フェリシモCompany

2012年度基金活動報告 ー 浄水器付き自転車を寄贈する支援(インフィニット・ホープ基金)

2012年度に次の基金より拠出した活動レポートをご紹介します。

  • インフィニット・ホープ基金 

グラミン・フェリシモは、商品価格の一部を「インフィニット・ホープ基金」として、バングラデシュの社会インフラの改善活動を支援しています。現地では、経済的な側面だけでなく、日本では想像することが難しい独自の社会課題とも向き合って生活しています。それらの課題の解決に少しでも寄与し、ポジティブな未来をつくることを目指しています。

■現地に届いた “命に水”

水に鉄分が多く含まれているため、安全な水を飲用することができないタンガイル県の3つの村の子どもたちが通うシキボリ学校(生徒数約200人)に4台の浄水器付き自転車を寄贈することができました。まず学校の校庭で子どもたちに自転車を漕いでもらい、池の水を飲料水に変えるというデモンストレーションを行いました。「池の水を飲めるなんてすごい!」「次、私が飲みたい!」「いつも飲む水よりおいしい!」と驚きの顔、きらきらした目で口々に喜びの声を上げる子どもたち。「これで、生徒たちも安心して水を飲むことができます。」と女性教員。グラミン・フェリシモは、作り手の笑顔、子どもたちの笑顔を生み出す力になっています。

インフィニットホープ01.jpgインフィニットホープ02.jpg

浄水器付き自転車を寄贈したシキポリ学校

 

インフィニットホープ03.jpgシキポリ学校の子どもたち

 

インフィニットホープ04.jpg教師、生徒、保護者を集めてデモンストレーション

 

インフィニットホープ05.jpg順番がようやく来て、一気に水を飲んでいる少年。「おいしい!」とひと事。

 

生徒(男の子)
池の水が飲めるなんてすごい。おいしくて、何回もおかわりしちゃったよ。
生徒(女の子)
いつも飲む水よりもおいしい気がしたよ。
生徒(男の子)
自転車を漕ぐのがおもしろかった。
生徒(女の子)
水がおいしかった。
生徒保護者(女性)
子供たちが喜んでいるから、また来て欲しい。池の水が飲めるなんてすごいわね。
教員(女性)
授業の合間に生徒が水を飲むことがよくあります。この辺りの井戸水は鉄分が多いので、
浄水自転車があれば、生徒たちも楽しく安心した水が飲めます。

UBINIGスタッフ
今後の運営について、この地域のことは我々が一番よく知っている。残念ながら、貧困家庭は多く、生活も苦しい。この浄水器付き自転車を運用させ、貧困家庭で新たな収入機会が得られるようにしていきたい。この機会を与えて下さった皆様に感謝し申し上げたい。

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