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2016年度基金活動報告 ― 障がいのある人たちの芸術活動への支援(NPO法人エイブル・アート・ジャパン)

以下の基金より2016年度に拠出したNPO法人エイブル・アート・ジャパンさまより活動レポートが届きました。

  • ・UNICOLART基金

障がいのある人の創作活動を支援する公募「エイブル・アート・アワード」を開催。「小さなアトリエ支援の部」を新設し、障害のある人が参加・活動できる民間アトリエを支援しました。

「小さなアトリエ支援の部」は、[UNICOLART基金]のご支援によって誕生しました。障がいのあるアーティストの作品をデザインに使用した「UNICOLART」ブランドの商品購入に伴って寄付される基金を生かし、 障害のある人の可能性を社会に発信するプロジェクトです。

今年は全国から40件の応募あり、「アーピカル☆絵画教室」(大阪市)が受賞団体として選出されました。
「アーピカル☆絵画教室」は、障害のある・なしに関わらず、だれもが心を開きのびのびと表現を楽しめる場です。身近な地域で、自分にあった好きな場所に通えるようになるといいなという願いからスタートしました。

団体からの受賞コメントを抜粋してご紹介します。

応募の段階で、「アーピカル☆絵画教室」の現状やこれからの展望、大切にしたいあり方を整理することができました。賞をいただけたことで、これまでの活動に自信を持つことができ、「アーピカル☆絵画教室」の結束力と将来に向けての意欲が高まりました。活動に賛同し、協力してくれる人は少しずつ増え、2016年度は龍谷大学主催の展覧会へ依頼をいただき出展。展覧会開催時には、メンバーがトークイベントにも参加しました。「アーピカル☆絵画教室」が、これからも10年、20年とあり続けることが一番の想いです。

[アーピカル☆絵画教室]

ableart_2016_1.jpg「アーピカル☆絵画教室」のメンバー。色鉛筆を左手に3本、右手に1本の四刀流です。

ableart_2016_2.jpg

龍谷大学主催の展覧会に出展。
メイングラフィックに三村伸雄さんの作品「えがお」の連作が採用されました。

ableart_2016_3.jpg

立ち上げ当初からずっと通い続けているメンバーです。一般の会社に勤めており、
「アーピカル☆絵画教室」が大切な居場所になっています。活動時には、彼が毎回持参
する渋いジャズ(ジョン・コルトレーンなど)のCDがBGMとして流れています。

<支援者のみなさまへ>

みなさまからの温かなご支援、ありがとうございます。今後も、アートを通して、障害のある人たちとともに、自らを自由に表現する場やしくみをつくり、多様な選択肢の中から豊かな生き方を発見できる社会づくりに貢献してまいります。
「エイブル・アート・アワード」は2017年度も開催いたします。ぜひご期待ください。

前回の報告書はこちら

■NPO法人エイブル・アート・ジャパンさまの事業活動はこちらからご覧いただけます。

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