2025.07.23
スーパーコンピュータ「富岳」そうめん
「1秒間に約44京2010兆回計算ができる物ってなーんだ?」
※1京=1億の1億倍
正解はスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」です。日本人全員(約1億2000万人)が一心不乱に計算したとしても100年以上かかる問題量を、「富岳」は1秒間でこなしてしまうのです! すご。
そんな計算が得意な「富岳」をもっとたくさんの人に知ってもらいたくて、ちょっと変わった商品を作ってしまいました。
これが「富岳」だ!

写真提供:理化学研究所
「富岳」は家庭用のパソコンでは通常1個の頭脳「CPU」が約16万個搭載されており、圧倒的な計算力で社会問題の解決や化学の進歩に貢献する、日本が世界に誇るスーパーコンピュータです。「CPU」が入った大きな「計算機ラック」がサッカーコート半分くらいの面積の広い部屋に設置され、その数なんと約400台!
「富岳」というなまえは、日本一高い富士山のように高い計算能力を持ち、裾野が広い富士山のように幅広い分野で多くの研究者に使ってもらいたいという願いが込められています。

写真提供:理化学研究所
「富岳」の計算機ラックの内部には「CPU」が入ったCMU(CPUメモリーユニット)が搭載され、青いケーブルが張り巡らされています。
「富岳」って何がすごいの?
①世界最高峰の計算性能!※「富岳」のすごさは圧倒的な計算速度。その能力を使って感染リスクのシミュレーションをしたり、予測がむずかしい地震やゲリラ豪雨などの災害予測に役立てられることも。
②新型コロナウイルス対策でも活躍。
③「防災」「エネルギー」「ものづくり」「科学」「医療」など幅広いテーマで使用。
※2020年6月の性能ランキングで4冠、2025年6月現在も1部門で1位。
スーパーコンピュータ「富岳」は今も陰ながら私たちの社会問題の解決や科学の進歩に貢献してくれています。そのひたむきな努力と頭脳明晰さに何だか胸がキュンとしませんか?
商品誕生のきっかけは、スーパーコンピュータ×麺!?
「富岳」を運用している理化学研究所計算科学研究センターのみなさんにお話を伺いました。そこで出されたのが、「美しく束ねられたケーブルが麺に見える……。」という何とも刺激的なご意見。「富岳」に携わる研究者さんの唯一無二のその視点に惹かれて商品作りがスタートしました!

広ーい会議室での意見交換会。「富岳」の魅力を伝えたくて一同真剣です。
「富岳」推しのみんなで作りました!

「富岳」の能力を象徴する大量のケーブルから着想を得て作った、木箱入りの青色そうめん。「富岳」の特徴的な青いパネルが印刷された木箱を開くと、中にはラック内部のケーブルが印刷された台紙が。1850年創業、175年の歴史を持つそうめんの老舗「池利」さんの美しい青色そうめんが、ケーブルよろしく鎮座する逸品です。

台紙下の2段目には4束、全部で6束のそうめんが入っています。


美しい化粧箱は理系の学生さん、研究者さん、コンピューター関係のご友人へのギフトにもおすすめです。食べ終わった後は小物入れとしても使えますよ。
本物の「富岳」と比べてみました!


木箱を開けた瞬間から食べ終えるまで、「富岳」の魅力を堪能できる青色のそうめん。
遠い存在だったスーパーコンピュータに何だか親近感を覚えること間違いなしです。今日も世界のどこかで私たちのために鋭意努力してくれている「富岳」に思いをはせながら、日本が誇る技術の結晶を味わって。
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「富岳」の頭脳、CPUがコンパクトミラーに

「富岳」の頭脳が何だかかわいい……
きらめく虹色のCPUがかわいくて、いつでも眺められるコンパクトケースを作ってしまいました。「富岳」を運用する理化学研究所の職員さんからの「CPUが虹色にきらめいてかわいいんです!」の一言から誕生したアイテムです。

仕切り付きの2部屋のケースに薬やサプリを入れられます。

小さなアクセサリーを持ち運ぶのにもおすすめ。

ケース背面には特別感のある「富岳」とYOU+MORE!のロゴ入り。
最先端のテクノロジーを手のひらサイズに
「富岳」の計算力の要であるCPUを、意外な形で楽しむことができるユーモアたっぷりのアイテム。
虹色のグラデーションにキラキラのラメ、ころんとかわいいフォルムだけど、実は「富岳」のCPUチップだった! という意外性を日常生活でぜひ楽しんでくださいね。

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理化学研究所
神戸にある理化学研究所計算科学研究センターは、スーパーコンピュータ「富岳」を運用し、科学技術と社会の未来を切り拓く研究機関。計算科学の力で、幅広い社会課題の解決に貢献しています。理化学研究所計算科学研究センター センター長 松岡聡氏と職員のみなさま、フェリシモ企画担当との記念撮影。


