【バレンタイン便】ライラ ガリバー〈ココナツボール〉
お申し込み番号:530007
1箱 ¥2,700 ( +8% ¥2,913 )
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ストーリー
■チョコレートバイヤーみりの語り■
東欧スロバキアから、現代の最先端チョコ〈ライラ〉上陸!
日本初上陸のチョコをご紹介します。 スロバキアの〈ライラ〉のオーナーのキャロルさんとオンラインミーティングしました。 キャロルさんとおっしゃるので、女性の方かと思ったら、男性が出て来られました。キャロルという名前はスロバキアでは男性の名前だそうです。へぇー。
初めどう調べてもスロバキア自体の情報がなく。チェコスロバキアから1990年代に独立してできた自然豊かな国くらいしか特徴的なことがなく。国ですら情報がないのに、スロバキアのチョコの情報なんてほぼないに等しい。そんななか、唯一の情報として突然とんでもなく「現在の最前線チョコ」が現れたのです。それが〈ライラ チョコレート〉です。
初めは、きっと日本の地方の“道の駅”に期待するような、素朴でリアルなほっこり系のチョコだろうと思っていたんです。 しかしライラのチョコは、まさに「現代の最前線」チョコだったからびっくり。何もかもシュッとしてる。世界の先行くチョコレート。 ヴィーガンだったり、ナッツチョコひとつ取っても手が込んでる。ココナツとチョコの組み合わせも最近のトレンドです。極めつけは食用ホオズキ! どれも洗練されていて甘さ控えめでおいしーーーー。
おや? これはどういうこと? どうやってこんなチョコができたのか、私は興味津々です。 キャロルさんは元々ベルギーの大手チョコレートブランド、レオニダスにお勤めでした。そこを辞めて、自分でライラを立ち上げたそうです。 世界を仕事で回っていた時、コロンビアのカカオ農家で大変衝撃を受けたそうです。そこでカカオの世界にどっぷりハマり、カカオについて生産から何もかもコロンビアで学んだそうです。今は日本的に言うと恩返しというか、コロンビアの子どもたちへスポーツなどの支援もしているそうです。
キャロルさんのものづくりは、とにかくカカオの素材を大事にして、できる限り自然にこだわっているそうです。 原料はできる限りシンプルにヘルシーに。 「砂糖の原料にも注意してます。もちろん、エシカルや環境にもしっかり配慮した素材でなくては」。 この言葉が何度も出てくる。 シンプルなものでバランスを取るのは非常に難しいことですが、ライラのチョコには無駄がないです。 でもね。そういうチョコは、シンプルだけど面白みに欠けることが多いのです。ライラのチョコは正しいだけじゃなくって、ちゃんと面白いのです。 ヴィーガンチョコであっても味に工夫があり、デザインもかわいいので楽しい。
チョコとしての楽しさは忘れてないのです。 よく考えられた結果だろうなーということが伝わります。 まるでミニマルアートのようです。 アートと言えばパッケージ。ライラのパッケージはナチュラルな色合いですが、すごくかわいいのです。 大人も子どももかわいいと思える絶妙なデザイン。賢そう。 みんなに向けたチョコだということが分かります。 パッケージにも環境やエシカルなことが説明されています。 私が「デザインがいいですね」と言うと、「デザイナーもスロバキア人なんだ」と。すごいなあ。スロバキア。
いろいろ調べたんですが、どうやらスロバキアのチョコレートはライラが1強のよう。 スロバキアの方々のセンスをちょっと垣間見た気がします。 北欧やバルト三国よりもさらにシンプルライフなのかも。
キャロルさんにスロバキアのことも聞いてみました。 日本ではスロバキアの情報はあまりにもうっすーーーいので、聞きたいことだらけ。 四季があるそうです。そしてカトリックの方が多いと。料理はチーズ、ベーコン、ビール、そしてパン、だそうです。冬にはウインタースポーツが盛んで、ご自身も休みの日には4人の子どもとアイスホッケーを楽しんでいるんですって。 でも、これ以上出てこない感じなんです。本当にシンプルなんだなあ。 家族を大事にするいいお父さんです。 ちなみにスロバキアは産休が3年だそうで、その間、お父さんとお母さんは代わる代わる休めるそうですよ。 工場も大きな場所に2週間前に引っ越したばかり。従業員のためにランチは毎日6種類用意してるとか。そのうち調理室も作って、できたてのランチを食べてほしいなぁと。ちなみに自社のカフェなどでハンデキャップのあるスタッフも雇用して一緒に働いていると言ってました。従業員さんも大事にされてますね。
ライラ。なんだか本当にいろいろ最先端。 真面目な方だなあと思って、どうしてチョコだったんですか?と聞いたら、「僕は7人兄妹だったから、チョコは取り合いだった。今は自分でチョコレート会社を作ったからもう大丈夫(笑)」ってなんかジョークもスマート。 “でんがなまんが”なのこってりした自分のジョークとは大違い。 キャロルさんに今後の夢について聞いてみました。 「アレルギーフリーのチョコを作りたい、みんなが楽しめるような新しいものを作りたい。 日本にチョコを送るのは今回が初めてですが、もっともっと海外に販売して行きたい。 そして、人とチョコで協力してつながって行きたい。お互いに発展していけるように」
いやーー。完璧な、正しい、未来のチョコです。 自分のちまちました無駄だらけの生活がイヤになっちゃう。 自分のうちの周りの電線がやけに多く見えてくる。たるんでるのが気になってきた。 ここに通ってる電気は古い気がするわー。最先端な情報がここに通ってるとは思えんっ。そもそもこの電線全部いる?! きっとライラの周りはシュッとしてて、ごちゃごちゃしてないんだろうな。
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