仕事でのがんばりが報われて昇格が決まったものの、今後は先輩が部下に。
うれしいけれど、昇格後は先輩が部下になってしまうからなんだか気まずさも……。
そんな複雑な気持ちとどう向き合ったらいいか、気持ちを整理するためのヒントをお届けします。
なんだか気まずい……

ずっとお世話になっている先輩がいる。
先輩の背中を追いかけ続けるものだと思っていたら、自分の方が先に昇格して、先輩が部下になった。
会社に努力が認められたことは素直にうれしい。同僚も上司も、そして先輩も祝ってくれている。
でも、「先輩は、自分が先に昇格したことに対してどう思っているのだろう」と考えると、やっぱりモヤモヤしてしまって……。
うれしさと気まずさが入り混じって、これからどうやって先輩と接したらいいか悩んでしまいますよね。
そのモヤモヤはどこから?
そのモヤモヤした気持ちはどうして生まれるのでしょうか。これまでのように穏やかに過ごすために、一緒に気持ちを整理してみましょう。
なんとなく遠慮してしまう
評価されたことに対する喜びの気持ち以上に、「先輩よりも評価されてしまっていいのかな」という戸惑いの気持ちが大きいのではないでしょうか。
これまで後輩として、先輩を敬ってきたからこそ、先輩より役職が上になることに遠慮してしまう気持ちが生まれているのかもしれません。
関係性が崩れそうで不安
先輩・後輩という関係性が心地よくて安心していたのに、昇進したらその関係が崩れてしまうかも。上司と部下の関係になったら、今までみたいに接してもらえなくなるかもしれない。
「かもしれない」不安がたくさん積み重なって、心にブレーキがかかっているのかもしれません。先輩がどう感じているのかがわからないから、モヤモヤが大きくなってしまいますよね。
上司としての振る舞いがわからない
ついこの間まで後輩だったから、急に上司として振る舞うって難しい。上司だからといって、偉そうにしたくはないし……。
ちゃんと上司と部下との関係になっていきたいと考えているからこそ、「上司としてどう振る舞ったらいいの?」と悩んでしまうのかもしれません。
お互いに心地よく

立場は変わっても、今まで通り心地よい関係性でいたいですよね。先輩も自分も、気持ちよく過ごしていくためにはどうしたらいいか、一緒に考えてみましょう。
オンとオフを明確に
オンもオフも全てを上司・部下の関係に寄せすぎると、一気に距離ができてしまいますよね。
仕事の時は上司として役割をきちんと果たし、日常は今までのように。上司としてオンとオフをしっかり切り替えられれば、先輩も「仕事はきっちり、日常は変わっていない安心感」を得られて、気まずさが薄れるのではないでしょうか。
頼れるところは遠慮なく頼る
先輩の方が仕事の経験が豊富なのは、昇進しても変わりない事実ですね。上司と部下の関係になっても、先輩を頼ってもいいんです。
例えば、「先輩のやり方を参考にしたいです」と経験を頼ってみたり、「ここ、先輩にお願いしてもいいですか」と任せてみたり。
敬意を持って先輩と接すれば、これまでの関係を壊すことなく、過ごしていけるのではないでしょうか。
背負いすぎなくてもいい
「自分が昇格して、先輩はどう思っているのかな。」
先輩がどんな気持ちなのか考えて、心が重たくなってしまう時もありますよね。
「傷ついているかも?」「案外あっさり受け止めているのかも?」
先輩の気持ちは、先輩にしかわからないもの。だから、勝手に先輩の気持ちを背負いすぎなくても大丈夫。
万が一、先輩の気持ちを考え込んでしまった時は、「先輩のことをちゃんと気づかえている」と前向きに捉えてみるといいかもしれません。
がんばった自分を褒めてみる
先輩の気持ちや関係が変わってしまうかもと考えると、昇進したことを素直に喜べない自分がいるかもしれません。
でも、自分が評価されたのは、自分の仕事ぶりの結果。先輩の価値が下がったわけでも、自分が何かを奪ったわけでもないんです。
「自分、がんばった!」と努力を認めてあげられるといいですね。

