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- わたしたちのヒント -

だれかに背中を見せる経験もしたい

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万年ルーキー!
アラサーだけど
後輩がいたことがありません

「中堅」と呼ばれるくらいには、社会人経験を積んだけれど、自分には後輩がいたことがない。

「先輩」という立場を経験していないことに、「このままで大丈夫かな」と不安を感じている方もいるかもしれませんね。

今回は、後輩がいた経験がないことを不安に感じている方に向けて、心を軽くするヒントをお届けします。

ずっと後輩ポジションだけど……

アラサー世代になったし、そろそろ後輩がいてもいいころ。

でも、少数精鋭の部署で新入社員が入ることはほとんどない。

「新しい人が入ってきて」といったエピソードを友人から聞くことが多くなってきた。

友人の話を聞いていると「指導するのも大変そうだ」と思う反面、中堅的な立場になってきたのに「後輩がいる経験ができていない」ことに不安を感じている自分がいて……。

友人と比較して、後輩がいないことが「何かマイナスになっているのでは?」と不安をいだいてしまうのかもしれませんね。

何を不安に思う?

後輩をもった経験がないことが、どんな不安につながっているのでしょうか。いくつか例をあげてみるので、他にどんな不安がありそうか、一緒に想像してみてくださいね。

指導経験を積む機会が少ない

後輩がいない人は、いる人よりも指導経験を積む機会が少なくなりやすいです。

教え方、フィードバックの仕方、モチベーションの上げ方など、指導については教わるより「やってみて学ぶ」ことが多い領域なので、機会がないと自信がつきにくいです。

「ちゃんと人を育てられるだろうか」と、先のキャリアに不安を感じているのかもしれません。

上司と同期以外の視点がない

年次が下だからこそ、新しい視点や意見がでることがあります。

後輩がいない環境では、どうしても上司と同期だけの「固定化された視点」になりがちです。

異なる視点が少ないことで、自分の仕事がひとりよがりになっていないか、不安を感じているのかもしれません。

「リーダーシップ」の実績がない

「チームを引っ張った経験」が問われる場面が増えてくるアラサー世代。

プレイヤーのときは自分のタスクだけ見ていればよかったのが、「チーム全体が機能しているか」を気にしながら仕事を進めるようになります。

リーダーシップをとることで、「全体を見る視点」がうまれるのです。その実績がなく、全体を見る視点が深めにくいことを不安に感じているのかもしれません。

今の環境だから、できること

後輩がいる人に比べて、成長の機会を逃しているのではないかと不安になりやすいですね。しかし、後輩がいない今の環境でも、できることはたくさんあるはずです。今の環境のままで、心を軽くするためのヒントをいくつかご紹介します。

指導経験は後輩以外からでも

人を指導する経験は、後輩をもたないとできないわけではありません。

人によって得意・不得意はさまざま。目上の人であっても、自分の方が得意なこともあるはずです。

同僚・先輩・上司・パート・アルバイトなど肩書きは問わず、自分の「得意」を生かして自発的に相手に教える・サポートをすることで後輩に指導するのに近い経験を積めるのではないでしょうか。


受け入れる準備をしてみる

「自分より下の視点」をもって、自分の知識・スキルを言語化してみるのはいかがでしょうか。

自分の業務手順をステップ化してみたり、業務マニュアルをつくってみたり、よくあるミスと対策を書き出してまとめてみたり。

受け入れ準備をしてみると、「人に伝える」ことを意識して動くことになるため、結果的に指導に近い経験を積むことにつながるでしょう。

上司からマネジメントを学んでみる

すでにマネジメント経験のある上司から、マネジメントについて学んでみるのもいいでしょう。

フィードバック力の鍛え方、自分の仕事+人の管理をする上でのタスク管理方法、人への仕事のまかせ方など、実践的な知識を得られます。

マネジメントの視点をもつことで、上の立場になった時にすぐ役立つだけでなく、同僚や先輩との接し方やタスクの管理など、自分の業務にもいい影響があるかもしれませんね。

他部署の人に聞いてみる

いつも仕事をしている上司や同期とは、職種や役割が異なる「他部署の人」と話してみるのがおすすめです。

同じ会社であっても、役割が違えば見え方は180度変わるもの。後輩のピュアな視点と同じくらい、新鮮な気づきがえられるはずです。

アラサー世代は「もう聞くほどのことでもないか」と遠慮しがちですが、他部署の人への質問はむしろ歓迎されることの方が多いもの。気軽に声をかけてみるところから始めてみましょう

まとめ

同世代の友人が後輩の話をしているとき、少し遠い気持ちになることもあるでしょう。

そんな時、「どうすれば彼らと似た経験を積めそうか?」を考えながら動くだけでも、「人のことを考えられる人、マネジメント視点のある人」になっているはずです。

きっと、友人とは歩んできた道が少し違うだけ。

「向かっている場所は同じなのだ」と思えるといいですね。

STAFF
text:望月もつき
illustration:towa toubuchi