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- わたしたちのヒント -

両親を想う気持ちはあるのです

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実家にぜんぜん帰ってない。
なんだか後ろめたさを感じたら?

社会人になりたてのころは、さびしさやつらさをまぎらわせるようによく実家に帰っていたのに。気づけば最近は、すっかり帰らなくなっている。

「そういえば、最後に帰ったのいつだっけ?」

仕事やプライベートが忙しくなって、実家に帰ることの優先度がいつのまにか下がっている。それ自体は自然なことのような気もするけれど、ふとしたときに「ちょっと申し訳ないな」と思ってしまうこともあるかもしれません。

この記事では、実家に帰らないことに後ろめたさを感じてしまう理由を紐解きながら、無理のない距離感をつくるコツについて考えてみます。

最近実家に帰ったのはいつだっけ?

年末年始は友人との旅行を入れたり、予定が重なったりして、なんとなく実家に帰るタイミングを逃してしまう。仲が悪いわけではないのに、帰省がどんどん後回しになっている……そんな人もいるかもしれません。

新社会人のころは、仕事の愚痴を聞いてもらったり、少し元気をもらいに帰ったりしていた。でも、年齢を重ねてくると「まだ愚痴を言っていると思われたくないな」と感じたり、なんとなく弱い自分を見せづらくなることもありますよね。

また、自分がいない時間を重ねてきた実家は、少しだけよそよそしく感じることもあります。前に帰ったとき、特別なことを言われたわけではないのに、「もうここは自分の居場所ではないんだな」と感じた人もいるかもしれません。

そんな気持ちにふたをしながら、忙しさを理由に、気づけばしばらく帰っていない。そんなこともあるのではないでしょうか。

その後ろめたさはどこから?

なぜ、実家に帰っていないことを少し後ろめたく感じてしまうのでしょうか。

親に「たまには帰ってきて」と言われる

親はきっと軽い気持ちで言っているのだとわかっていても、「さみしいと思っているのかな」と考えてしまうこともありますよね。

言った本人は覚えていないかもしれない小さな一言でも、言われた側には、なんとなく心に残るもの。それが、「帰っていない自分はよくないのかも」という気持ちにつながることもあります。

親孝行ができていないと感じる

大人になってから、親との関係の正解がわからない。そんな感覚を抱いたことがある人も多いかもしれません。

親孝行ってなんだろう。実家に帰ること?連絡をまめにすること?

答えは人それぞれなのに、実家の近くに住んでいたり、頻繁に帰省している同世代を見ると、「自分はちゃんとできていないのかも」と感じてしまうこともあります。

無理のない距離感を作るコツ

いまのままの自分で、親とのいい距離感を築くための方法を考えていきます。

実家に帰ることにこだわらない

「親孝行=実家に帰ること」と思ってしまうと、帰れていない自分に対してどこか後ろめたさを感じてしまいます。

でも、親との関わり方は帰省だけではありません。連絡を送ってみたり、たまに電話をするだけでも、きっとよろこんでくれるはずです。

大切なのは、無理をして帰ることよりも、つながりを持ち続けること。「帰らない=関係が遠くなる」と考えなくてもいいのかもしれません。

自分を優先することを許す

仕事や友人との予定、自分の休息の時間。大人になると、自分の生活リズムが少しずつできてきます。

実家に帰ることを優先できない時期があっても、それは決して悪いことではありません。自分の暮らしを大切にしているからこそ、自然とそうなっているだけかもしれないからです。

「今は自分の生活に集中する時期」と思ってみると、少し気持ちが軽くなることもあります。親との関係も、長い時間の中で続いていくもの。今の自分にとって無理のない距離を見つけていきたいですね。

旅行に出かけてみる

実家に帰る代わりに、親と一緒にどこかへ出かけてみるのもひとつの方法です。

家に帰ると、どうしてもいつもの家族の役割に戻ってしまったり、なんとなく会話がぎこちなくなってしまうこともあります。

でも、旅行のように少し環境が変わると、自然と新しい会話が生まれることも。一緒においしいものを食べたり、景色を見たり。ふだんの生活の延長ではない時間だからこそ、案外リラックスして過ごせることもあるかもしれません。

親との時間も、自分の暮らしも、どちらも大切にできる距離感。そんな関わり方を見つけていけたらいいですね。


まとめ

実家に帰る頻度に、正解はありません。

帰ることが多い人もいれば、今は少し距離を置く関係が心地いい人もいる。

大切なのは、「こうしなきゃ」と思い込むことよりも、今の自分にとって無理のない関わり方を見つけていくことなのかもしれません。

STAFF
text:daen
illustration:anco