たくさん荷物が入れられて、さりげなくおしゃれで、大人が持てるきちんと感があって。福岡の鞄作家・岡政孝さんと一緒に作った「夏に持ちたくなる、フツーにいい感じなバッグ」がこちら。無地の帆布のラフな風合いに革の持ち手で上質感をプラスしたビッグサイズのトートバッグは、ざっくり肩に掛けて持つだけでおしゃれにキマる工夫が満載です。「気負わずさっと持てて、夏の装いのアクセントになる鞄があるといいなって。ビッグサイズでも重くならないよう、ほどよい厚みの帆布を選びました。底の部分は板を入れてしっかり補強してあるので、荷物が一杯でも少なくても型くずれしにくく、いつもカッコよく持てます」と岡さん。小物が迷子にならない大きめの内ポケットを3ヵ所付けたり、中身が見えないようにする口元を留めるベルト、裏面のリベット部分には色移りを防ぐために留具と帆布の間に挟んだ小さな白革など、細部まで「ちゃんとしたモノづくり」が徹底されているのもさすがです。デザインのポイントとなる革の持ち手は、植物由来の成分でなめしたタンニンレザー。長さを調節できる仕様なので、夏のTシャツでも冬のダウンジャケットでも、服の厚みに応じてちょうどいいバランスで肩掛けできます。B4サイズのファイルも入る大容量なので、仕事や習い事にもおすすめ。帆布も革も、使い込むほどいい味わいが出てくるので、ぜひ1年中活躍させてじっくり育ててくださいね。