩の働き方からヒントをもらう」

小枝さん、自分のことをよく見つめられているの、とってもステキです。

どんな理由で「今の仕事があっていない」と感じているのでしょうか。

今担当していることに興味が持てないのか、それは部署が変わったら変わりそうなのか、などあると思います。

手始めに周りの先輩たちがやっていることを観察/話を聞いてみるなど、身近なところからやりたいことをみつける糸口を得ていくのはいかがでしょうか。
(ざきさん・社会人1年目)

「自分の得意なことを、ひとつずつ拾っていく」

私も入社してから、想像とのギャップに戸惑うことが続きました。

就活で人一倍自己分析したはずなのに、「自分は何をしたいんだろう?」と分からなくなる瞬間ってありますよね。

ただ、社会人になってからの自己分析は、学生のころとは少しちがうなとも感じています。

これまで「本当にやりたいことは何だろう?」と無理に探していたけれど、今は逆に“自分の得意なこと”を丁寧にひろっていくようになりました。

好きかどうかより、強みとして積み重ねられるものの方が、将来の選択肢につながっていく気がしています。

会社のためにがんばるというよりは、「転職後にも役に立つこと」「ライフステージが変わっても続けられる力」を身につけておきたい、という思いが最近は強いです。

だから、「今できること、任されていることから吸収できるものは吸収しておく」という姿勢で日々向き合っています。

やりたいことは一度決めたら固定されるものではなくて、経験に合わせて変わっていくものなのかもしれません。

焦らず、今の自分に合う形で探していければいいのかなと思っています。
(うみさん・社会人1年目)

「”ちょっと気になる”を大切にしてみる」

私も社会人2年目、毎日分析しきれない自分に右往左往してばかりです。

きっと、「就活」は社会が設けた自分自身と向き合うきっかけ作りだっただけ。

きっと分析が甘かった訳ではないです!

やりたいことを見つけるためには、誰かとちょっと繋がってみることが大事なのかと思っています。

仕事が一緒の人や友達、SNS上で美味しいものあげている人などなど。

自分の心の”ちょっと気になる”がいつかのやりたいことに案内してくれるはず……!

と、私も信じてやりたいことを探しています。
(ふぃーおるさん・社会人2年目)

「自己分析は、経験とともに更新されていくもの」

小枝さんが「本当にやりたいことが分からない」と感じるのは、きっと何かが欠けているというからではないはずです。

就活のときに考えた答えと、今の感覚がズレてきたのは、自己分析が甘かったというわけではないと思います。

「経験を重ねた分だけ、見えるものが変わってきた」と考えてみるのはいかがでしょうか。

社会人2年目は、仕事の流れや役割が少しずつ分かり、「思っていた自分」と「現実の自分」を初めて具体的に比べ始めているのかもしれません。

その中で仕事や自分に対する違和感が生まれるのは、とても自然なことだと思います。

「やりたいことが見つかっていない自分」
を欠陥のように感じてしまうのも、それだけ自分のありたい姿に真剣に向き合ってきたからこそ。

自己分析は、一度で完成するものではなく、ずっと続けていくものだと思っています。

その時点では正しかった答えが、時間や経験によって更新されていくこともあります。

今の違和感は、間違えたサインというより、「理解が一段深くなったサイン」なのかもしれません。

今は無理に「本当にやりたいこと」を言葉にしなくても大丈夫です。

仕事の中で引っかかる瞬間や、少しだけらくだった瞬間に目を向けてみてください。

答えを急がず、でも違和感から目をそらさないこと。

それができている今の状態は、新しい自己分析を始めるのに、とてもいいタイミングだと思います。
(やまぴーさん・社会人2年目)

「自己分析は、自分を少しずつ更新する時間」

私は社会人になってからも自己分析をしています!

やはり、働いていると業務に対する違和感を感じたり、転職を考えることもしばしばあります。

そのたびになぜそう思うのか?今本当にやりたい仕事ってなんだろう?と自分に問いかけて、自分で自分をアップデートする時間を取るようにしています!

まだ本当にやりたいことには辿り着けていませんが、この過程はやりたいことに近づく第一歩!と思いながら、日々過ごしています。 応援しています!
(もももももさん・社会人2年目)

「自分との会話を、日々の習慣に」

私も幼いころからの夢をかなえて就いた仕事でしたが、来年で転職することに決めました。

自己分析のように、自分との会話をする習慣をつけています。

仕事をしていると自分を見失ったり消えていく感覚を感じたからです。

身の回りで起こった出来事から、自分がどう考え感じたのかをひとりごとのように話してみたり、文字にしてみたりしています。

そうすると、自分の考えや感情を耳で聞き目で見れるので自分を理解しやすくなりました。

社会人になると日々の生活に追われて自分と向き合う時間が取れなくなるので、仕事の帰り道や寝る前に、毎日でなくてもいいので「なんだか最近気分が落ち込んでるな」とか「上手くいかないことが続いてるな」というときは意図的に自分と会話をする機会をよかったら作ってみてください。

そこから見えてくる本当の自分が答えやヒントをくれるはずです。
(nagiさん・社会人5年目)

「興味のある分野の人に、話を聞いてみる」

全く同じ状況なので大共感です!

社会人4年目ですが、「本当にやりたいことは何かな?」と日々考えてます。

あこがれの場所に飛び込んでみたり、さまざまな人の話を聞く・聞いてもらったりして、自分の思い込みや固定観念を外して本当にかなえたいことを考える時間を大切にしています。

やりたいことも時間と共に変わっていくと思うので、今の小枝さんが向き合いたいことを浮き彫りにするために、興味のある分野に詳しい人に話を聞いてみるのはいかがでしょうか。

世界が広がるかもしれません。

(橘さん・社会人4年目)

「小さなプラスを見逃さずにひろっていく」

就職してから「合っていないかもしれない……」と感じる気持ち、とてもよく分かります。

小枝さんが就活のときに精一杯自分と向き合い、努力して辿り着いた今のお仕事。

そして実際にお仕事をする中で、また精一杯努力して見える世界が広がり、希望していた仕事の意外な側面が見えたからこそ「合わないかも……」と感じているのかなと思います。

自分が本当にやりたいことは何か。 社会に出て5年経つ私もいまだに考えています。

そんなとき私は、気持ちを書き出したり、じっくり考える小さな自己分析をしています。

私個人の意見ですが、たとえ自分が希望して就いた仕事であっても、実際には「本当はやりたくない」「苦手だと感じる」業務が大半を占めることもあるのではないかと思います。

だからこそ、「合ってないかも……」と感じた違和感は流さずに、何がいやだったのか、どんな場面でそう感じたのかを書き出してみることが、自然と自己分析につながるのではないでしょうか。

私もまだ、自分のやりたいことを明確に見つけられてはいません。

それでも、苦手な仕事ややりたくない仕事の中にある「これは意外と得意かも」「これは特別苦手でも得意でもないかも」という小さなプラスを拾っていくことが、やりたいことを見つけるヒントになるのかなと思っています。
(とりさん・社会人5年目)

「やりたいことは、仕事に限らなくていい」

小枝さん、私も2年目のとき同じ気持ちでした……

就職のときのように、専門的な自己分析はしていませんが、「自分ってどんな人なんだろう?」とはよく考えており、毎日日記をつけたり、毎年やりたいことを100個リストアップしたりしていました。

今日何があったか書くだけでも、自分の考えていることがスッキリして、わかることがあったりします。

また、やりたいことは仕事にこだわらなくてもいいと思います!
自分は前から文章を書く仕事がしたかったですが、あまり経済的ではないので、本職をもちつつ、趣味で楽しんでいます!

(とまさん・社会人4年目)

編集部のまとめ

「本当にやりたいこと」は、すぐに見つかるものでも、ひとつに定まるものでもないのかもしれません。

働くなかで感じた小さな違和感や、少しだけらくだった瞬間、ふと心に残った出来事。

そのひとつひとつが、自己分析のヒントになりそうです。

「ワクワクを見つけるぞ」と、頭のどこかにアンテナを立てながら日々を過ごしてみるのも、ひとつの方法かもしれませんね。

STAFF
このごろ編集部