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企画展1 / island gallery

大好きをつなげる生き方
~遊びの中の土~

2024.10.12 [SAT.] − 2025.4.6 [SUN.]

パティシエ小山進氏がこの展覧会のため新たに制作した10体のチョコレートの恐竜が登場します。
子ども時代、自然の中で昆虫や粘土遊びに没頭した小山氏は、パティシエとなり、チョコレートの固まる、溶ける、高速回転で粉砕すると溶ける前に一瞬粘土のような状態となる性質やその扱い方をプロフェッショナルとして学んだと言います。
しかし、小山氏はパティシェとして特別な練習をせずとも恐竜を作ることができた、そのことに、大好きだったことは身体が覚えているということ、子ども時代に熱中・熱狂したことが原体験となって今につながる経験が誰にでもあるのではないかと語ります。
本展は「こねる」ことによって小山氏が完成させた恐竜と近年好んで制作している「お面」をみなさまにご覧いただきます。

常設展 / creative walk

大好きをつなげる生き方
~遊びの中の紙~

2024.10.12 [SAT.] − 2025.4.6 [SUN.]

パティシエ小山進氏自らが発案するユニークなパッケージの秘密に迫る展覧会です。
小山氏の思いの先に常にあるのは、お菓子を食べる子どもたちのこと。小山氏は自身のお菓子のパッケージを子どもたちが手に触れることを許されたアート作品であるとして、ひとつひとつにさまざまな意図が込められています。
本展ではパッケージのデザインを通して小山氏のクリエイティビティに触れていただくとともに、そこに込められた遊び心をみなさまに感じていただきます。

小山 進

パティシエ・ショコラティエ 1964年京都で洋菓子職人を生業とする父の元に生まれる。1983年神戸「スイス菓子ハイジ」に入社。この間洋菓子コンクールで優勝多数。2003年三田市に「パティシエエスコヤマ」をオープン。1,500坪の敷地にはパン、チョコレートなどの専門店の他、お菓子教室やギフトサロンも併設。「The Sweet Trick(お菓子でいたずら)」をコンセプトに驚きと喜びをお菓子に吹き込み、幅広い世代に美味しさと楽しさを届けている。ショコラティエとしては2011年「SALON DU CHOCOLAT Paris」に初出展。ショコラ愛好会「C.C.C.」の品評会では外国人・初出品で最高位のタブレット5枚を獲得という史上初の快挙を成し遂げ、また「世界のトップ・オブ・トップ ショコラティエ100」に選出された。「インターナショナル・チョコレート・アワーズ」では2013年~2017年まで「世界大会」に連続して複数の作品で金賞・銀賞・銅賞を受賞。2018年まで毎年「SALON DU CHOCOLAT Paris」に出展し、「C.C.C.」では2023年、10度目となる最高位の「ゴールドタブレット」を獲得。

企画展2 / art square

カカオの森に生きるいのち
~石村嘉成展より

2024.10.12 [SAT.] − 2025.4.6 [SUN.]

石村嘉成氏は2歳で自閉症と診断され、家族と周囲の支援で、厳しい療育を受けて育ってこられました。11歳の時、最愛の母親が他界。以来、父親と二人三脚でアーティストの道を歩み続けています。フランスの美術展“新エコールドパリ浮世・絵展”で版画作品が優秀賞に輝いたのを機に、各賞を受賞。個展を開くたびに入場者数の記録を塗り替えています。
今回フェリシモ チョコレート ミュージアムでは、展示テーマを「カカオの森に生きるいのち」と題し、熱帯のカカオベルト*に生息する生き物たちのアクリル画5点を選んで展示します。

カカオベルトとは

カカオの樹は高温多湿の熱帯で生育し、栽培地は赤道を挟んで南北20度の範囲に限られます。この南北20度のカカオ栽培適地のことを、通称「カカオベルト」と呼びます。しかし、カカオが生育できるのは高度30~300m、年間平均気温約27℃で気温差が小さいこと、年間降雨量が1000mm以上などの条件があります。

  • 石村嘉成

    作家 1994年生まれ。愛媛県新居浜市在住。2歳で自閉症と診断される。家族と周囲の支援で、厳しい療育を受けるが、小学5年生の時、最愛の母が他界。以降、父と二人三脚で歩む中、高校3年生の選択授業で版画に出会い、転機が訪れる。
    翌2013年、第2回新エコールドパリ浮世・絵展で、優秀賞を受賞したのを皮切りに、各賞を受賞。現在はアクリル画をメインに、動物から昆虫、花まで、“いのち”の輝きを描き続ける。その独特な色彩とダイナミックな画風に注目が集まっている。

    【同時開催展覧会情報】
    ■ 石村嘉成展~いのちの色たち~
     兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階ギャラリー
     2024年10月12日(土)~12月8日(日)
     https://www.ytv.co.jp/yoshinari/

企画展1 / island gallery

このたびfelissimo chocolate museum では、近年、数々の絵本を中心に活動し、人気を誇る画家 junaida( ジュナイダ) の、2つの原画展を同時開催します。 最新刊の『ともしび』は、鉛筆画のモノクロームと短い言葉が響きあう、27編からなるjunaida 初の詩画集です。その全原画が一堂に展示されるのは当館が初となります。また、もうひとつの原画展『ひと粒のチョコレートに』は、当館がjunaidaと出会うきっかけにもなった作品です。チョコレート研究の第一人者、佐藤清隆博士によるチョコレートの科学と歴史にまつわる壮大なお話を、junaida の美しい絵で表現したこの絵本は、まさにチョコレートの科学と芸術が融合した結晶のような作品です。

junaida『ともしび』刊行記念
『ともしび』原画展

2024.4.13 [SAT.] − 2024.10.6 [SUN.]

会期終了

『ともしび』 『ともしび』

詩画集『ともしび』
詩/絵・junaida
定価2,700円+税
発行・発売サンリード

『ともしび』は、モノクロームの静謐な世界観が美しい詩画集です。「道しるべは 胸のうちに咲く 一輪の灯り」の一節から始まる27編の詩は、どれもjunaidaの素直な心のうちを綴った言葉たち。添えられたやさしいタッチの鉛筆画とともに眺めていると、自分の心が照らされたように感じ、無限のイマジネーションが広がっていきます。なまえのない気持ち、子どもの頃の空想、甘さと苦さの混じり合った思い出……それらの画と言葉は体に取り込んだとたん心のうちに広がって、じんわりと自分自身の内側へと沁み込んでいくようです。

企画展2 / art square

junaida『ともしび』刊行記念
『ひと粒のチョコレートに』
原画展

2024.4.13 [SAT.] − 2024.10.6 [SUN.]

会期終了

『ともしび』

絵本『ひと粒のチョコレートに』
文・佐藤清隆 絵・junaida
定価2,000円+税
発行・福音館書店

『ひと粒のチョコレートに』は、チョコレートのおいしさのひみつをとき明かす絵本です。福音館書店の月刊誌『たくさんのふしぎ 2021年4月号』として発刊され、完売するほどの人気を博し、2023年10月に単行本化されました。板チョコのようなデザインの表紙はそのまま飾りたくなるような可愛らしさ。しかし本をめくると、中身は本格的で専門的なチョコレートの科学の絵本です。人類がカカオ豆からおいしいチョコレートを作るために重ねてきた工夫の歴史を、“カカオの油の結晶”というミクロの視点で描いたjunaidaの精密な絵は、科学的な図解であると同時に、物語としての美しさに満ちています。ひと粒のチョコレートのロマンをここから感じ取れることでしょう。

  • junaida Instagram@junaida_ig

    画家。1978年生まれ。『HOME』(サンリード)でボローニャ国際絵本原画展 2015入選、『Michi』『怪物園』(福音館書店)で造本装幀コンクール〈児童書・絵本部門〉受賞、『怪物園』でIBBY〈ピーター・パン賞〉受賞など、国内外で高い評価を受ける。近年は絵本の創作を中心に、その活動の幅を広げている。近著に『ここはおうち』文・谷川俊太郎(Blue Sheep)、『ひみつストレンジャー』詞・草野マサムネ(角川春樹事務所)、『世界』(福音館書店)がある。
    www.junaida.com

    ■ その他のjunaidaの展覧会情報
    ・ junaida展「IMAGINARIUM」兵庫巡回展
     市立伊丹ミュージアム
     2024年4月12日-6月2日

    ・junaida展「IMAGINARIUM」長崎巡回展
     長崎県美術館
     2024年7月20日-9月1日

常設展 / creative walk

可愛いとしあわせのチョコレート王国
カファレル

2024.4.13 [SAT.] − 2024.10.6 [SUN.]

会期終了

イタリアはピエモンテ州にある都市トリノで誕生したチョコレート「ジャンドゥーヤ」はイタリアを代表するチョコレートです。 このボートを裏返したようなユニークな形をしているチョコレートを日本に広く知らしめたのが、1826年にイタリアで創業したカファレルです。ピエモンテ州で収穫されるヘーゼルナッツペーストを含み、ビロードのようになめらかなくちどけの心までとろけるようなチョコレートとして多くのチョコレート好きに愛されています。

カファレルの人気の要素のひとつは、そのアンティーク風のパッケージ(缶)にもあります。その種類は実にバラエティーに富んでいます。「ジャンドゥーヤ」の語源となったトリノの道化師をはじめ、女の子やお花、うさぎや猫などの動物など、パッケージという小さな世界にうっとりするような夢見る世界が繰り広げられています。
この「可愛い缶」のモチーフが、カファレルの歴史の中で受け継がれてきた「ヒストリーブック」がもとになっており、200年続くブランドの価値を伝承しながら日本のマーケットに合わせて発展してきたということは意外と知られていないようです。

チョコレートの価値を、それを包むパッケージの美しさにも見出す日本人の感性が、ギフト需要と相まってカファレルブランドの独自のパッケージ文化を育んできたとも言えるでしょう。本展では、イタリアで誕生したチョコレートブランドが日本の文化の中でどのように独自の文化の発展を遂げてきたのか、2026年に創業200年となるカファレルブランドの歩みとともにご覧いただきます。

カファレル

1826年創業のイタリア・トリノ発老舗チョコレートブランド。焙煎したヘーゼルナッのツペーストとカカオを配合した「ジャンドゥーヤチョコレート」を発明し、世の中に広めた。以降、世界中で愛され続けている。日本初上陸は1994年で、神戸市中央区にて第1号店をオープンした。

協力:株式会社山本商店
カファレル カファレル カファレル カファレル

企画展1 / island gallery

アリカワコウヘイ! 展
マシューくんのチョコレートパーク
MATTHEW'S CHOCOLATE PARK

2023.10.21 [SAT.] − 2024.4.7 [SUN.]

会期終了

フェリシモ チョコレート ミュージアムでは、自らの分身でもあるキャラクター「マシューくん」の作品で大人気のアーティスト、アリカワコウヘイ!の展覧会を開催します。

アリカワコウヘイ! 展

アリカワは、2005年より沖縄において大規模個展「Ko-Hey! Arikawa EXPO®」を毎年開催し、期間中1万人を超す来場者を記録し続けてきました。マシューくんは、今では沖縄では誰もが知るアイコンになっています。
そのエネルギッシュな活動のコアとなる使命を、アリカワはアートを通して人々を「HAPPY!」にすることにおいてきました。本展もまた“Chocolate Makes Me Happy!!” をテーマにして、「マシューくんのチョコレートパーク」をフェリシモ チョコレート ミュージアムに出現させます。
ペインティングだけでなく、立体作品、また、数々のこの展覧会だけのためのコラボレーションアイテムも自らデザインしています。

アリカワの作品における「HAPPY!」という一貫したテーマには、彼が幼少期に一時的に沖縄に預けられた時に経験した、愛にあふれた大家族との暮らしや、そして目にした70~80年代のアメリカ文化が発していた「幸福」のイメージが強い影響を与えています。そして、お菓子やそのパッケージが夢のように輝いていたことも反映しているのです。

本展は、20年に渡り活動してきたアリカワコウヘイ!が「HAPPY!」の原点を振り返り、さらにアートとして取り組む挑戦でもあるのです。アリカワコウヘイ!がマシューくんを通して放つキラキラした「Happy」を浴びに、ぜひ展覧会にお越しください!

【アリカワコウヘイ! から本展へのコメント】
僕は昔から、アーティスト一人一人が、社会に対してそれぞれの使命を持っていると考えています。
そして僕の場合は、アートを通して人に喜んでもらったり幸福感を感じてもらったりすることが自分の使命だと思って活動を続けてきました。
今回の展覧会では、僕のアバターであり、「幸福」の象徴でもあるマシューくんと、「チョコレートはしあわせの食べ物」というフェリシモチョコレートミュージアムとの出会いから、お互いの想いが重なり、化学反応が起き、チョコレート×アートというキーワードを通して、ミュージアムに来場される方にHAPPYを感じてもらえたら嬉しいです。

  • アリカワ コウヘイ! アリカワ コウヘイ!
    アリカワ コウヘイ! Instagram@kohey_arikawa

    京都芸術大学大学院芸術研究科芸術環境専攻修了。
    幼少期を沖縄で過ごす中、本土復帰後の沖縄のアメリカナイズされた文化や大家族での生活は、複雑な生い立ちを持つアリカワにはとても輝いて見えた。その経験がアリカワの作品に表れる「幸福感」の根源となっている。
    路上で絵を描くことからキャリアをスタートさせたアリカワは、2005年から大規模個展「Ko-Hey! Arikawa EXPO®」を毎年開催し、世代を超えた来場者から長く支持され会期中1万2000人以上を動員する。 代表作である赤い髪の男の子「BEST FRIENDS -マシューくん-」は沖縄を中心にさまざまなプロジェクトを通して人々との架け橋となり、誰もが知るアイコンとなっている。作品のテーマは「ALL FOR HAPPY!! -すべては幸福のためにあるのだ -」。 また、2023年には、9月に軽井沢のホワイトストーンギャラリー軽井沢にて個展『Ko-Hey! Arikawa Exhibition HAPPY GO ROUND® You are my Popstar!!』を、11月に「Ko-Hey! Arikawa EXPO®20周年記念展」を沖縄で開催する。

企画展2 / art square

甘すぎるドレス展 with me

2023.10.21 [SAT.] − 2024.4.7 [SUN.]

会期終了

フィンランドのアーティスト「ヴィルピ・ヴェサネン-ラウッカネン」は、テキスタイルなどのリサイクル素材を使って、手工芸の手法と技術を組み合わせ、テキスタイルアートやヴィジュアルアートを創作しています。本展では、リサイクル収集したキャンディー&チョコレートの包み紙を縫い合わせてドレスやコルセットなどに造形し、“美しさAND/OR美味しさ”の両立と選択、“甘い歓びAND/OR罪な意識の狭間に揺れる心を表現”したアート作品を展示します。作家曰く「作品の最初のアイデアは素材と物語が出逢った時に生まれます。2番目の出会いは針と糸が布や紙に出会った時。3番目の出会いは、展覧会の来場者が完成作品に独自の解釈を加える時に展示室で生まれます」と語っています。

ヴィルピの作品に刺激を受けたfelissimo chocolate museumは、パッケージ収集の一環にチョコレートラップも追加することとし、チョコレートメーカーやチョコ愛好家に寄贈を呼びかけることにしました。その結果、多くの捨てられるはずだったチョコレートの包み紙が1万枚以上集まりました。今回はその素材を使った新たなアップサイクルアート作品「チョコレートラップウォール」がArtSquareの壁に出現します。ヴィルピのオリジナル作品とのハーモニーをお楽しみください。

協力:リンツ

ヴィルピ・ヴェサネン-ラウッカネン

ヴィルピ・ヴェサネン-ラウッカネン

(1957年フィンランド出身、ヘルシンキ在住)
ヴィルピの作品はフェミニンなイメージと遊び心ある想像力や物語性に満ちています。その作品は、素材と物語が出逢うときに創造されます。人々に使われ時の流れを感じられる素材をリサイクル活用し、主にハンディクラフトの技法を用いて作られます。
ヘルシンキ市内のハラッカ島にあるアーティストハウス内のアトリエまで、手漕ぎボートで行き来する暮らしをしています。自身の創作活動やアートを教える活動のほか、フィンランドをはじめ北欧、ヨーロッパ、アメリカなどで展覧会を開催しています。2008年フィンランド デザイナー アワード、アーティスト オブ ザ イヤー受賞。

甘すぎるドレス展 甘すぎるドレス展 甘すぎるドレス展 甘すぎるドレス展

常設展 / creative walk

Tablets & Bars
~板チョコで世界を旅する
— 右衛門コレクションより —

2023.10.21 [SAT.] − 2024.4.7 [SUN.]

会期終了

フェリシモ チョコレート ミュージアムは2021年の開館以来、国内外のチョコレート愛好家からチョコレートパッケージの寄贈を募り、2023年9月現在約18,000点以上のコレクションを収蔵しています。中には個人コレクターからの大量寄贈も含まれ、そのコレクションはコレクターごとに異なる特徴があり、独自の視点や世界観を見ることができます。また、収集された年代や対象となる地域によって、時代背景や文化の違いなども垣間見えて、どれも非常に興味深いコレクションであると言えます。

本企画展は、板チョコ(Tablets & Bars)に魅せられたチョコレート愛好家“右衛門”氏のコレクションにスポットライトを当てます。右衛門氏はチョコレートマニアのあいだではその名がよく知られた存在で、インスタグラムで毎日のように食べたチョコを評する投稿を続けています。今回は1,100点にもおよぶフェリシモ チョコレート ミュージアムへの寄贈品の中から、世界の地域別に編集した選りすぐりの約100点を展示します。
2000年代に入り、世界中でビーン トゥ バー・チョコレートの一大ムーブメントが起こり、小規模なクラフトチョコレートの生産者が世界各地で同時多発的に数多く登場しました。そのような時代背景をバックボーンに、板チョコを食べに食べ続けた右衛門氏の目に映る世界のビーン トゥ バー・チョコレートの国や地域ごとのデザイン特性に触れて、あなたも板チョコで世界を旅する気分を味わってみてください。

右衛門 Instagram@ue_mon

カカオや作り手の個性が生み出すシンプルながら奥深いクラフトチョコレートの世界に魅せられて、2015年頃からほぼ毎日チョコレートを食べ続け、その記録をインスタグラム(@ue_mon)で発信しています。これまでに食べたチョコレートの種類は板チョコ以外も含めて5,000種類以上。カカオを育てる人、カカオを流通させる人、チョコレートを作る人、チョコレートを売る人、チョコレートを食べる人…世界中のさまざまな国や文化、個性の人たちがたずさわり、交差するチョコレートはまるで手紙のような食べ物。そんなロマンに思いを馳せながら、日々チョコレートを楽しんでいます。

Tablets & Bars Tablets & Bars Tablets & Bars Tablets & Bars

常設展 / creative walk

「KAWAII」で選ばれた
可愛いチョコレート
パッケージ展

2023.4.22 [SAT.] − 2023.10.15 [SUN.]

会期終了

本展は、“しあわせ”という切り口で可愛いオリジナル雑貨や洋服、カタログなどを日々生み出しているフェリシモのプランナー、商品バイヤー、編集ディレクターなどが独自のセンスで“可愛い”と思う自らの“推しチョコレート”のパッケージを選定・展示し、その可愛さについて熱く語る企画です。加えて、このコンセプトに賛同する同時開催の企画展「Chocolate Story」に参加のアーティストも加わって、総勢約27名の“可愛い”を愛するフェリシモスタッフおよびアーティストが、自らのチョコへの偏愛と選んだパッケージの可愛さについて存分に語ります。いつの時代も「可愛い」は正義。しかし「可愛い」にも多様な価値観があり、チョコレートの中身の多様な発展に伴って、パッケージデザインも時代の空気を反映しつつ、さまざまな方向に進化していることがこの展覧会から見て取れると思います。さあ、あなたも自分だけの「可愛い」を見つけてください。

本展の開催にあたり、全国各地のショコラティエ、チョコレートメーカーの方々にパッケージのご寄贈など多大な協力をいただきました。作り手の方々がどのような思いを込めて、どんなデザインの工夫を凝らして、チョコレートとそれを包む“衣装”とも言えるパッケージを生み出しているかを、ご観覧のみなさまに感じていただけましたら幸いです。

協力:RAMS CHOCOLATE(北海道)、theomurata(テオムラタ)(大分県)、LITTLE MOTHERHOUSE(東京都)、SOU・SOU/伊藤軒(京都府)、パティシエ エスコヤマ(兵庫県)、太陽ノ塔 洋菓子店(大阪府)、モロゾフ(兵庫県)、第3世界ショップ(東京都)、EYECON SHOP(東京都))、シャトロワ(兵庫県)ほか

「KAWAII」で選ばれた可愛いチョコレートパッケージ展 「KAWAII」で選ばれた可愛いチョコレートパッケージ展 「KAWAII」で選ばれた可愛いチョコレートパッケージ展

企画展1 / island gallery

Chocolate Story
— カカオの記憶、あるいはカカオが見せた夢 —

2023.4.22 [SAT.] − 2023.10.15 [SUN.]

会期終了

本展は、人気料理ユニット「南風食堂」を主宰する三原寛子を共同キュレーターにむかえ、今最も注目されている女性アーティストたち6組9名の参加によるグループショーを構成します。
南風食堂/三原寛子は、アーティストたちの展覧会やイベントなどを数多く手がけてきた経験をもとに、今回はチョコレートとアートをつなぐネットワーカーとして、展覧会づくりに参画します。

本展「Chocolate Story カカオの記憶、あるいはカカオが見せた夢」について三原寛子は、以下のように語っています。
「本展は、世界中の人々を魅惑するマジック・シードであるカカオを口にした作家が見る夢を作品に落とし込み展示するグループ展です。その夢は、作家自身の夢なのか、はたまたカカオに見せられている夢なのか。多岐にわたって活躍している女性アーティストが参加します」 onnacodomo(オンナコドモ) / HAMADARAKA(ハマダラカ) /
多田玲子+細川葉子 / TAKAKO NOEL / 磯部昭子 / 南風食堂
この6組が立体、グラフィック、映像、写真など多彩な表現でカカオに見せられたさまざまな夢の景色を並べます。
同時に、カカオの輸入やショコラティエなど、カカオにまつわる仕事をされている方から、カカオにまつわるとびきりの体験記、紀行文、エッセイなども寄稿いただき並行して展示いたします。

カカオが誘い出す、キュートでちょっとシュールなアート世界にご期待下さい。

  • onnacodomo

    グラフィックアーティスト野口路加と、映像作家せきやすこによるユニット。
    ビデオカメラでリアルタイムに投影する独自のVJパフォーマンスで、FUJI ROCK FESTIVALやCoachellaなどに出演。VJの世界観を活かした映像作品も制作しており、藤原ヒロシ、のん、Hei Tanaka 、OKAMOTO’S等のMVや、TV番組の映像なども手がける。2018年からはコラージュやコラボレーションの作品を発表している。

  • onnacodomo
    HAMADARAKA
    (Emu Arizono / Eru Arizono)
    Instagram@emuhamadaraka Instagram@eruhamadaraka

    有園絵瑠と絵夢による双子のアーティストデュオ。「あり得ない生き物や時間が混合する事によって生み出される楽園」をテーマに、夢、温度、湿度、記憶に残った図像、言葉の響き、ノイズなど、身の回りに息する存在をとらえ、様々なツールを使い表現する。アルバムアートワーク・デザイン、アパレルへの作品提供、壁画等を手がける一方、 DIESEL ART GALLERY個展、ブラジル/ブラジリア国立美術館グループ展、モロッコでの壁画フェスティバル等、国内外の展覧会や滞在制作に参加し、精力的に作品を発表している。

  • onnacodomo
    多田玲子+細川葉子 Instagram@tadarrrrr Instagram@hakohosokawa

    東京都出身京都在住のイラストレーター多田玲子と、福井県出身東京都在住の写真家細川葉子のコラボユニット。多田は、書籍、広告、キャラクターデザイン等の仕事を手がける。漫画「ちいさいアボカド日記」のLINEスタンプも発売中。細川は雑誌広告カタログなど多岐にわたって撮影を手がけている。2023年3月には弘前れんが倉庫美術館にて写真と箱の作品で参加。今回、初の試みで、多田が絵を描き、細川が箱を作るコラボ制作を行う。

  • onnacodomo
    Takako Noel Instagram@takako_noel

    1991年東京生まれ。
    ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション、Fashion Media and Communication科修了。 帰国後、写真を軸としたVisual Artistとして活動中。写真へのペインティングや幻想的な世界観の作風で知られる。JRの広告やLUMINEやPARCOのウィンドウディスプレイディレクション、ファッション誌などのエディトリアル撮影、ミュージックビデオ制作などを手がける。

  • onnacodomo
    磯部昭子 Instagram@akikoisobe

    武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。広告や雑誌、CDジャケット等の撮影を手がける傍ら自身の作品制作を続けている。最近の展示に松本市美術館×松本PARCO「パルコde美術館」、KG +2022(KYOTOGRAPHIEサテライトイベント)など。主な写真集に『VIDEO LOOP』『ALTER EGO』などがある。

  • onnacodomo
    南風食堂 Instagram@nanpushokudo

    料理家。食に関する企画提案や編集物の制作、アートプロジェクトでの作品展示、店舗のレシピ監修などを行う。著作に『WHOLE COOKING』『乾物の本』、個展に『オオカミと娘』(TRAUMARIS)、『hologram』展(gallery trax)、グループ展参加に『フードスケープ 私たちは食べものでできている』(アーツ前橋)、『夢の饗宴』(資生堂ギャラリー)など。

カカオの輸入やローチョコレートの製造などカカオにまつわるお仕事をされている4名の作家による紀行文やカカオの物語も併せて展示します。
Chocolate story by ''Amamos Amazon’' 武田エリアス真由子/''Cacao Magic’' 松田すみれ/''HOLY LOTUS''Lina Satsuki/''OJAS® PURE RAW CHOCOLATE’' 柳澤寛子

常設展 / creative walk

オールディーズ 
~1984年までのヴィンテージ
— チョコレート パッケージ コレクター 井上コレクションより —

2022.10.22 [SAT.] − 2023.4.16 [SUN.]

会期終了

本展は、国産チョコレートパッケージの収集に力を注ぎ、実に5000点以上のコレクションを所有されているチョコレート パッケージ コレクター・井上浩之氏のコレクションから約220点の作品を展覧します。
日本における国産チョコレートは、市民権を得て急速に流通し始めた1920年代頃から、1940~50年、戦争の影響でカカオの輸入が停止していた時代を経て、1952年の砂糖の自由販売や1960年のカカオ豆輸入自由化に伴い、活発な広告展開も絡めて、バラエティーに富んだ多種多様なアイテムが生み出されてきた歴史があります。その中で今回のcreative walk では、特に1960年代から1984年代までのコレクションを中心に変遷を概観いただきます。
みなさんの大好きな、あの頃のチョコレートパッケージが多数登場します。美しいチョコレートパッケージを通じて、さまざまな想い出とともに、今なお色褪せることなく、あの時代が蘇ります。

井上浩之

1962年神奈川県横浜市生まれ。チョコレートのパッケージ収集家・メルヘン作家・サラリーマン。チョコレートとの出会いは10歳の時。天地真理さんのファンになり、不二家・メロディチョコレートを好きになる。コレクションとの出会いは小学5年生。給食の牛乳びんのフタの収集を始めるも、中学2年生の時、母親にダンボールいっぱいの牛乳びんのフタを廃棄される。山口百恵さんのCMを見てグリコ・セシルチョコレートを購入。フタを失った虚脱感もあり、パッケージを捨てられなくなる。ここから少しずつパッケージが溜まっていく。大学生となりアルバイトを始め、チョコレートを片っ端から買うようになる。この時にコレクションが一気に増えた。その後、私生活で仕事、結婚、子育てと多忙になり、コレクション活動は一旦停止。2003年ホームページに懐かしいチョコレートのコーナーを開設し高評価を得たため、コレクション活動も再開し、ホームページにも『20年前のチョコレートのメニュー』を開設。レトロブームの火付け役となった。2017年よりインスタグラムを開始。多数のチョコレートマニアに囲まれ、撮影したチョコレートパッケージの写真を楽しく投稿している。

オールディーズ ~1984年までのヴィンテージ - チョコレート パッケージ コレクター 井上コレクションより - オールディーズ ~1984年までのヴィンテージ - チョコレート パッケージ コレクター 井上コレクションより - オールディーズ ~1984年までのヴィンテージ - チョコレート パッケージ コレクター 井上コレクションより -

企画展1 / island gallery

チョコレートパッケージの
とある休日の午後。
— Life of CP —

2022.10.22 [SAT.] − 2023.4.16 [SUN.]

会期終了

本展は、チョコレート好きの3人の現代アーティストが、“チョコレートのパッケージをアートとして再構築するとしたら?”という命題で、さまざまに思いを巡らせ、ユニークな発想でパッケージの意味を再解釈し、人々に問いかける作品を制作するものです。チョコレートという誰もが大好きなお菓子を包むパッケージ。普通なら食べ終わったら捨てられてしまうそれらのパッケージを、さまざまな角度から意味と形を捉え直し、アートとして生まれ変わらせようとする試みは、きっと見る人に新鮮な驚きやくすっと笑える体験、日常とは違った視点を与えてくれることでしょう。 岡本高幸 : 「チョコレートスターシップ」
河地貢士 : 「チョコレート農園」
松井コーヘー : 「パッケージサウナ」

チョコレートパッケージのとある休日の午後。
  • 岡本高幸

    岡本高幸 東大阪生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻彫刻修了。アートにおける新たな身体イメージの獲得が人類の進化の重要な要素であると考え、彫刻・平面・インタラクティブ・パフォーマンスなど多様な出力形態で活動を展開。
    http://takayuki-okamoto.com/news.html

  • 河地貢士

    河地貢士 岐阜県生まれ。美術作家。日常生活にある身近な事象から別の物語を抽出し、現代社会への寓意を込めた作品やプロジェクトを実践する。現在は東京を拠点に国内外で活動。
    http://www.koshikawachi.com

  • 松井コーヘー

    松井コーヘー 兵庫県生まれ。嶋本昭三(元具体美術協会)に師事。変わらない感覚や形をテーマに国内外でのパフォーマンスや個展・グループ展、ワークショップを多数行う。近年は美術作家・こども絵画教室主宰・アートディレクターなど幅広い活動を展開。
    http://kohei-matsui.com

企画展2 / art square

カカオ染の森さんぽ
— フェリシモ チョコレート ミュージアムと
植物染造形作家 いまふく ふみよ共同実験工房 —

2022.10.22 [SAT.] − 2023.4.16 [SUN.]

会期終了

カカオのさまざまな可能性を探るべく、本展では、大学教授であり、アーティストでもある植物染色の専門家、いまふく ふみよ氏に、“カカオ染の森”を制作依頼しました。カカオ染のシルクオーガンジーの森を散歩しながら、豊かなカカオの色の世界をお楽しみください。

『カカオポッド、カカオハスク、カカオ豆、カカオの枝や葉、いろいろな部分に違う色素があります。何度も実験をして、カカオだけで、どこまで美しい自然の色彩に染めることができるのかチャレンジをしました。煮出して色素を抽出し、シルクオーガンジーに染め重ねました』
ーいまふく ふみよ

いまふく ふみよ

1963年兵庫県神戸市生まれ。1989年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。大手前大学 建築&芸術学部 教授 植物染料実験工房主催。染織技法や繊維素材を中心に使った現代美術をインスタレーションで表現している。最近の作品は、おもに型染、植物染料を用い、空間全体を作品とするインスタレーションを制作。
<主な展覧会>
2000年~2022年 個展「回帰する時間」シリーズ(Art space 虹、GALLERY GALLERY、ギャラリー白ほか)

カカオ染の森さんぽ - フェリシモ チョコレート ミュージアムと植物染造形作家 いまふく ふみよ共同実験工房 - カカオ染の森さんぽ - フェリシモ チョコレート ミュージアムと植物染造形作家 いまふく ふみよ共同実験工房 - カカオ染の森さんぽ - フェリシモ チョコレート ミュージアムと植物染造形作家 いまふく ふみよ共同実験工房 -

企画展1 / island gallery

6 Essences
— チョコレートを表現する6人の知覚 —

2022.4.1 [FRI.] − 2022.10.16 [SUN.]

会期終了

世界中の人たちが大好きなチョコレート。近年は日本のショコラティエのつくるチョコレートが世界からも高く賞賛されるようになり、同時に原材料となるカカオやそれを生産する国々や人々にまで関心が及ぶなど、チョコレートの世界はある意味過渡期を迎えています。本展では、このような変化の中で活躍する日本の6人のショコラティエ・カカオプロデューサーの「チョコレートづくりに欠かせないエッセンス」をご紹介します。チョコレートづくりに欠かせない思想・哲学、絶対に必要とされている道具類やアイテム、ルーティンワークなどのエッセンスをご紹介することで、作り手への理解を深め、チョコレートやカカオに対する新しい発見をしていただきたいと思います。チョコレートやカカオを愛してやまない6人の、新鮮な驚きに満ちたエッセンスを存分にお楽しみください。

6 Essences -チョコレートを表現する6人の知覚-
6 Essences -チョコレートを表現する6人の知覚- 6 Essences -チョコレートを表現する6人の知覚-

6人のショコラティエ・カカオプロデューサー

  • 三枝 俊介

    CHOCOLATIER PALET D’OR三枝 俊介

  • 吉野 慶一

    dari K吉野 慶一

  • 辻口 博啓

    LE CHOCOLAT DE H辻口 博啓

  • 土屋 公二

    MUSEE DU CHOCOLAT
    THEOBROMA
    土屋 公二

  • 小山 進

    PATISSIER eS KOYAMA小山 進

  • 才村 由美子

    Yumiko SAIMURA才村 由美子

常設展 / creative walk

Morozoff
— 90年の記憶 —

2022.4.1 [FRI.] − 2022.10.16 [SUN.]

会期終了

昨年創立90周年を迎えた、国内屈指の洋菓子ブランド、モロゾフのパッケージの展覧会です。バレンタインというギフトスタイルは、ここ神戸のモロゾフからスタートしました。本展では、モロゾフ社のアーカイブより、創業当時から現在までの代表的なパッケージをご紹介します。それらはここでしかご覧になれない、貴重なコレクションの数々です。また、最新バレンタインコレクションでは、全国に先駆けて、礎を作ったバレンタインという慣習を、現代では人気のアートやデザインとのコラボレーションで、常に新鮮な印象を与えるパッケージで演出する様相をご覧いただきます。パッケージの制作プロセスも見どころです。

Morozoff -90年の記憶-

モロゾフ株式会社

1931年8月8日、モロゾフは「神戸モロゾフ製菓株式会社」として誕生しました。神戸のトアロードでチョコレート、キャンディショップを経営していたフィヨドル・ドミトリー・モロゾフ氏が、神戸商工会議所へ共同経営者の紹介を依頼したのがきっかけで、同所の常議員であった葛野友槌(初代社長)が経営参加し、神戸モロゾフ製菓株式会社として設立されました。国内ではまだチョコレートが珍しい時代に、フィヨドル・ドミトリー・モロゾフ氏の技術を生かした高級チョコレートを製造、販売。贅沢なボックスに並べられた宝石のように美しいチョコレートは、ギフトとしての高級スイーツという新しいスタイルを生み出す。創業当時のシンボルマークはモスクワのクレムリン宮殿にある世界一巨大な釣鐘をモチーフにしたもの。

Morozoff -90年の記憶- Morozoff -90年の記憶- Morozoff -90年の記憶- Morozoff -90年の記憶-

企画展1 / island gallery

The flow of sweet time
— FRANCK MULLER 至福の時 —

2021.10.22 [FRI.] − 2022.3.21 [MON.]

会期終了

世界的な機械式腕時計の作り手、フランク ミュラーが、日常の時間の過ごし方のひとつとしてスイーツを愛でる時間や豊かな時を楽しむ空間を提案します。素材や製法にこだわったチョコレート菓子の数々は、時計づくりの本質に則って、日本文化への理解や自分自身の人生を大切に生きるという理念から誕生しました。あなたにとって“しあわせな時”“至福の時”とは、どのような『時』でしょうか?

The flow of sweet time -FRANCK MULLER  至福の時-

FRANCK MULLER (フランク ミュラー)

「天才時計師」フランク ミュラーは「時間」をアートのテーマとして捉え、径30数ミリのキャンパスに複雑時計製作の情熱を注いできました。技術力、創造性の両面において、一般的なスイスの高級舶来腕時計とは一線を画す作品を発表しています。フランク ミュラー・ウォッチのアイコンである官能的なビザン数字、またカラフルな「カラードリーム」の彩という幻想的な世界を腕時計で表現するなど、腕時計を道具の役割から解き放ち、創造性や哲学、ぬくもりを形にしてきたのがフランク ミュラー・ウォッチの真価です。今ではタイムピース以外にも派生した、フランク ミュラー パティスリー、フランク ミュラー フューチャーフォームは、フランクミュラーならではのこだわり、遊び心、情緒を高次元に融合させ、多くの人々を魅了しています。

The flow of sweet time -FRANCK MULLER  至福の時- The flow of sweet time -FRANCK MULLER  至福の時- The flow of sweet time -FRANCK MULLER  至福の時-

企画展2 / art square

AMAI
— Valerio Berruti の世界 —

2021.10.22 [FRI.] − 2022.10.16 [SUN.]

会期終了

現代美術家、ヴァレリオ・ベッルーティ氏の、チョコレートをテーマにした新作展です。カカオ豆を輸送する際に利用される袋の素材「ジュート」に興味を持ち、ジュートキャンバスにフレスコ画を長年描いてきたベッルーティ氏が本展のために特別にキャンバスとして選んだアルミニウムペーパーに描いた作品をご覧いただきます。本展タイトルのAMAIは、日本語の「甘い」とイタリア語の「愛おしい」を意味するダブルミーニングの単語です。自身の子どもたちを被写体とした作品で、チョコレートも子どもたちも【甘く、愛おしいもの】であることを表現しています。

Valerio Berruti (ヴァレリオ・ベッルーティ)

1977年、ピエモンテ州アルバ生まれ。トリノ大学美術学部にて美術評論の学位を取得。1995年に、ヴェルドゥーノ(クーネオ県)にある役割を終えた教会を買い取り、修復してアトリエとし、ここを拠点に活動をしています。絵画・オブジェ・アニメーションなど、多岐に渡る表現方法を用い、イタリアを中心としたヨーロッパのみならず、アメリカやアジアへも活動の幅を広げ、さまざまな展覧会で来場者を魅了しています。描かれる被写体は、常に世界の子どもたち。誰もが必ず経験する子ども時代の様相を通じ、大人になっても変わらない想いやさまざまな感情を投影します。

AMAI -Valerio Berruti の世界- AMAI -Valerio Berruti の世界-

常設展 / creative walk

想いから生まれる
パッケージデザイン — 小山進 クリエイションの軌跡 —

2021.10.22 [FRI.] − 2022.3.21 [MON.]

会期終了

「パティシエ エス コヤマ」のオーナーシェフ小山進氏が、これまで世に送り出してきたチョコレートのパッケージをご覧いただきます。小山氏のあくなき探求心と、食べる人を喜ばせたいという想いから生まれるチョコレートは、世界的なコンクールにおいて数々の受賞に輝いてきました。本展では、ショコラティエとして世界中から注目を浴びている小山氏がそれを包む中身と同じ位重要な存在としてこだわり続けてきたパッケージを年代順に展覧、小山進氏のクリエイションの軌跡をご覧いただきます。

PATISSIER eS KOYAMA(パティシエ エス コヤマ)

2003年、兵庫県三田市に開業。1,500坪の敷地にはパン、チョコレートなどの専門店の他、お菓子教室やギフトサロンも併設。敷地内をただようお菓子の香りや、四季折々で表情を変えるお庭の草花、点在するユニークな姿の銅人形など、五感で楽しめる空間を展開。「The Sweet Trick(お菓子でいたずら)」をコンセプトに、驚きと喜びをお菓子に吹き込み、小さいお子様からお年を召された方まで幅広い世代のお客様に美味しさと楽しさを届けている。

想いから生まれるパッケージデザイン -小山進 クリエイションの軌跡- 想いから生まれるパッケージデザイン -小山進 クリエイションの軌跡-
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