社会人歴を重ねて仕事にも慣れ、少しずつ貯金ができるようになってきた方もいると思います。
でも、ふとした瞬間に「これっていくらまで貯めれば安心できるんだろう?」と、漠然とした不安を感じるかもしれません。
今回はそんなモヤモヤを抱えるアラサー世代に向けて、自分らしい未来に備えるために、納得できる貯金額の決め方のヒントをご紹介します。
少し貯金は出来てきたけど……

私は社会人4年目で、新社会人のころに比べればやりくりにも慣れ、少しずつですが銀行口座の残高が増えてきました。
「キャリアアップのために大学で新しい分野を学びたい」という目標に向けて、貯金を意識しない日はないほどです。
でも、順調に貯金が増えているはずなのに、ふと不安になってしまうことがあります。
「老後資金は2,000万円では足りない」といったニュースを見聞きしたり、SNSで同年代の華やかな暮らしが目に飛び込んでくる日々。
「一体いくらまで貯めれば安心できるのかな」と、終わりの見えないマラソンを走っているような感覚になります。
アラサー世代になると、結婚や転職、独立など、周囲のライフコースも多様化してきます。
誰かの正解が自分の正解とは限らないから、基準がわからなくてモヤモヤしてしまうのかもしれません。
いくらあれば安心できるのかわからない
手元にお金がないわけではないのに、どうして貯金額についてモヤモヤしてしまうのでしょうか?
貯金が増えても
「まだ足りない」と思ってしまうから
貯金が増えることはうれしいはずなのに、「これだけあれば大丈夫」と思えない方は多いでしょう。
「もし病気になったら」「もし会社を辞めたら」と、次から次へと新しいリスクが頭に浮かんできませんか?
目標を設定しないままでは、いくら貯まっても「まだ足りない」という状態が続くかもしれません。
急な出費に
いくら備えればいいかわからないから
社会人になると、自分自身の体調の変化や冠婚葬祭、引っ越しなど、想定外のまとまった出費が増えてきます。
「急な出費が重なったら、せっかく貯めたお金があっという間に減ってしまうのでは」というおそれがあるものの、いくら備えておけば安全なのかがわからず、常に漠然とした不安を抱えてしまいます。
他人と自分を比較してしまうから
アラサー世代は、同世代の友人が結婚したり、キャリアのために大きな自己投資を始めるなど、ライフステージの変化が目に見えて増える時期です。
他人の価値観やタイムラインにふれるなかで、「自分は今のペースで置いていかれていないだろうか」と、無意識に焦ってしまうのではないでしょうか?
納得できる貯金額の決め方は?

お金の不安を和らげるためには、自分が納得できる基準を持つことが大切です。ここでは、貯金額の決め方を3つご紹介します。
もしものときに必要なお金を
「生活費ベース」で考える
病気や失業、自然災害などに備えて「生活防衛資金」を用意するのがおすすめです。
家賃や光熱費、食費など、最低限必要な毎月のコストを把握します。生活防衛資金は生活費の3ヶ月〜半年分が目安です。「もしものことがあっても大丈夫」と思えるお金があれば、緊急時も落ち着いて行動できるようになります。
旅行や家電の買い替えなど、日常的な出費には使わないようにしましょう。
未来の選択肢を広げるために
「目的別貯金」をする
生活防衛資金とは別に、自分がやりたいことのために「目的別貯金」をしてみましょう。学び直しや留学の資金、旅行、趣味、独立の準備資金などが当てはまります。
なんとなく貯めるよりも、「〇年後にこの挑戦をするために〇〇万円」と決めることで、貯金が未来の選択肢を広げるための投資に変わります。
ちなみにわたしは大学進学費と引っ越し代を貯金中です!
毎月固定額を「先取り貯蓄」して
残りは気持ちよく使う
給料が入った時点で貯蓄分を別口座に移すのもおすすめです。
収入の1〜3割程度が目安といわれています。無理のない固定額をあらかじめ確保しておけば、残ったお金は日々の暮らしのために罪悪感なく使えます。
「これだけ貯蓄できているから大丈夫」という実感が、生活を楽しむうえで気持ちのバランスを保ってくれるでしょう。
手動でお金を移すとつい使いたくなってしまうので、自動化するのがコツですよ。

