短い時間で効率的に成果を得るタイパ。
一見、仕事をするうえでとても重要にみえますが、効率化にこだわった結果、逆に自分を苦しめていると感じた経験はありませんか?
心当たりのある方は、もう一度タイパについて整理し、それで生まれた余白をどう使うのがいいのかを一緒に考えていきましょう。
ひと仕事終えてまた仕事のループ

社会人歴をそれなり重ねたアラサー世代。
仕事を割とこなせるからこそ、質はもちろんのこと、コスパにもこだわりたくなりますよね。
仕事をリズムよくさばけば、調子もあがってきて気分もあがる。
それを繰り返しているうちに、いつの間にかコスパを追い求めることが当たり前になってきて、タスクが完了したそばから、次のタスクを組み込むように。
あれ?効率化しているのはいいけれど、なんだかタスクが前より増えてる?
それに常にタイパを意識しているからか、頭が休まらずまるでずっと全力で走っているマラソンみたい……。
元々は効率よく仕事をこなして満足感を得たかったはず。
でも、タイパを突き詰めれば突き詰めるほど、なぜか息苦しくなって、仕事の手応えまでも薄れてきて、逆に虚しさを感じてきてしまうこともあるかもしません。
どうして仕事の手応えが薄れる?
タイパを意識すると、なぜ手応えが薄れてしまうことがあるのでしょうか。いくつか例をあげるので、一緒に考えてみましょう。
達成感を感じる隙がない
効率があがると空いた時間にすぐ次の仕事を詰め込んでしまいがちです。しかし、一つの仕事が終わった瞬間に次がスタートする状態では、達成感に浸る間もありません。
常に「次のタスク」に追われていると、せっかく仕事をやり遂げても実感が持てず、手応えが薄れてしまいますよね。
まだある仕事に目がいく
常に仕事がある状態だと、「終わった仕事」よりも「残っている仕事」に目がいくため、仕事が全然進んでいない感覚になるでしょう。
また、今やっている仕事だけに集中するのではなく、同時並行で次のタスクも考えていると、常に残っている仕事を考えている状態で終わりが見えないですよね。
仕事の意味が感じられない
タイパを追い求めて仕事を細かく切り分けすぎると、かえって手応えが薄れてしまうこともありますよね。一つひとつの作業を効率化しようとするあまり、全体像が見えなくなり、「自分が何のために、何を作っているのか」という実感が持てなくなることも。
効率よくタスクをこなしているはずなのに、どこか「パズルのピースを淡々と運んでいるだけ」のような感覚に陥り、自分が取り組む意味を見失ってしまうのかもしれません。
納得感のある余白の使い方

タイパで生み出した余白は、せっかくなら納得あるものにしたいですよね。いくつかヒントをお伝えするので、参考にしてみてください。
達成感を味わう
自分がこなした仕事を振り返りつつ、達成感を味わう時間にするのはいかがでしょうか。
仕事を詰め込んでいると、自分が何をしたのか曖昧になりがちです。何をどこまでできたのか書き出すと「こんなにできてたのか」と実感できます。
対応漏れがあったら気づけるので、ミスを未然に防げるという安心感もありますよね。
ご褒美として使う
仕事の効率をあげて、余白をつくれた自分へのご褒美時間として使うのも素敵です。
コーヒーと一緒に甘いものを食べたり、自分が好きなことに時間を使ったり。タイパを意識していると常に余裕がない状態になりやすいので、ご褒美時間を堪能してくださいね。
意味づけの時間にする
仕事に意味を感じられなくなっていたら、余白時間を使って「この仕事、やってよかったな」と思える理由を探してみるのも一つの手です。
たとえば、自分がした仕事で誰の役に立ったかを考えたり、うまくできたポイントを振り返ります。
改善できる部分を探すのもいいですが、すでにがんばっているので反省はほどほどにして、ポジティブな振り返りを多めにしてみてくださいね。

