空想生活図鑑-今月のなんかいいもの発見- | フェリシモ

6月号のテーマ 夏の暮らし。外派、中派?outdoors or indoors?

子どものころは、
あんなに好きだったのに

いつからか、
ちょっと苦手になってしまった
「夏」という長い長い季節

大人になった今、
無邪気に楽しむことは
むずかしいけれど

まだ知らない夏の暮らしも
待っているのかも

そんな予感に満ちた、
手のひらサイズの図鑑が
ここに……

part1

身近な避暑地

A nearby summer resort

暑さからひととき
離れられる場所 ――
それはいつもの通り道にも、
袖を通した
一着の中にもあるのかも

夏の日差しが、
ブラウンのシアーで
木もれ日に変わる。

街のウィンドウに映る
わたしは、なぜか
森にいるみたい。

太陽がまぶしいほど、
なぜか着たくなる。

エキゾチックな雰囲気をまとえば、

暑さと仲よくなれるのかな。

ここはどこか異国の海辺――。

水着姿の女性たち、
パラソルの下で語らう男女。
バカンス中の人々を
ぼんやり眺めている、わたし。

「なんて穏やかな時間なの」
ボタンを留めながら、そうつぶやいた。

紫外線も汗さえも、
わたしのために預かってくれる。

頼りになるコンシェルジュさん、
今日も一日よろしくね。

風をはらみ、夏空を泳ぐ。

たっぷりとした袖を広げたら、
ひと息大きく深呼吸しよう。

ときめきの影に守られて、
日差しのなかを一歩踏み出す。

差したり閉じたり、
その手間さえもなんだかうれしい。

出かける前に、
エレガンスの魔法をひと振り。

編み目のすき間から
こぼれる光が、いつもの道を
フィレンツェの石畳に変えた。

アームカバーからボレロ姿に早変わり。

「おはよう」より先に
「それ、どうなってるの?」

そんな会話で朝が始まる。

編集部のつぶやき

Editor’s notes

少し離れていたとしても木陰の下で信号が変わるのを待つ派です。(編集部 ぼん)

お気に入りの影

part2

5:30 a.m.

half past five in the morning

夏は日の出とともに起きたくなる
朝 5:30 の青い光と、
まだ眠った街の静けさ――
わたしを整える
ルーティンのすすめ

朝のまどろみ時間は、
パジャマのままで。

空気をはらんだ
ダブルガーゼが、
夢心地と現実を心地よく
つないでいく。

目覚めたら
ソファの上だった。

身にまとっているボーダーを見て、
ちょっと安心。

「お風呂上がりに、そのまま寝ちゃったのね」

朝起きたらまず、冷蔵庫を開ける。

ドアポケットに収まった、
急須みたいなポットを手に取り、グラスに注ぐ。

冷たい緑茶が渇いたのどをうるおしていく。
今日もまた、一日が始まる。

ふとテーブルに
こぼしてしまった水。

指先でなでてみたら、
妙に心地よかった。

あの感覚が美しい
インテリアに。

身支度を整える前の10分儀式――

今、心に浮かんでいることを
書き出すこと。

たった100文字だけど、大切な習慣。

家事を始めるスイッチはどこにある?

このゆったり割烹着をかぶると、
自然とからだが動き出す。

編集部のつぶやき

Editor’s notes

白湯に太陽のしずくをひとしぼり。時を巻き戻す、ひみつの儀式。(編集部 ぽち)

朝のおまじない

part3

風を読む人

One who hears the wind

風の吹く、心地よい方角へ――
軽やかな布がはらむ
「涼」を道しるべに。
目的地は、
去年とは違う夏の装い。

このシボ感は、
まるで風が水面を震わせているよう。

ふれて、眺めて、
袖を通して――

心まで涼しい風が
吹き抜ける。

はおってもいい感じだし、

色柄違いで何枚も欲しい――

だって、わたしたちのドレスコードは
「涼しげ」なんだもん。

職場から一歩出たら、
さっと腕を出し入れしてノースリーブに。

冷房で冷えたからだが、
だんだん暑さと混ざり合う。

「今日も一日、おつかれさま」
ドットのシフォンに風が泳いで
解放感に包まれる。

暑がりだけど涼しい顔をしたい、
わたしに向かって

“シャツディガン”という名の
新しい風が吹いた。

見れば見るほど
愛おしいクラフト感が
巻き起こす風。

なりたい未来へ
連れて行ってくれる、
そんな気がする。

編集部のつぶやき

Editor’s notes

洗った手をふかずに、そっと扇風機の前にかざす。ずぼらならではの涼み方。(編集部 おなつ)

風の感じ方

他にもいいものたくさん!

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次回予告!

7月号のテーマ

わたしの夏休み

Coming soon!

about

これを着て、どこへ行く?
これがあったら、どんな暮らし?

空想するって、
どうしてこんなに楽しいんだろう。

ページをめくれば
ワクワクが始まる、

ちょっぴりユニークな
(ほぼ)新商品カタログです。

今月の
なんかいいもの
発見