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2016年度基金活動報告 ーGood Will ネットワーク(一般財団法人たんぽぽの家)

2016年度に熊本地震への支援として、みなさまからお預かりしている基金から、一般財団法人たんぽぽの家さまの「Good Will ネットワーク」に拠出しました。
その活動レポートが届きましたのでみなさまにご紹介します。

実施場所:熊本県内の児童施設、保育園等
実施期間:2016年7月~9月

 

<プロジェクトの実績報告> 

Good Willネットワークは、熊本地震で被災した障害のある人たちをはじめ、社会的に弱い立場にある人たちを応援することを目的に、活動の一翼を担おうとする団体や個人によるゆるやかな ネットワークです。趣旨にご賛同いただいた関心をお持ちの団体や個人の方、どなたでもが参加いただけるプロジェクトです。

みなさまからいただいた基金を活用し、熊本で被害が大きかった児童保育施設にRODYを合計30匹届けることができました。

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<現地の様子や現地の声>

①益城町児童館
益城町保健福祉センター内に設置された益城町児童館は、16日の震度7の本震の後から5月2日までは災害対策本部として、その後の8月31日までは指定避難所となっていました。そのため、子どもたちが使っていた児童館のおもちゃやすべり台、赤ちゃん用ベッドなどは外に出すしか方法がなく、雨ざらしの状態で放置されていました。

避難所の指定が解除になり、9月からは児童館の再開に向けて動きだして10月3日には再開となりました。「Rody」はその直前の9月30日に、10匹お届けすることができました。

 

②あじさい保育園
約200人の園児が通園しているあじさい保育園は、益城町のなかでも震源地に近く、被害の大きかった地域にあります。保育園の周辺は9月末日時点でも、倒壊したまま手の付けられていない状態の家屋が多くあり、自宅が倒壊した園児も少なくありません。園庭は地震の被害で遊ぶことが難しく、室内遊びが中心になるので、「Rody」はとても喜ばれました。

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保育園を一歩外に出ると広がる風景

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訪問当日はお誕生日会の日でした

 

③認定こども園 みどりの里
みどりの里は御船町にあり、園の近くには仮設住宅が建設されています。震災後1週間で園を再開すると、被害の大きかった地域の別の園に通う子どもたちの受け入れもされました。震災後は精神的に落ち着いてきたものの、不安やストレスから円形脱毛症になる子どももいて、子どもたちの精神的なケアの必要性と職員のケアやリフレッシュも必要だと感じておられました。その様な中、小さな子どもたちも楽しく遊ぶことのできる「Rody」の寄贈を喜んでくださいました。

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<支援者のみなさまへ>

みなさまからの基金があったからこそ、「RODY」とともに子どもたちが笑顔で過ごせる楽しい時間を届けることができました。「RODY」に乗った子どもたちからは、自然と笑い声がおこります。子どもの笑い声は、周りの大人たちも元気づけてくれます。被災地ではまだ復興作業はつづきますが、こうして過ごせる時間がかけがえのないものだと感じました。本当にありがとうございました。

「RODY」を届けるプロジェクト以外にも、これまで東北の震災復興支援を通じてつながった東北の施設の方々が、今度は自分たちが力になる番と熊本のみなさんと交流されたことなどがつづられています。

よろしければ、ぜひこちらもご一読ください。

熊本の復興支援サイト「いまできること」

(たんぽぽの家さまより)

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■たんぽぽの家さまのその他の活動はこちら

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