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2018年度基金活動報告 ー熊本地震仮設団地住民相談支援センター事務所設置(公益財団法人熊本YMCA)

2017年度に熊本地震への支援として、みなさまからお預かりしている基金から、公益財団法人熊本YMCAさまの熊本地震仮設団地住民相談支援センター事務所設置への支援に拠出しました。
その活動レポートが届きましたのでみなさまにご紹介します。

実施場所:熊本県上益城郡御船町
実施期間:2018年4月1日~2019年3月31日

 

<プロジェクトの実績報告> 

みなさまからのご支援により、地域支え合いセンター事務所を設置することができました。
事務所が出来たことで、仮設団地の住民のみなさまを見守りながら、情報交換、関係機関への相談や連携をスムースに行うことができました。その結果、生活再建支援のスピード化と精度を高めることができました。

 

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サロン活動では、独居高齢者同士の連帯感がうまれコミュニティが育ちました。

 

開設当初は150世帯の仮設団地でしたが、現在は80世帯まで退居が進みました。今後は住宅の再建、災害公営住宅の整備が整い、順調に復興が進むと思います。

 

<現地の様子や現地の声>

徐々に住民のみなさまの生活再建が進み、退居の際に御礼の言葉をいただくと大変うれしく思います。
仮設団地の「みんなの家」は住民が自由に出入りをすることができます。朝はラジオ体操、昼は語らいの場、夕方は食事会等で有効活用されています。

 

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気軽に話し合うことができるお食事会ではお互いを知ることができました。

 

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時にはお酒を少々楽しみながら、住民の方々は打ち解けていきました。

 

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小さいお子さまと一緒に力を合わせて仮設団地にゴーヤを植えました。
終始笑顔がこぼれる活動になりました。              

 

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七夕づくりでは、子どもたちに我が子のように接してくれました。

 

退居が進み、少しずつ人数が減っていき、寂しいと言われる住民もおられますが、退居が進まないことには復興も有り得ません。今は再建が滞っている方々の支援と退居後の新しいコミュニティづくりを始めたところです。

 

<支援者のみなさまへ>

この度はあたたかいご支援を賜り心より感謝申し上げます。みなさまのご支援により、住民のみなさまに寄り添い、生活再建に向けた働きを滞りなく行うことができました。熊本地震から3年が経過し、およそ全体の半数の住民のみなさまが生活再建をされ、徐々に復興が進んでいます。今後も私どもができることを考え、新しいコミュニティ支援に取り組んで参りたいと思います。

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フラワーアレンジメント教室では、季節の花々にこころが和みました。

 

(熊本YMCAさまより)

プロジェクトの中間報告はこちら

■熊本YMCAさまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

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